「あうんの呼吸」が味の決め手 仲良し夫婦の豆腐屋が閉店 48年の歴史に幕
記事投稿日:2020/04/27 15:00 最終更新日:2020/04/27 15:00
木箱に入れた島豆腐を持つ平田永佶さん(右)とゆし豆腐を持つ初江さん=23日、豊見城市高安の平田豆腐店
創業48年。夫婦二人三脚でやってきた。地域と共に歩んできた。豊見城市高安にある平田豆腐店が26日、48年の歴史に幕を閉じる。寡黙な平田永佶(えいきち)さん(86)と明るくおしゃべりな妻の初江さん(83)は「寂しいね」とぽつり。「大好きな仕事」の最後の日が迫る中、永佶さんは「いつも通りやるだけ」、初江さんは「ありがとうの気持ちです」と目を潤ませながら語った。豆腐屋の朝は早...