視察クラスター・沖縄自民会派が謝罪 「大人数で離島、深く反省」
先島地方視察で新型コロナウイルスのクラスターが確認されたことについて謝罪する自民会派のメンバー=9日、県議会 画像を見る

 

沖縄県議会野党会派の沖縄・自民は9日、会派室で記者会見を開き、県議団による離島視察で議員12人が新型コロナウイルスに感染した問題について謝罪した。会派代表の島袋大氏は「県民の皆さまに不安と迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる。会派として反省を踏まえこれまで以上の注意を払い活動を再開させていただきたい」と述べた。

 

自民会派は10月18~21日の日程で与那国町、石垣市、宮古島市を視察し、夜には地元の首長や議員らと居酒屋で懇親会を開催していた。視察には会派に所属する19人のうち、18人が参加し、12人の陽性が確認された。自民側によると、8日までに10人が退院した。重症化した議員はいなかったという。

 

島袋氏は離島視察について、「離島振興は県の重要課題で来年3月に期限切れを迎える過疎法や新たな沖縄振興計画の調査を目的に実施した」と説明。懇親会を含めた視察先での行動については「大人数で離島に行き、結果的にクラスター化し、行政や県の出先機関にも迷惑をかけた。人数を制限するなどの考え方もあったと反省している。また、人数が多い中で食事をした点も含め深く反省している」と釈明した。

 

自民会派によるクラスター発生を巡っては、県議会も対応を協議し、今後、県議会として議員視察の在り方などを含め今回の一連の経緯を検証し、新型コロナに対する新たな対応指針を策定する方針で一致している。【琉球新報電子版】

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