到着した新型コロナウイルス用ワクチンの入ったディープフリーザー(奥中央)と梱包されていた配送箱(手前中央)=3日午後、南風原町新川の県立南部医療センター・こども医療センター 画像を見る

医療従事者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が5日から県内で始まる。本島は3日に搬入された5病院の医師らや感染患者のいる近隣の医療機関、消防の救急救命士らへの接種が順次進められる。

 

現在県内に届いているのは7箱(1箱195瓶)。うち1箱は4日に県立八重山病院に、1箱は県立宮古病院に5日に届けられる。8日の週に県内に配送される予定の7箱を合わせると、医療従事者1万3650人~1万6380人の1回分に相当する。1人2回接種する必要があり、県内で対象の医療従事者は約5万7千人いるため全体に行き渡る量には達しない。政府は3月22日の週以降に追加配送すると説明している。

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