玉城デニー沖縄知事は16日、ツイッタージャパンの笹本裕代表とツイッタージャパンの公式アカウントで、オンライン対談した。県内の新型コロナウイルス感染症対策に関し、玉城知事は空港で採取した唾液でPCR検査が受けられる「那覇空港PCR検査プロジェクト(NAPP)」を紹介し「離島に行く時にも利用できる。できるだけ本島から離島に行く場合、PCR検査を受けられる仕組みをつくろうと取り組んでいる」と説明した。
笹本氏が玉城知事に質問していく形で対談が進んだ。玉城知事は「1週間の新規感染者が50~60人程度なら、経済を回したり観光客を迎えたりできる」とした上で、現在は下げ止まりしているとして「まずは安全・安心の島を構築する」と感染対策に力を入れる考えを示した。
両者はツイッターの利用方法についても意見を交わした。玉城知事は衆院議員時代の2010年からツイッターを利用している。「双方向でのやりとりがツイッターによって革命的にもたらされた」としつつ、匿名性に関して発言に注意する必要があると指摘した。笹本氏は玉城知事のツイートについて「県のことも分かるし、知事の人柄も伝わってくる」と評価した。
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