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新型コロナウイルスの新規感染者が5日連続で90人を超えるなど、沖縄県内で感染拡大が続く。現時点での患者数を示す「療養者数」が842人に達し、「病床占有率」は94.4%と90%を超えた。「新規PCR検査の陽性率」も7.3%に上昇するなど、警戒レベルの判断指標は4項目が第4段階の「感染蔓延(まんえん)期」に達した。

 

入院患者の増加を受け県は3日、沖縄本島の医療フェーズを最大の5に引き上げ、病床数を408に増やす計画を進めた。一般病床(非コロナ)の利用率は本島中部で98.8%、本島内で91.6%と高水準が続いている。4日現在のコロナ患者病床数は301床で病床数は増やせておらず、病床占有率は上昇した。

 

判断指標7項目では「感染経路不明な症例の割合」が53.9%に上昇し、第3段階に引き上げられた。4日の新規感染者のうち62人が調査中のため、数値が上がったとみられる。この指標は70%を超えると第4段階の水準となる。

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