沖縄市工芸フェア期間中、廃車に鮮やかな花を描いたライブペイントをしたHAYATO MACHIDAさん(左)=3月12日、沖縄市の一番街商店街内 画像を見る

【沖縄】沖縄市にある電気設備会社「Banana concept(バナナコンセプト)」(仲宗根巌代表)は沖縄市工芸フェア期間中の3月12日、無償提供したイギリスの廃車ミニクーパーに鮮やかな花を描くライブペイントでイベントに花を添えた。

 

コロナ対策のためコザの街なかで分散開催した沖縄市工芸フェアを盛り上げようと一番街商店街内で画家のHAYATO MACHIDA(町田隼人)さん(25)へ依頼し、ライブペイントを行いイベント期間中の3日間展示を行った。

 

町田さんは北谷町出身でニューヨークヘアート留学の経験もある。「今回のペイントでは花をモチーフにしてコザに集まる人、コザで暮らす人、たくさんの方々と話す中で出会った方々を花で表現した。絵を見て声を掛けてくれる人を鏡のようなイメージで、僕が得たうれしい時間を作品として描いた」と話した。

 

ペイントされた車のオブジェはオークション販売する。主催者の仲宗根さんは「売り上げの一部はコザゲート通りなど街なかに花木等を植える美化活動の資金に充てる。今後も街の美化活動を継続していきたい」と抱負を述べた。
(喜納高宏通信員)

【関連画像】

関連カテゴリー: