なぜ?沖縄の海が真っ赤に…正体は大規模なサンゴ産卵
記事投稿日:2021/05/28 14:00 最終更新日:2022/04/04 16:30
サンゴの卵や幼生が集まった帯状の固まり「スリック」が漂着した海岸=26日、本部町備瀬(前田巌さん撮影)
【本部】本部町備瀬の海岸で26日未明、サンゴの卵や幼生が集まった帯状の固まり「スリック」が大量に漂着した。25日夜、近海のサンゴの大規模な産卵があったとみられる。海岸沿いの300メートルが真っ赤に染まり、独特の磯のにおいが漂った。生命の営みの光景を目の当たりにし、前田巌さん(51)は「こんなに赤い海を見たのは初めてだ。備瀬の海に生息する豊かなサンゴが、しっかりと成長して...