地域
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電気や水道がなくても使える水洗トイレ 災害時やインフラが整っていない場所での活用期待
2020/01/20 13:15建設業の光建設(糸満市、徳元猛社長)、沖創工(那覇市、伊佐一社長)、アルコ(三重県、中山和己社長)が2014年から開発に取り組んできた、電気や水道がない場所でも使える移動可能な水洗トイレ「ミニソフィ」が完成した。微生物が含まれた浄化槽で汚水を浄化し、200リットルの水タンクの水を循環させて使う。インフラが整っていない離島や観光地での活用や災害時の避難所への設置などを見込む。3月末まで糸満市西崎運動 -
「沖縄の豚肉文化を百年、二百年と残すために」 今こそと立ち上がる関連業者たち
2020/01/20 13:15【中部】うるま市と沖縄市で豚熱(CSF、豚コレラ)の発生が相次いだことを受け、本島中部では出荷制限などの影響が広がっている。沖縄の豚と食文化の継承に取り組む、うるま市のアンダカシー専門店「龍華」の國場麻梨江さん(35)は、県産豚肉の買い控えなどを危惧している。「沖縄の豚と農家が苦しんでいる今だからこそ、ウチナーンチュの“ゆいまーる”の心で助け合おう」と訴える。豚熱発生の一報を聞いたときは「悲しみを -
下地幹郎氏、辞職せず 無所属で国会活動続行を宣言
2020/01/20 13:15日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業の元幹部から現金100万円を受領したとして日本維新の会から除名処分された下地幹郎元郵政民営化担当相(58)=比例九州=は18日、無所属議員として国会活動を続けると表明した。那覇市おもろまちの事務所で記者団に語った。今月6日の会見で現金の受領を認めた下地氏は7日以降、出身地である宮古島市など県内各地を回り、後援会関係者や支持 -
「冬のスイカ」全国発信 JA、東京で今帰仁産PR
2020/01/17 14:00【東京】「日本一早いスイカ」として今帰仁村産のスイカの認知度を県外で高めようと、JAおきなわは15日、東京都内で試食宣伝会を開いた。早朝は豊洲市場内で仲買人を対象に、午後は玉川高島屋で消費者相手にスイカを食べてもらい「冬のスイカ」をPRした。買い物客は試食のスイカを「珍しい」「甘くておいしい」と頬張り、今帰仁スイカを買い求めた。JAおきなわ今帰仁支店ハウススイカ生産部会(23人)の豊里友作会長(3 -
元来生息しない場所になぜ… 世界遺産推薦地にウサギ 外来種による生態系への影響懸念
2020/01/17 14:00【国頭】世界自然遺産の推薦地である沖縄県国頭村謝敷で11日夜、ウサギ3匹が目撃された。やんばるの森には元来ウサギは生息しておらず、関係者は外来種による生態系への影響に警鐘を鳴らしている。沖縄生物教育研究会員で生物教員の知花史尚さん(52)が11日午後10時半ごろ、国頭村謝敷の県道2号沿いでウサギ3匹を目撃し、写真に収めた。体毛は灰色と黒で、体長は20センチ程度だったという。知花さんは「ウサギは小柄 -
第7回世界のウチナーンチュ大会、2021年10月末に開催 玉城知事「沖縄のチムグクル発信」
2020/01/17 14:00玉城デニー知事は16日の定例記者会見で、2021年10月28~31日にかけて「第7回世界のウチナーンチュ大会」を開催する方針を発表した。玉城知事は「本大会が世界のウチナーンチュの心を一つにし、沖縄のチムグクルを世界に発信する契機とし、ウチナーネットワークのさらなる継承・拡大につながるよう取り組む」と述べ、世界中からの参加と支援協力を呼び掛けた。前回大会で定めた10月30日の「世界のウチナーンチュの -
FC琉球、J1昇格へ始動 小野伸二「笑って終わるシーズンにしたい」 選手がストレッチで軽い汗
2020/01/16 14:00サッカーJ2のFC琉球は14日、沖縄県八重瀬町の東風平運動公園サッカー場で2020シーズンへ向けた全体練習を行い、本格始動した。昨季はJ2初参戦で14位に終わった。2季目の樋口靖洋監督は「(J1昇格)プレーオフに進出し、J1へチャレンジしたい」と強調し、最高峰の舞台への挑戦が始まった。この日は新加入の選手12人を含めた26人が練習に臨んだ。午前は9時半から1時間ほどミーティングを行い、ストレッチや -
沖縄は桜の季節です 山は鮮やかピンク色
2020/01/16 14:00【本部】沖縄県本部町の八重岳でヒカンザクラのつぼみがほころび、ピンク色に山を彩り始めている。町によると15日現在、山頂付近が五分咲き、中腹が三分咲きで今週末から来週がピークとみられる。18日に「日本一早咲き」をうたうもとぶ八重岳桜まつりが始まる。15日は桜並木を楽しみながらゆっくりと車を走らせるドライバーや、記念撮影を楽しむ家族連れらの姿が見られた。那覇市から夫婦でドライブがてら訪れた仲田洋亮さん -
走行ルートをAIが最適化 沖縄県が観光周遊バスの実証実験
2020/01/16 14:00沖縄県は2月1日から、首里城復興支援を兼ねた周遊型観光サービス「ワン・ツー・スマイル・シャトルバス」の実証実験を始める。首里城や那覇空港、那覇市内のホテル9施設など14カ所に乗車ポイントを置き、スマートフォンのアプリでタクシーのように呼ぶことができる。利用者の乗降希望を人工知能(AI)が判断し、最適な走行ルートを決める。料金は1480円で1日乗り放題で、運行は午前6時~午後11時。料金には玉陵(た -
宿泊に食事、ジンベイザメ観察、やちむん体験にも利用可能 ふるさと納税返礼品に電子ポイント 沖縄・読谷村
2020/01/15 14:45【読谷】読谷村は、ふるさと納税の返礼品として電子ポイントを贈呈する「ふるさとチョイス電子感謝券」の導入を開始した。ポイントは企画に賛同した村内の飲食店や宿泊施設などの加盟店30店舗での支払いに使用できる。県内では今帰仁村に続き2例目。加盟店は年度末の3月には60店舗以上となる見込みで、一つの自治体が有する加盟店舗数としては全国最大規模となる。昨年12月19日に村役場で記者会見があり、石嶺伝実村長ら -
首里城再建20歳の誓い 「自信を持っていきていく」 火災翌日から募金活動「沖縄のために」
2020/01/15 14:45【浦添・那覇】首里城の再建を見据え、20歳の誓いを新たにする大学生がいる。県立首里高校の卒業生で中京大学スポーツ科学部(愛知県名古屋市)に在籍する上地日向(ひなた)さん(20)=浦添市出身=だ。首里城火災の翌日からクラウドファンディングで再建のための募金を集め、12月に那覇市に寄付した。成人の日を前に沖縄に帰省した上地さんは1月7日、高校卒業以来約2年ぶりに首里城の施設内に足を踏み入れた。首里城を -
沖縄の在来豚アグーを隔離移転へ 政府が検討 豚コレラ感染から守る狙い
2020/01/15 14:45江藤拓農相は14日午前の会見で、沖縄県での豚コレラ(CSF)発生を受け、沖縄の在来豚・アグーの種豚を隔離し移転することを検討していると明らかにした。県外への移動は家畜伝染病予防法上難しいとみられ、移動先は養豚農家がいなく豚コレラが広まる可能性が低い県内の離島が検討されているとみられる。江藤農相は「移動に関する費用や施設は国が全額助成したい」とし、県と議論を進める考えを示した。豚コレラの感染が拡大す -
世界遺産登録目指す西表島、入島人数の上限設定へ 沖縄県が方針
2020/01/14 17:00「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を目指す沖縄県は、持続可能な観光の在り方に向けて年度内に策定する「マスタープラン」で、竹富町西表島への観光客の入島人数に上限を設ける方針を固めた。上限は規制値ではなく目標値とする一方、定期的に入島状況をモニタリングする計画。世界自然遺産登録で島を訪れる観光客数が増えることが予想されるため、自然環境への過大な負荷を避ける狙いがある。30日 -
宮崎政久議員、衆院選後にIR疑惑の容疑者と会食
2020/01/14 17:00日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で贈賄容疑で逮捕された容疑者の男(48)との関係を巡り、自民党衆院議員の宮崎政久法務政務官(54)=比例九州、弁護士=と容疑者の男が13年10月に会食していたことが10日、分かった。宮崎氏はこれまで12年の衆院選以降、容疑者の男との接点はないと説明してきた。宮崎氏は本紙に対し書面で「記憶にはないが、写真があるのであれば食事をしたことは -
米シアトル・マリナーズでメジャー登板目指す沖縄出身選手
2020/01/14 17:00米大リーグのシアトル・マリナーズでメジャー契約締結に向け鍛錬を積む県勢選手がいる。砂川ジョセフ・オブライエン投手(22)=北中城高―米・サザンネバダ大出=は最速156キロの速球に5種類の変化球を武器に、大学時代は三振の山を築き、2018年のドラフトで指名された。昨年12月に帰省し、自主トレーニングに励んでいる。19年まではけがで結果を残せていない。ことしは「日頃お世話になっている人のため、早くマウ -
1日2組限定「地元客はお断り」のレストランが沖縄久米島に 満天の星を眺めながら旬の食材を堪能
2020/01/10 14:00【久米島】久米島町宇根に星空の見えるガーデンレストランが誕生し、「非日常が楽しめる」とひそかな人気を呼んでいる。満天の星を眺めながら、鳥のさえずりに耳を澄まし、旬の自家製食材を使った沖縄家庭料理を味わう。腕を振るうのはオーナーの真栄平重信さん(73)、京子さん(58)夫妻。1日2組限定で、「地元客はお断り」。そこには「県外の人と久米島をつなぐ場にしたい」との思いがある。真栄平さん夫妻は3年前に結婚 -
ホームラン多く打って恩返し 首里城再建で山川選手が寄付 那覇市にファンのも合わせ560万円
2020/01/10 14:00プロ野球埼玉西部ライオンズの山川穂高選手が10日、那覇市役所を訪れ、首里城再建に向け自身とファンからの寄付金計約560万5千円の目録を、城間幹子市長に手渡した。山川選手は「火災後すぐに『力になりたい』と関係者に連絡した。僕がもっと活躍すれば、沖縄の皆さんの力になれると思う。これからも頑張りたい」と話した。寄付金の内訳は自身からが500万円で、ファンからが約60万円。ファンからの寄付金は昨年11月の -
坂本龍一さん呼び掛けで署名3倍に 辺野古新基地建設中止の署名
2020/01/10 14:00世界的音楽家の坂本龍一さんが名護市辺野古沖の新基地建設海域を視察し、署名呼び掛けがSNSで拡散したことを受け、新基地建設の停止を求める署名が増えている。4日、フェイスブックの「Ryuichi Sakamoto」ページで「署名しよう!」と呼び掛けられると、それまで5千に満たなかった署名が7日午後9時までに1万5千を超え、約3倍に達した。署名は、科学者らでつくるNGO「ミッション・ブルー」が世界的にも -
ハブ捕り名人もびっくり!2メートルの大物ハブ捕獲 体内からはヤンバルクイナも
2020/01/09 13:00【名護・国頭】ハブ捕り名人の眞喜志康弘さん(62)=名護市=が20日、国頭村辺野喜で約2メートルの大物ハブを捕獲した。年間2千匹ものハブを捕まえるハンターも「こんな大物にはめったに出合わない」と驚いた。ハブの体内からは捕食されたヤンバルクイナも出てきた。同日午前2時、村辺野喜の山中でハブを発見。生け捕りにした後、ハブ酒にしようと同10時すぎに市仲尾次の龍泉酒造に届けた。黒澤誠二工場長によると「大き -
沖縄で再びインフルエンザ流行注意報 5~9歳で多く
2020/01/09 13:00沖縄県地域保健課は8日、第52週(12月23~29日)に1医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が11・17人となったため、流行注意報(基準値10人以上)を発表した。県内では昨年、冬場の流行期を過ぎた後も8~10月に患者が増加。A型が多かった当時と比べB型の検出割合が高くなっているため、同課の担当者は「既にかかったという人も注意が必要」としている。年齢別では5~9歳が121人で最も多く、1~4歳 -
精肉店、飲食店主らは風評被害を懸念 「豚肉は安全。丁寧に説明するしかない」
2020/01/09 13:00沖縄県内で豚コレラ(CSF)の感染が確認された8日、県内の精肉店や飲食店などからは風評被害を懸念する声が聞かれた。ただ店主らは「豚肉は安全。安心してほしい」と強調する。「沖縄で発生するのも時間の問題と思っていた」。うるま市石川の丸政精肉店オーナー・伊波宏幸さん(58)の声は暗い。豚コレラは人に感染せず、仮に感染した肉を食べても人体に影響はない。それでも不安がる客もいたといい、「売り上げが落ち込むこ -
衛星で漂着ごみ観測へ 定点カメラ、ドローン連携 琉大・民間企業が挑戦
2020/01/08 14:00人工衛星、ドローン、陸上の定点カメラを組み合わせ、海岸に漂着する海ごみを観測するプロジェクトが7日、始動した。企業と琉球大学や長崎大学などの研究機関がチームを結成し、プロジェクトに挑む。まずは沖縄や長崎県・対馬でごみの漂着状況を把握する予定で、将来的には地球レベルでの効率的なごみ回収、漂着予想を目指す。同プロジェクトは、海岸を撮影した衛星画像を分析することで、ごみの漂着状況を知ることができる診断シ -
クルーズ船寄港、那覇港が全国最多に 2019年260回、博多港抜く
2020/01/08 14:002019年の那覇港へのクルーズ船寄港回数が前年比7%増の260回となり、15年から18年まで4年連続で全国トップだった博多港(福岡)の229回を上回り、初めて全国最多となったことが分かった。県内では石垣港が同38.3%増の148回(速報値)、平良港が同2.8%増の147回、中城湾港が同25%減の21回だった。4港の合計は速報値で576回となり、18年の528回を上回って過去最多となる。15年は県内 -
豚コレラ感染、沖縄の養豚場で確認 393頭殺処分へ
2020/01/08 14:00沖縄県うるま市の養豚場で豚コレラ(CSF)に感染した疑いがある豚が発見された件で、県農林水産部は8日午前、農林水産省の検査の結果で陽性反応が出たと発表した。県内での豚コレラ感染は1986年10月以来となる。県は同養豚場が飼育する393頭を殺処分する。沖縄の主要産業の一つである畜産業への影響は避けられない。6日、養豚場からの通報を受け、沖縄県が実施した簡易検査では陽性反応がすでに出ており、農水省も詳 -
美しすぎる~ 久米島に離島留学した東京出身の写真家が撮り続ける島の魅力
2020/01/07 14:00【久米島】自然美に魅せられて県立久米島高校に離島留学し、卒業後も久米島町の星空などを撮り続けている写真家・映像作家がいる。東京都渋谷区出身の福林開さん(19)。被写体を求めて国内外を飛び回る福林さんは「『ここだ』と思うのは久米島。圧倒される自然がある」と話し、島の魅力を写真と映像で発信している。雑踏の中で育ったが、元々、自然や生き物が大好きだった。母親から離島留学を勧められ、試験前に初めて久米島を