「昨年12月、ある在日コリアンの女性に向けてヘイトスピーチを投稿し続けたTwitterユーザーに罰金30万円の略式命令が下されました。Twitter社が発信者の情報照会になかなか応じなかったこともあり、判決が下されるまでにかかった年月は3年半。今年4月には総務省が情報開示の手続きを見直しすることにしましたが、現行法には限界があります。そのため、さらなる法整備の必要性を訴える声が上がっています」(全国紙記者)

 

「テラスハウス」に出演する新野俊幸(31)は23日、Twitterで木村さんとのLINEでのやり取りを明かしている。新野が大量の中傷を受けた際に木村さんは「視聴者は一部分しか見れずに可哀想だなーと思うよ」といい、「お互い頑張ろうね!」と声をかけてくれたという。そうして仲間を励ましていたが、木村さんはネット中傷への苦しみを明かして亡くなった。

 

「気にするな」ではなく法を。それこそが抑止力ではないか――。「#SNS上の誹謗中傷が法に基づいて裁かれる社会を望みます」の元には、こんな声が集まっている。

 

《「批判」と「誹謗中傷」の区別ができない、顔が見えないのをいいことに刃物をブンブン振り回す。ネット社会の今、法的措置がないとまた誰かが殺されます》
《今でも可能なんだろうけど、抑止力としては無いに等しい。誹謗中傷はなくならないにしても、野放しにするべきではないと思う》
《被害者が傷つきを回避したところでデマや中傷は流され続けるんだよなぁ…》
《一刻も早く取り組みを。リテラシーや道徳教育だけではもう限界だと思います》

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