もともとストイックとは言い難かった瀬戸選手だが、成功はいい方向には働かなかったようだ。
「ANAとの所属契約は5年間で総額5億円といわれています。彼が東京都内に3階建ての自宅を建てたのは23歳のときでした。
自ら節制に励むタイプではなく、最近は都内各所で飲み歩く姿が目撃されていました。また今年4月には、10歳のころから指導を受けてきたベテランコーチとの契約を解消し、コーチ経験のない同級生をコーチに据えたことが話題になっています。つまり不貞発覚当時は、彼の行動に苦言を呈することができる人物が周りに誰もいなかったのです」(競泳関係者)
9月24日に瀬戸選手は不貞を認め、謝罪文を所属事務所のHPに掲載。なぜか夫に裏切られた被害者であるはずの優佳さんの直筆謝罪文も同時に公開された。
《今後、どのような形で皆様の信頼を回復していくことができるか、そして私たち家族のことについては、よく話し合っていきたいと考えております》
夫妻での謝罪文は、まだ2人の絆が残されている証しのようにも見える。だが前出の知人女性は言う。
「自身の競技人生を諦めてまで、支え続けてきた夫の不貞行為発覚に、優佳さんは深い痛手を負っています。知人たちの労りの連絡にも、応答していないそうです。
離婚するとなれば2人の子供は優佳さんが育てていくことになると思います。優佳さんの父・崇英さんの悲願は、飛込競技での五輪メダリストを生み出すことです。瀬戸選手と優佳さんという2人のアスリートの間に生まれた孫たちを喜んで引き受けることでしょう。
優佳さんが今後、結婚生活を続けるかどうかは、瀬戸選手が反省して生活をあらためること、さらに東京五輪で結果を出せるかどうかにかかっていると思います」
瀬戸選手は当然の報いとして、献身妻・優佳さんの“離別宣告”に怯える日々を過ごすことになる。
「女性自身」2020年10月13日号 掲載