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さらなる二刀流の進化を目指し米国へ渡ったメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)。

 

「2月10日、メジャーリーグでは、今季からナショナルリーグ(ナ・リーグ)にもDH制を導入することを発表しました。大谷選手は昨季までナ・リーグ球場で行われる両リーグ交流戦では、登板日以外は打者として1日1打席の代打でしか出られませんでした。

 

しかし、今季からはDHでも出場できることになります。昨季より打席数が増えるため、本塁打数や打点などもアップが見込めます。活躍の場が増えるのは、ファンにとっても楽しみですね」(スポーツ紙記者)

 

そんな大谷がCM出演料“日本一”になったと先日、本誌で報じたばかりだが、本人が断ったCMもあったそう。

 

「大谷選手は基本的に野球に関係する年間契約のCMしか出ない方針です。有名企業から3億円のオファーもあったそうですが、その方針と違うので断ったといいます。大谷選手本人は、大事な練習の時間が撮影などで削られてしまうのを惜しんでおり、『できる限り野球に専念したい』という意向があるそうです」(広告代理店関係者)

 

昨季、二刀流で大活躍して年間MVPを獲得した大谷は、今季にかける思いが特に強いのだろう。実は大谷は、その受賞記念の返礼品を“恩人”たちに贈っていたという。

 

「大谷選手は昨年末、MVP受賞記念に作ったユニフォームを、お世話になった人たちにプレゼントしました。贈られた仕事関係者によると、大谷選手の米国のエージェントから『記念に受け取ってください』と送られてきたそうです」(野球関係者)

 

それはエンゼルスのホーム用のユニフォームで、大谷の直筆サイン入りという“お宝モノ”だ。

 

「なんでも200枚限定で作られたそうで、そのエージェントからは『日本人には三十数枚しか渡していないので大変、貴重ですよ』と言われたと聞いています。昨夏、大谷選手が出場したオールスターゲームのサイン入りユニフォームがMLB公式のオークションサイトにて13万210ドル(約1,510万円)で落札されたことが話題になりました。

 

今回も市場に出れば1千万円以上の価値があるかもしれませんね。贈られた方々は絶対に手放したりはしないでしょうが……」(前出・野球関係者)

 

自分をここまで支えてくれた恩人たちに最高のプレゼントを……。気配りまでMVP級の大谷。新シーズンは、打席増でホームランを量産してくれることだろう。

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