琉球新報の最新ニュース
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孫のため体長1・6メートル超のハブ撃退 負傷も“入学祝い”に
2019/04/11 12:00愛する孫、ハブから守る―。沖縄県浦添市大平の民家に9日未明、長さ1・6メートル超の大物ハブが姿を現した。この民家に住む大田寛さん(63)がハブにかまれながらも反撃し、見事に退治。深夜の“大捕物”は孫の入学式を前に繰り広げられた。大田さんは救急車で病院に搬送されたが、幸い軽傷で済んだ。入学式を終えた孫に安全という名のすてきな“入学祝い”をプレゼントすることができた。ハブが大田さん宅の玄関先に出現した -
生まれ変わった!琉球絣のリメイクスーツで入学式 家族3人“おそろい”
2019/04/10 13:46沖縄県内小中学校で9日、入学式が行われた。那覇市立城岳小学校に入学した浦崎直生(なおし)さん(6)は、母のアイデアで正月まで着用していた琉球絣(がすり)の着物をスーツに仕立て直し、入学式に参加した。父親の直記さん(48)は余った生地で作った蝶ネクタイ、母親の絹江さん(48)も、亡くなった祖母、國吉文さん(享年80)の着物をリメークしたスーツを着用し、3人“おそろい”で記念の日に臨んだ。絣の着物は直 -
屋良、島尻氏 一騎打ち 衆院3区補選告示 辺野古、振興争点に
2019/04/10 13:43玉城デニー氏の知事選出馬に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は9日告示され、届け出順に、新人で沖縄県政与党が支援するフリージャーナリストの屋良朝博氏(56)=無所属=、新人で元沖縄北方担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=の2氏が立候補を届け出た。屋良氏と島尻氏の一騎打ちが決まったことで、政党間の支援態勢は昨年9月の県知事選と同じ対立構図となった。昨年9月の知事選後初の国政選挙となる3区補 -
水に恵まれた那覇・繁多川は美味しい!の宝庫
2019/04/10 13:37水が豊富で豆腐作りが盛んだった繁多川。住民の生活を支えたカー(井泉)や首里へと続く真珠道、瓦屋根の民家が残る街には昔ながらの風情がある。「昔から変わらない文化や味があるらしい」。そう聞いた記者たちは、繁多川の街をほろほろした。豆腐は朝に生まれる朝8時、「長堂豆腐店」 1 には大豆の香りがふんわりと漂っていた。湯気が立ち上る地釜からくんすー(分離した汁)をすくっているのは3代目店主の長堂茂さん(59 -
毒薬注射、どうか責めないで チビチリガマで注射した女性看護師の姪 「間違った情報、教育が命を奪った」
2019/04/09 12:30【読谷】「どうか、おばさんを責めないでください」。チビチリガマの慰霊祭に参加した60代の女性=沖縄市=は、沖縄戦当時、肉親らを苦しんで死なせないためにと、毒薬注射を打った看護師(享年26)の姪にあたる。慰霊祭後、遺族らに何度も頭を下げた女性。「米軍に捕まったら惨殺される」という戦時中の誤った情報や教育によって、注射器を握らざるを得なかった伯母の無念に思いを巡らせた。女性は幼い頃から、父と共に毎年4 -
漁師ビックリ!網にかかっていたのは…体長5メートルのジンベエザメ 沖縄・南城市沖 定置網から放流
2019/04/09 12:30【南城】沖縄県南城市知念の海野漁港沖合の定置網にジンベエザメが入り込んでいるのを6日、漁師が見つけた。ジンベエザメは体長約5.3メートル、重さが推定1.2トンの雄。7日午前、漁師と沖縄美ら島財団総合研究センターの研究員によって定置網からの放流作業が行われた。ジンベエザメを発見したのは、定置網漁船「第5照進丸」の船長照喜名智さん(61)。操業中に、網の中で巨体を揺らし、悠々と泳ぐ姿を見つけた。照喜名 -
沖縄の海はもう泳げます! 那覇・波の上ビーチで海開き
2019/04/09 12:30沖縄県那覇市唯一の遊泳ビーチである波の上ビーチで7日、海開きがあった。多くの家族連れや観光客らが訪れた。子どもたちは水しぶきに歓声を上げ、海水浴を楽しんだ。海開きセレモニーでは若狭小学校6年の上原優菜さん(11)と天妃小5年の大城友伽さん(10)が「2019年の海開きを宣言します」と声をそろえ、関係者によるテープカットが行われた。姉妹で仲良く泳いでいた真和志小4年の赤嶺月菜さん(9)と2年の結月さ -
目の前で母が子を…チビチリガマの惨劇 生存者の上原進助さん語る
2019/04/08 12:22目の前で肉親が殺し合う光景、ガマ内にこだまする「アンマー、痛いよ、苦しいよ」という叫び声。読谷村波平出身の上原進助さん(85)=米ハワイ州在住=は6日までに本紙の電話取材に対し、74年前にチビチリガマで見た光景を語った。「生き延びた人も、もうわずか。残忍な戦争の実相、平和の尊さを伝えることが私の使命だ」。牧師となった上原さんは12歳だった当時の記憶をたどった。1945年4月1日、米軍は沖縄本島の西 -
沖縄で一足早く公開映画「小さな恋のうた」MONGOL800も絶賛
2019/04/08 12:195月24日に全国公開する映画「小さな恋のうた」の舞台あいさつが4日、沖縄県那覇市のシネマQであった。橋本光二郎監督とメインキャストの佐野勇斗さん、森永悠希さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、鈴木仁さんが登壇。物語の基となった曲「小さな恋のうた」を歌うMONGOL800(モンパチ)の上江洌清作さん(ベース・ボーカル)と高里悟さん(ドラム・ボーカル)も加わった。映画は、沖縄に暮らす高校生がバンド活動を -
暑っ 竹富町で30・1度 沖縄各地で今年最高値
2019/04/08 12:167日は沖縄県内各地で気温が上昇。28の観測地点のうち10カ所で今年最高値を記録するなど、各観測地点共に5月上旬~6月上旬並みの気温となった。そのうち、竹富町波照間は午後1時54分に最高気温30・1度を記録する真夏日となった。うるま市宮城島でも午後1時32分に4月の観測史上最高となる28・0度を記録した。8日も午前10時10分に那覇で25・4度を記録。沖縄気象台は石垣で29度、那覇、宮古、与那国など -
浦添市役所に“異変” 職員の胸に「Tokyo」 緑色のユニホーム ヤクルトスワローズが勝った翌日は「応燕」ユニホーム着ます。
2019/04/05 12:00仕事中はかりゆし? いやいや、ツバメのユニホームでしょ―。プロ野球・東京ヤクルトスワローズのキャンプ地の沖縄県浦添市は今年から、同球団が試合に勝った翌日、職員が緑の「応燕(おうえん)」ユニホームを着て職務をこなす。シーズン終了まで続ける予定で、市役所の“緑化”がじわじわ進んでいる。スワローズは2日夜、神宮球場でのホーム開幕戦に勝利。今期、2勝目を飾った。3日、浦添市役所の庁舎内を歩くと、緑色のユニ -
沖縄の書店員が選ぶ「沖縄書店大賞」はこの3冊!
2019/04/05 12:00沖縄県内の書店員が最も読んでほしい1冊を選ぶ「第5回沖縄書店大賞」の発表会・授賞式が4日、那覇市のホテルで開かれ、3部門の大賞、準大賞が発表された。大賞は沖縄部門で藤井誠二さんの「沖縄アンダーグラウンド」、小説部門で真藤順丈さんの直木賞受賞作「宝島」、絵本部門でヨシタケシンスケさんの「おしっこちょっぴりもれたろう」がそれぞれ受賞した。2018年に刊行された本を対象に県内20書店の138人が投票した -
美ら海水族館に行ったらここにも寄りたい 「令和」の花文字、鮮やかに 海洋博公園
2019/04/05 12:00【本部】沖縄県本部町の海洋博公園で、新元号「令和」の花文字が来場者を楽しませている。中央噴水広場前で、4月末まで設置する。花文字は新元号が決定した1日、植物課の職員が発案し、2日に設置した。文字部分はシロタエギク、周囲を鮮やかなピンクのベゴニアで彩った。暖かい気候となった4日は観光客らが多数訪れ、花文字の前で写真撮影を楽しんでいた。企画運営課広報係の又吉健太郎さんは「家族や友人と、新しい時代の幕開 -
沖縄のソウルフードをコンビニで 分厚い衣の沖縄天ぷら、ファミマ5店舗で限定販売
2019/04/04 13:30沖縄のソウルフードをコンビニで―。沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)は、「上間弁当天ぷら店」を展開する上間フードアンドライフ(沖縄市、上間喜壽社長)の天ぷらの試験販売を2日から始めている。現在は5店舗での数量限定販売だが、あまりの人気に増産を予定。県内全店舗での販売を目指して準備を進めている。分厚く塩気の効いた衣が人気の上間天ぷらが店頭に並ぶまで、開発に関わった2人の熱い思いがあった。■ -
新婚旅行中の沖縄で早産 「2歳、台湾で元気です」 高額医療費、県民らの寄付で支援 台湾の親子が再訪
2019/04/04 13:30台湾人の両親が新婚旅行で訪れた沖縄で、884グラムの早産で生まれた鄭竣鴻(チェンチュンホン)ちゃん(2)が両親と共に沖縄を再訪し、元気な姿を見せている。保険が適用されない出産で分娩(ぶんべん)や入院費は合計800万円を超え、大きな負担を背負ったが、県民らから集まった支援金約2100万円から充てることができた。両親は「どれだけ感謝しても感謝しきれない。皆さんの温かい気持ちのおかげで家族で生活できてい -
社長、芸人、たまに警察官?! FEC社長の<山城智二さん>の果てない“イタズラ心”に迫る
2019/04/04 13:30芸人が芸人をインタビューするシリーズ「沖縄芸人ナビ」。芸人さんの本音が聞け素顔が見えると好評です。4月からは、毎週木曜日発行の「週刊レキオ」とも連動。第1週目のレキオ紙面で関連記事が読めるようになりました。記者目線で芸人さんを紹介していますので、ぜひご覧ください。さて、レキオ連動第一弾!!という記念すべき今回、ナビ芸人の「初恋クロマニヨン」松田正(まつだ しょう)さんが、訪ねたのはFECの山城智二 -
「鳥肌が立った」孫と同じ名前 新元号 沖縄市の松岡さん
2019/04/03 14:39新元号の発表に、驚きと喜びに包まれた沖縄市在住の松岡隆司さん(49)と吉美さん(51)。その理由はかわいい孫の名前「令和」が新元号になったからだ。吉美さんは「まさか孫の名前と同じ漢字だとは全く予想していなかった。2文字を知ったときは鳥肌が立った」と隆司さんと笑顔で喜び合った。2人は1日、新聞の号外を受け取るため那覇市のパレットくもじ前に車で向かっていたところ、移動中に新元号の発表を知った。孫の名前 -
東大からドラァグクイーンに 那覇出身メイリー・ムーが抱く沖縄への思い
2019/04/03 14:33色鮮やかなワンピースを着こなし、満面の笑みを浮かべる那覇市出身のメイリー・ムー。ドラァグクイーンとして東京・新宿2丁目を中心に活動しながら、ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵と一緒に音楽ユニット「星屑(ほしくず)スキャット」を結成し、洗練された歌声とハモりが、聴く人の心を引きつける。「これからは沖縄にもたくさん訪れて、3人で歌いに行きたいわ」と沖縄にも思いを寄せている。力をくれた1冊の雑誌 -
ペーパー離婚完了!「未届けの妻」で生きていく
2019/04/03 14:282009年、夫と事実婚をし「未届けの妻」になった私。結婚後もずっと「伊是名」の名字を使いたかったので、婚姻届は出さないことを選んだのです。戸籍ではできませんが、住民票では妻になることができ、一つの家族になることができます。那覇市で住民票を提出したのですが、手続きも簡単。婚姻届のような証人もいりません。でも妊娠をした時、子どもを非嫡出子にするか悩みました。私だけの戸籍のままで子どもを生むと、私が事故 -
歴代国王に祈り 首里の玉陵で御清明
2019/04/02 13:10琉球王国第二尚氏の歴代国王が葬られている沖縄県那覇市首里金城町の玉陵(たまうどぅん)で31日、金武御殿(ちんうどぅん)門中会による御清明(うしーみー)が執り行われた。第二尚氏直系24代の尚猛(たける)さん(35)が初めて祭主を務めた。尚家や金武御殿関係者、来賓、一般市民らが、ニワトリ、豚肉、まんじゅう、サトウキビなどが供えられた祭壇に向かい、伝統に従って線香をささげ、歴代の王を供養した。祭主と各御 -
あなたは何党?バス、モノレール、車・・・「県民の足」の未来予想
2019/04/02 13:03あなたは今日、どこへ行って何をしますか? 徒歩ですか? 車ですか? バスですか? もしかしたらモノレールで空港に行って飛行機に乗るかもしれませんね。誰も避けて通れない「交通」。そんな沖縄の交通の未来はどうあるべきなのでしょう。琉球大学名誉教授で交通分野を専門とする上間清さんをお招きして、一緒に考えてみましょう。こんにちは上間さん、よろしくお願いします。沖縄の交通の未来を考える前に、交通に関するどの -
咲くのは数十年に一度!見上げればリュウゼツランの花 那覇で開花
2019/04/02 12:58数十年に一度しか咲かないといわれるリュウゼツランの花が、沖縄県那覇市国場で咲いている。場所は国場交差点から沖縄大学向けに坂を上った途中のピザ店がある交差点付近。8株のうち2株が咲いている。南風原町兼城の会社員、兼浜光子さん(69)は3月上旬頃、出勤途中のバスの中から、背丈の高い茎の上に咲く黄色い花を見かけた。30日付本紙の渡嘉敷島の「リュウゼツラン数十年ぶり咲く」の記事を読み「この花だと確信した」 -
「ウミガメ、戻ってきて」 読谷・ウザテラス観光客ら旅立ち見送る
2019/04/01 13:12【読谷】読谷村宇座のジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ(比嘉建己支配人)は23日、ウミガメの放流会を同ホテル前の宇座海岸で開いた。宿泊者や村関係者らが参加。大海原へ旅立つウミガメに「頑張れー」「また帰って来てね」と声を掛け、拍手で見送った。放流会は開業から毎年実施されており今回で3回目。同海岸はかつてウミガメの産卵場所だったが、ごみなどが放置された影響でウミガメが見られなくなっているという。現在 -
沖縄の現実映画に 東京芸大大学院生ら製作 故福地曠昭氏孫が監督
2019/04/01 13:09【東京】東京芸大大学院の学生らが沖縄を舞台に製作した映画「汀(みぎわ)にて」(福地リコ監督、徳永理仁プロデューサー)がこのほど完成し、31日に東京都渋谷区のユーロライブで初上映される。沖縄出身のシングルマザーの古里沖縄を訪れた主人公玲央(れお)(7)の視点から、中央の日本から見える沖縄のイメージと現実とのギャップや、沖縄の中での世代差、貧困問題などを描く。監督の福地さん(25)は、沖縄戦記録フィル -
「お金がない」を連呼するアラフォー男3人が新たな挑戦 「きいやま」商店インタビュー
2019/04/01 12:49石垣島出身の兄弟いとこ3人組バンド・きいやま商店。昨年8月には結成10周年を迎え、ことし5月にはコントに本格進出するなど、常に前を向き新たなことに挑戦し続けている。リョーサ(43)、だいちゃん(43)、マスト(42)の3人に、バンドへの思いやこれからの展望についてきいた。(聞き手=小波津智也・琉球新報営業局プロジェクトチーム)―2018年にきいやま商店は結成10周年を迎えました。おめでとうございま