コレステロールの最新ニュース
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新潟大学発表“女のメタボ腹”実は腹囲77cm以上で突然死リスクが増大
2024/03/22 11:00長くメタボ診断の目安だった腹囲90cmを77cmと短くするべし、という仰天ニュースが入った。痩せていても、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中になるリスクがあるという。“魔の13cm”に迫る。「女性のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、以下メタボ)の腹囲の基準値は77cmが適切」。昨年11月、新潟大学の研究チームによる研究結果から、このような新提案が示されたと、3月9日に朝日新聞が報道。この研究は、新 -
カニたまは最強の若返り食!コレステロール×たんぱく質で筋力アップ
2023/04/19 11:00「筋力を維持し、『寝たきり』の未来を避けるには、実は女性であってもテストステロンという男性ホルモンが必要です」そう話すのは『老化を「栄養」で食い止める 70歳からの栄養学』(アスコム)の著者で、マイシティクリニック院長の平澤精一先生だ。「女性の健康にはエストロゲンなど女性ホルモンの働きが重要ですが、閉経後、エストロゲンは急激に減少します。いっぽう、男性ホルモンのテストステロンは女性の体にももともと -
主食を卵2個に置き換えて25キロ減!「にこたま」ダイエット
2021/08/01 15:50「『卵=コレステロール値を上げる』というイメージが根強く残っているかもしれませんが、今ではコレステロールの生産は肝臓が行うものであり、食事で調節できるものではないというのが常識となっています」こう話すのは、肝臓クリニック札幌の川西輝明院長だ。実際、’15年に厚生労働省が日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃している。「それまでは卵や魚卵など、動物性の肉や卵を食べるとコレステロール値が -
肌荒れ、認知症の危険性まで…LDLコレステロールに潜むリスク
2020/03/08 15:50「超悪玉コレステロール」がたまると、動脈硬化だけでなく、がんや認知症、脳梗塞、心筋梗塞のリスクも高まるという。菓子パン、スナック菓子、インスタント食品など、危険食品は身の回りにあるものばかり。取りすぎないようご用心ーー。「コレステロールは、私たちの体の細胞壁やホルモンの材料となるなど、生きるうえで必要不可欠なものです。ところが、誤った食生活によって悪影響をうけると、血管壁に蓄積して動脈硬化の原因と -
パン類、洋菓子持つ“超悪玉コレステロール”リスクを医師が警鐘
2020/03/08 11:00「コレステロールは、私たちの体の細胞壁やホルモンの材料となるなど、生きるうえで必要不可欠なものです。ところが、誤った食生活によって悪影響をうけると、血管壁に蓄積して動脈硬化の原因となり、逆に体に悪影響を与えてしまうこともあるのです」こう話すのは内科医で動脈硬化に詳しい池谷敏郎先生。偏った食生活はコレステロールの“暴走”を起こすという。「コレステロールは体内でLDLコレステロールとして血管壁に運ばれ -
「健康診断正常値」国と医師ずれ…学会と製薬会社の癒着指摘
2019/04/10 06:00「特定健康診査受診結果通知表」(以下・特定健診)は、40~74歳を対象に国が無料で行っている通称「メタボ健診」。本誌の女性記者(56歳)が昨年秋に受診した結果は、なんとほとんどの項目が国の基準値をオーバー。通知表では、要注意として、数値が黄色く塗られていた。完全にメタボ? 本誌記者はあわてて、この通知を持って、健康診断の数値にくわしい東海大学名誉教授の大櫛陽一先生を訪れた。「これならすべて正常値の -
代謝をあげて「脂質異常症」を防ぐ、キーは「タンパク質と快眠」
2019/01/31 16:00「3年ごとに行われる厚生労働省の調査で、'16年では『脂質異常症』患者数が206万人を超え、10年間でおよそ1.5倍にもなったことがわかりました。そしてそのうち、約150万人が女性。今年の調査では、さらに多くの患者数が発表されるのではないでしょうか」そう話すのは、新著に『すべての病気は血管で防げる!』(青春出版社)がある、総合内科医の池谷敏郎先生。そもそも脂質異常症ってどういう病気なのだろうか?「 -
超悪玉コレステロール招く「脂質異常症」の恐怖、致死疾患にも
2019/01/31 11:00太っている人も、痩せ形の人にも潜んでいるかもしれないこの病気。放っておくと、さらにおそろしい血管の病気が進行することに――。「3年ごとに行われる厚生労働省の調査で、'16年では『脂質異常症』患者数が206万人を超え、10年間でおよそ1.5倍にもなったことがわかりました。そしてそのうち、約150万人が女性。今年の調査では、さらに多くの患者数が発表されるのではないでしょうか」そう話すのは、新著に『すべ -
「コレステロール値高い=病気」は誤り!注意したい“血管力”
2017/09/28 16:00「コレステロールの値だけではなく、“血管力”に注目することが重要です。血管は生活習慣などによって実年齢よりも若かったり、老化していたり個人差があります。また、閉経によって女性ホルモンの分泌が減ることで、血管の老化度が急速に進んでいることも。私の医院では、まず『血管年齢検査』や『頸動脈エコー検査』を行って血管力を評価します」そう語るのは『人は血管から老化する』(青春新書プレイブックス)の著書がある池 -
値が高いほうが長生き?“コレステロール論争”を医師が解説
2017/09/28 16:00「『コレステロール値は下げるべきだ』『いや、高くてもいい』と対立する『コレステロール論争』が、長年にわたって続けられています。患者さんのなかには、この論争に戸惑う人も少なくありません」そう語るのは、糖質制限食の第一人者で高雄病院理事長の江部康二医師。健康診断で「コレステロール値が高い」と言われてドキドキした人もいるだろう。なかには、数値が上がらないように、卵を週に2個までにガマンしているという人も -
肺炎やうつ病の原因にも?コレステロール値の下げ過ぎに注意
2017/03/30 06:00「“心筋梗塞を引き起こす”と、とかく嫌われることが多いコレステロール。でも、女性ホルモンの『エストロゲン』の原料となったり、骨粗しょう症を防ぐのに欠かせないビタミンDを、体内で合成する際の材料になったりする、特に女性が生きていくうえでは、欠かせない物質なのです」そう語るのは、70万人の健診結果のデータから導き出した『健康診断「本当の基準値」完全版ハンドブック』を出版した大櫛陽一・東海大学名誉教授。 -
日本の基準値は大間違い「コレステロール値が低いとがんになる!」
2015/06/24 06:00今年5月1日、心筋梗塞などの専門医が集まる日本動脈硬化学会は「コレステロールの多い食品を食べても健康上の問題とならないことを認めた」という声明を出した。「いままでコレステロールの取りすぎはよくないから、卵は週4個までとかいわれていたじゃないですか。じつは体内のコレステロールは80%が肝臓で作られる。卵をたくさん食べると肝臓がコレステロール合成を休憩するので、コレステロール値が上がることはないんです