医師の最新ニュース
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新型コロナ 感染力最強変異株「XEC」の危険性を医師が警鐘「再び医療崩壊の可能性も」
2024/12/13 11:00「人の往来が多くなる年末年始に合わせるように、国内で感染を広げているのが新型コロナウイルスの新たな変異株『XEC株』です。アメリカでは、これまで主流だった変異株を押しのけるほど感染力が強い。さらに免疫が効きづらいという特性もあり、今年の冬は厄介な変異株が流行しそうです」とは昭和大学医学部の二木芳人名誉教授(臨床感染症学)だ。昨年5月、政府は重症化リスクの低下を理由に、新型コロナウイルスを、インフル -
このままでは「がん手術3カ月待ち」も…この20年で外科医が半減!深刻な“なり手不足”
2024/12/09 11:00「このまま外科医が減り続け、かつ医療体制の改善が進まなければ、多くの患者さんのがん手術に支障が出る事態にもなりかねません」自治医科大学医学部外科学講座主任教授(消化器一般移植外科部門)の佐田尚宏さんは、そう危機感をあらわにする。現在、日本では、さまざまな手術や救急医療を担う外科医師の数が減少し続けている。厚生労働省の統計によると、医師の数は’02年から’22年の20年間で、26万2千687人から3 -
「緑内障」予防に「湯がきキャベツ」!その効果を医師が解説
2024/12/04 06:00「緑内障という病気について、『どう頑張っても防ぐことができない病気』と考えている方がいるならそれは誤解。緑内障は日々の工夫で予防できる病気なのです」おぐりクリニック(滋賀県)の院長・小栗章弘先生はそう話す。「目は眠っているとき以外、常に働いているため、血液が病気や老化の原因物質である活性酸素によりサビつくと、眼球の細胞の新陳代謝に大きな影響を与えます。加齢以外の原因で血液の酸化が進行すると、血管は -
過去最悪のインフル流行危機!医師が考える“最重要”な感染対策
2024/11/28 11:0011月12日、厚生労働省はインフルエンザの1医療機関あたりの平均患者数が、流行の目安である「1」を上回る「1.04人」となったと発表。東京都でも11月に入り「1.12人」になるなど、今年もインフルエンザの流行シーズンがやってきた。毎年寒くなると流行するインフルエンザだが、今年の冬は例年以上の警戒が求められる。夏から流行しているマイコプラズマ肺炎、そしていまや通年で流行の波を繰り返す新型コロナウイル -
室温18度以下は要注意!熱中症より死者多い「自宅で低体温症」
2024/11/27 11:00「例年、夏が近づくと熱中症の注意喚起が行われるなど、その危険性は広く知られていますが、低体温症についてはいまだ関心が低いまま。今季は厳しい冷え込みが予想されているなか、自宅にいたとしても低体温症に気をつけることが求められています」そう警鐘を鳴らすのは、長年にわたり熱中症や低体温症の背景を分析してきた元東京都立大学特任教授の藤部文昭さん(気候学)。厚生労働省の人口動態統計によると、低体温症による死亡 -
美智子さま 大腿骨骨折から1カ月で歩行可能に!退院後に知人に明かされた「壮絶な痛み」
2024/11/27 06:00お車を降りた美智子さまが、杖をつきながらも、右手を上皇さまの左腕に添えられ、ご自身の足で立たれ、歩かれている。11月16日、薨去された三笠宮妃百合子さまの弔問のため、三笠宮邸を訪問された際のシーンでは、居合わせたメディアの記者らに驚きが広がったという。「90歳という年齢を考えれば、きわめて早いご回復ぶりです。ゆっくりではありますが、美智子さまが歩かれていることに、驚きの声が広がりました。10月6日 -
冷え症の解消に最も効果的な「カイロを当てる場所」はどこ? 識者解説
2024/11/27 06:00手足の「冷え」がひどくて寝つきが悪い……、という季節が今年もやってくる。手や足の先端が温まりにくく、慢性的に冷えている感覚があることを「冷え症」と呼ぶ。「冷え症は、体温調節がうまく機能していない状態です。主な原因として、熱を産生している筋肉量が加齢や運動不足で減り、発熱や血流量が少なくなってきていることが考えられます。このほか、ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れる、女性ホルモンの分泌が乱れ -
「似るのは見た目だけにして」斉藤由貴 そっくり長女の誕生日に辛辣指摘…本誌が目撃した妖艶ワンピで“夜這い”不倫
2024/11/22 16:4511月19日、女優の斉藤由貴(58)の長女で女優の水嶋凜が自身のインスタグラムを更新。前日の18日に25歳の誕生日を迎えていたことを伝えた。フォロワーからは多くの祝福が届けられ、《ますますお母さんに似てきたね》などの声もあがった。一方、ネットニュースのコメント欄やXには、手厳しいコメントがちらほら。《素敵ですね ただ、素行はマネしないようにね》《お母さんに似ているのは見た目だけにして下さい》《母親 -
「てんかん」の高齢発症が増加中!専門医が教える疑うべき“異変”
2024/11/20 11:00「日常生活には特に問題のない60代後半の母親が、ときどき記憶障害を起こし、ボーっと一点を見つめることが多くなりました。家族は認知症を疑い、すぐに脳神経内科で検査を受けました。その結果、予想外にも“てんかん”と診断されました。投薬治療を受けることにより、ほどなくして症状は改善され、今は普通に生活をしています」(東京都在住の40代主婦)“てんかん”とは、脳の神経細胞に突然生じる激しい電気的な乱れによっ -
大人の手足口病が急増中!“意外な初期症状”が診断遅れ感染広げる原因に
2024/11/20 06:00「本来、子供の夏風邪として知られる手足口病の感染が、10月になって爆発的に増えました。また、大人への感染も多く、11月になってもそれが続いています」こう話すのは東京都江戸川区のひまわり医院・院長の伊藤大介先生(内科・皮膚科)だ。今秋の手足口病の流行は全国的なもので、感染者は昨年の8倍に増えている。大変な猛威を振るっているのだ。では、なぜここに来て手足口病の発生数が増えたのだろうか。「夏に流行した手 -
【重症度別】がん・心筋梗塞・脳梗塞でかかるお金 政府は窓履負担3割対象者拡大へーー
2024/11/13 06:00「今年9月、政府は閣議で高齢社会対策大綱を6年ぶりに改定し、『後期高齢者の医療費窓口負担3割の適用範囲を現在よりも拡大する方向で検討する』旨を明記。現在、高齢者の窓口負担は多くの人が1割ですが、これを皮切りに2割、3割負担の人が増えることが予想されます」(医療ジャーナリスト)物価高や年金の目減りなど家計への逆風が相次ぐなか、医療費の支出を抑えることはいっそう重要になってくる。全日本病院協会・診療ア -
便秘で心筋梗塞になりやすく!最新研究で判明した“驚きのリスク”
2024/10/28 11:00「今年8月、米国の学術誌に発表された論文の中で《便秘が重篤な病気のリスク要因となる》という衝撃的なデータが示されました」(医療ジャーナリスト)オーストラリアのモナシュ大学生物学部、フランシーヌ・マルケス教授らの研究チームは、イギリスで実施されたUKバイオバンクの40~69歳の約50万人の調査データを用いて、便秘と心疾患の関連性について調べた。その結果、《便秘の症状のある人はそうでない人に比べ、心筋 -
「ボケ始め」なら脳は戻せる!専門医が教える認知症グレーゾーンから「脳を戻す習慣」
2024/10/28 11:00「9月24日、日本では2例目となる認知症薬『ドナネマブ』が承認されました。認知症の7割を占めるアルツハイマー病治療薬で、軽度認知症や、MCI(軽度認知障害)への投与で、症状の進行を29%遅らせるというデータもあります」(医療ジャーナリスト)新薬への期待は高まるばかりだが、そもそも大事なのは、早期段階のMCIに気づくことだと言うのは、『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』(アスコム -
【47都道府県】認知症の発症率ランキング!発症率1位の“野菜嫌い”な県は?
2024/10/21 11:00「認知症の発症要因には、食事や運動、生活習慣などさまざまあります。実は、地域ごとに発症率にもあきらかな差があることが知られています。認知症の多い県、少ない県の特性を知ることも、認知症予防の参考になるでしょう」そう語るのは総合内科医で秋津医院の院長、秋津壽男先生。2040年には65歳以上の6~7人に1人が患うという認知症。とくに女性の有病率は高く、80代後半では44%(男性35%)が認知症になると予 -
腰痛を放置していたら痛み止め効かぬ激痛に! 70歳女優が告白する「腰椎すべり症」の悪夢
2024/10/17 11:00「歩いても10歩進むと腰が痛くてたまらなくなり、少し前かがみになって休んでは、次の10歩という状態……。痛みで寝返りさえ打てませんでした。これからの人生、この腰の痛みとともに過ごすのかと思い暗い気持ちに。神経が集中するところにメスを入れる手術は大きな決断でしたが、痛みもなく歩けるようになった今は、世界が変わったように感じています」と語るのは、女優で歌手の山口いづみさん(70)。長年患っていた腰痛の -
ドライヤー15分以上、コーヒー1日4杯以上…「難聴」招くNG習慣13
2024/10/16 11:002060年には約645万人になると推計されている認知症患者。認知症になるリスクを高め、かつ自分の意思で修正可能な9つの危険因子のなかで、最も大きな危険因子とされるのが「中年期の聴力の低下」。これに当てはまる人は、そうでない人に比べ、認知症になるリスクが約2倍になるという。ほかの8つの危険因子よりも、はるかに高リスクだというのだ(2017年発刊の医学雑誌『ランセット』内の報告より)。「聴力の低下はコ -
「マツケンサンバ」のリズムで歩いて脳老化を防ぐ!健康寿命と歩行速度には大きな関連が
2024/10/16 11:00ある研究で、歩行速度が遅いと脳が萎縮することがわかった。「まだ歩けているから」といって安心は禁物。脳の老化を救うのは、誰もが知る“あのサンバ”のリズムで――。人生100年時代、「寝たきり」を防いで長生きするためには「フレイル」の予防が必須といわれている。「フレイル」とは健康な状態と要介護状態の間のことで、「身体」「社交性」「こころ/認知」の3つの観点で測られる。その診断基準の一つになっているのが「 -
深刻な“麻酔薬不足”に現場の医師悲鳴!抜歯、分娩、がんの手術…さまざまな箇所で影響が
2024/10/11 11:00「せめて年末までには『アナペイン』の供給を一部でも再開していただかないと、患者さんに手術の日程の変更をお願いするような事態になりかねません……」そう明かすのは、国立がん研究センター中央病院薬剤部長の橋本浩伸さんだ。アナペインは、手術部位の痛みを麻痺させる局所麻酔の一種。胃や大腸、婦人科系など、おもに下半身にできるがん等の手術で幅広く使用されている。ほかに、無痛分娩や帝王切開などの際にも欠かせない麻 -
マイコプラズマ肺炎「過去最多流行」の理由を医師が解説
2024/10/10 11:00「9月に入り東京都では1日あたりの患者数が、統計報告が開始された1999年以来過去最多を記録するなど、マイコプラズマ肺炎の感染が広がっています」(医療ジャーナリスト)国立感染症研究所の最新39週目(9月23日~9月29日)のデータによると、1医療機関あたりの患者数は全国で昨年同時期と比べ41倍と大幅に拡大している。また、都道府県別では、福井県、埼玉県、岐阜県、東京都、愛知県、京都府、広島県、兵庫県 -
認知症は早期発見で改善の可能性も…医師が危惧する“受診までの期間”の長期化
2024/10/07 11:00「80歳の母親が、お鍋を焦がしてしまうなどの失敗を頻繁に繰り返すようになり、病院で初めて認知症の検査を受けたところ、“アルツハイマー型認知症”と診断されました。じつは4~5年前から、もの忘れは始まっていたのですが、生活に大きな支障はなかったので受診しなかったんです。医師からは、すでにかなり進行している状態だと言われ……。もっと早い段階で検査を受けるべきだったと後悔しています」(兵庫県在住、50代主 -
医師がシニアの食事に「マックと吉野家」を勧める“意外な理由”
2024/10/07 11:00要介護の高齢者が年々増え続けている。経済産業省の発表によれば、要介護認定者数は、ピークを迎える2040年に988万人にもなると推定されている。「日本に寝たきりの高齢者が多いのは、“痩せ”が原因。65歳を過ぎたら、血圧や血糖値を気にする前に、十分な食事量が大切です」こう警鐘を鳴らすのは、医療法人社団悠翔会 理事長の佐々木淳先生だ。在宅医療のエキスパートで、著書『年をとったら食べなさい』(飛鳥新社)で -
アルツハイマー病の新治療薬「ドナネマブ」効果があるのはどんな患者?医師が解説
2024/10/04 06:00「認知症に対する不安を抱える患者さんやご家族にとって、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる薬の選択肢が増えることは、明るい希望。認知症治療においても大きな転換点です」と語るのは認知症治療の第一人者でアルツクリニック東京の新井平伊先生。9月24日、厚生労働省は米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」の国内での製造販売を正式に承認した。認知症の約7割を占めるアルツハイマ -
「だいたい生脚」斉藤由貴 不倫継続でも仕事に影響ナシ…スタッフ魅了する現場での“飾らぬ妖艶ぶり”
2024/09/28 06:00本誌9月18日発売号が報じた斉藤由貴(58)と不倫報道のあった60代男性医師との関係継続。これまで何度も男性問題で波紋を呼んできた斉藤だが、影響も大きいかと思いきや――。「`17年に『週刊文春』によって今回の医師とのW不倫が初めて報じられた時には、男性は離婚し、斉藤は婚姻関係を継続しましたが、大河ドラマ『西郷どん』を降板していました。しかし、今回の報道による、芸能活動への影響はありません。9月30 -
「まつげにダニが大増殖」猛暑で相談増加…実は男性・高齢者が要注意な訳
2024/09/24 11:00今年は夏に入って以降、目の異常なかゆみを訴えて、眼科を受診する人が増えているのだという。その原因のひとつが、人間の顔に生息する〈まつげダニ〉だ。「まつげダニは、〈デモデックス〉ともいいます。人のまつげの根元付近に常に生息する、顔ダニの一種です」こう説明してくれたのは、羽根木の森アイクリニック院長の井上佐智子先生だ。まさか顔に、しかも目に近いまつげの根元にダニがすんでいるとはーー。この事実には驚いて -
マンモのみでは“乳がん”見落とす!日本女性の7割が該当する「高濃度乳房」に要注意
2024/09/24 11:00乳がんのなかでも5%という比較的少ない“浸潤性小葉がん”のステージ3Aであることを告白したタレントの梅宮アンナ(52)。抗がん剤治療で進行を止め、そのあと乳房切除の手術を受けるという。毎年、人間ドックを受けていたにもかかわらず、今年5月下旬に「片方の乳房が小さくなった」ことで初めて異変を感じたアンナ。マンモグラフィーやエコー、MRI検査などを受けるも、はっきりした異常が見つからず、組織の一部を検査