文化財の最新ニュース
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「思ってた以上」NHKのロケ班が破損した重要文化財の”壊れ方”に注目「ちょっと欠けた程度だと思ってた」
2024/06/12 18:486月10日、NHK広報局が番組ロケ中に国の重要文化財を破損したことを発表したが、その破損の程度に驚きが広がっている。NHKの報道資料によると、今年5月24日にEテレの番組『芸能きわみ堂』の番組クルーが、国の重要文化財の指定を受けている香川県琴平町の「旧金毘羅大芝居」で撮影を決行。その際、カメラマンが「花道から客席に転落し、升席を仕切る木製の角材の一部が破損」したという。「出演者や関係者にけがはなく -
「またかよ」重要文化財を破損のNHK 過去には東大寺にくぎを打ったことも…繰り返される軽率な撮影姿勢
2024/06/10 19:43《貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指導に従い、適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底してまいります》6月10日、NHKが番組の収録中、国の重要文化財を破損したことを明らかにし、冒頭のように謝罪した。破損したのは、同局の『芸能きわみ堂』でのロケのこと。5月24日、国の重要文化財に指定されている香川県琴平町の「旧金毘羅大芝居」で撮影を行った際、撮影担当者が花道か -
32軍壕公開前向き 検討委初会合 知事、予算化へ言及
2021/01/25 13:00県は22日、第32軍司令部壕保存・公開検討委員会の初会合を県自治研修所で開いた。委員からは保存・公開へ向けて前向きな意見が出た。委員らとの懇談会で玉城デニー知事は、平和教育の場として最大限に活用したいとの考えを示した。玉城知事は検討委員会の提言を受け止め、予算化についても検討する考えを明らかにした。初会合では沖縄戦研究など学術分野と、地盤工学など技術分野の委員10人が一堂に会した。各分野の専門家に -
「穴場」の自然海岸に行楽客集まる 路上駐車やごみ「危険な状況」 糸満
2020/08/19 14:00【糸満】沖縄県糸満市喜屋武具志川原にある国指定文化財「具志川城跡」の崖下にある海に、県内外から多くの人が海水浴に訪れ、地域住民の頭を悩ませている。近くの農道では路上駐車が多く見られるほか、ごみも散乱する。崖の上から海に飛び込むなど、危険な行為も横行する。Yナンバーの車も多く、米軍関係者の姿も見かけられている。地域住人らは、注意喚起の看板を設置するなど対策に苦心している。地域住民によると、新型コロナ -
沖縄戦跡の文化財指定わずか1.9% 進む崩落、調査追いつかず 41市町村に調査
2020/06/30 15:30沖縄戦で住民らが避難した壕や日本軍が構築した陣地壕などの戦争遺跡について、県内41市町村が把握している1313カ所のうち市町村などが文化財指定しているのは、14市町村26カ所で1.9%にとどまることが29日、本紙の調べで分かった。10市町村は現在、計12カ所の文化財指定を検討している。戦後75年が経過し、壕などは崩落や消失が進む。戦争体験者の高齢化で証言の裏付けも得られにくくなっており、戦争遺跡の -
首里城出土品展が再開 戦前の欄干など700点ずらり 埋蔵文化財センター
2020/06/05 12:30西原町上原の県立埋蔵文化財センターは、新型コロナウイルス感染防止のため、4月10日から中断していた企画展「首里城正殿跡出土品展」を5月15日から再開している。開催期間は当初、5月10日までの予定だったが、6月28日まで延長する。出土品展は首里城正殿跡の発掘調査での出土品約700点を展示している。展示会では戦前の首里城正殿の欄干や兜(かぶと)の部品、「天上人間」という銘の入った梵鐘(ぼんしょう)など -
古里見守り続けた樹齢120年の名木を伐採へ 病で倒壊の恐れ 名護市大浦区民「寂しい」
2019/12/25 13:50【名護】名護市大浦区(宮里辰之区長)は公民館前の市指定文化財「大浦アサギ庭のガジマル」を来年1月中にも伐採する。樹齢は120年以上になるというが、ここ数年「ミナミネグサレ病」にかかり、倒壊の危険性を踏まえて伐採を決めた。区のシンボルとして100年以上大浦の人々を見守ってきたガジュマルに感謝しようと、1月4日午前10時から供養祭を大浦アサギ庭(公民館前広場)で開く。ガジュマルはアサギ庭で執り行われる -
棟方志功の版画、コピーにすり替わる 神奈川芸術文化財団が原画を紛失
2017/04/18 14:00(写真・神奈川新聞社)県は17日、神奈川芸術文化財団に無償貸付していた版画家・棟方志功の版画を紛失したと発表した。原画はカラーコピーのレプリカにすり替わっており、2014年に県立近代美術館鎌倉別館で展示された際に観覧者からの指摘で判明した。すり替わり発覚から今月まで約3年間、原画を捜していたという。同財団は「対応が遅れ、おわび申し上げます」と陳謝した。県文化課によると、紛失したのは棟方の最晩年の作 -
平和祈念像の原型、宜野湾文化財へ 展示施設も検討
2016/11/10 10:00保存・活用が検討される平和祈念像の原型=10月28日、宜野湾市普天間の山田真山画伯のアトリエ (写真・琉球新報社)【宜野湾】糸満市の平和祈念堂内にある、故山田真山画伯の平和祈念像の原型が、宜野湾市普天間のアトリエ(工房)に保存されている件で、宜野湾市は文化財登録・指定と展示施設建設を検討していることが8日までに分かった。今年5月と8月に「保存および展示に関する専門家等意見交換会」が開かれ、修復や展 -
国の重要無形文化財「八月踊り」始まる 多良間村
2016/09/09 10:00(写真・琉球新報社)国の重要無形民俗文化財に指定されている沖縄県多良間村の豊年祭「八月踊り」が旧暦8月8日の8日、始まった。10日までの日程で、同村仲筋・塩川両地域で多彩な伝統芸能が繰り広げられる。初日は仲筋の士原御願所で組踊「忠臣仲宗根豊見親組」など26演目が奉納された。県内外から多数の観光客が訪れる中、脈々と受け継がれてきた民俗芸能が披露された。「忠臣-」は16世紀に宮古を治めた仲宗根豊見親が