琉球新報の最新ニュース
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「それでも基地止める」娘2人の夫は元米兵…戦争二度と、母へ誓い
2017/02/09 13:00辺野古への新基地建設の反対を訴え、プラカードを掲げる女性=7日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前(写真・琉球新報社)2人の娘の夫が元米兵で、1人は現在軍属という60代の女性が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前での抗議行動に那覇市から通い続けている。女性の母親は戦後も苦しみ悩んだ沖縄戦での経験があり「戦争につながる基地には反対」との思いがあるからだ。「基地建設を止める。絶対にあ -
ディズニー新作アニメのモアナ役に抜擢!屋比久知奈、シンデレラガールの素顔
2017/02/09 13:00「モアナと一緒に一歩一歩進んでいけたらと思い、収録した」と語る屋比久知奈=那覇市内(写真・琉球新報社)3月10日から全国で公開されるディズニーの新作アニメ映画「モアナと伝説の海」の日本語吹き替え版で、主役モアナの声優に沖縄市出身の琉球大4年、屋比久知奈(ともな)が選ばれた。可能性を秘めた輝きが評価され、ミュージカル初挑戦から2年足らずで次々とチャンスをつかんだ。「モアナはみんなを救うために新しい世 -
給食にサトウキビ、特産品を児童に紹介
2017/02/09 13:00給食でサトウキビが振る舞われた中城南小学校の児童ら=2日、中城村南上原の同小(写真・琉球新報社)沖縄県中城村の基幹作物であるサトウキビに触れる機会を作ろうと2日、村内小中学校の給食でサトウキビが振る舞われた。中城南小学校では、村役場の職員や村学校給食共同調理場の栄養士らが村のサトウキビについて講話した。児童らは、食べやすいよう直径2センチ、長さ10センチほどに切られたサトウキビにかじりつき「固いけ -
辺野古新基地でブロック投下
2017/02/08 11:00海保や防衛局職員が警戒する中、海底へ投下されるコンクリートブロック=7日午後2時38分ごろ、大浦湾(写真・琉球新報社)【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で沖縄防衛局は7日、大型コンクリートブロックを大浦湾の臨時制限区域内に投下する作業を開始した。同日午前9時25分ごろに1個目を投下したのを皮切りに、大型クレーン船2隻が計4個の大型コンクリートブロックを午後2時4 -
「ご当地ヒーロー」アジアに輸出ー“正義の味方”育てます
2017/02/08 11:00東南アジアでヒーローキャラクターのプロデュースを企画する「カレッジフォース」の畠中敏成会長(右から3人目)と吉田就彦社長(左から3人目)。タイでプロデュースしている「ミライガーT1」(左から4人目)と琉神マブヤー(同5人目)がポーズを決める=7日、県庁(写真・琉球新報社)「琉神マブヤー」を企画する南西産業(豊見城市)は7日、東北地方のご当地ヒーロー「東北合神ミライガー」を運営する正義の味方(秋田県 -
海の上“滑走”!沖縄・サンマリーナに体験施設オープン
2017/02/08 11:00海の上で滑走する「メガジップ」の体験者ら(プロジェクトアドベンチャージャパン提供)体験型施設の設計や運営を全国で展開するプロジェクトアドベンチャージャパン(東京)は6日、恩納村の「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」のサンマリーナビーチにレジャー施設「PANZA Okinawa(パンザ・オキナワ)」をオープンした。同社の県内進出は初めてで、今後県内ほかの地域での事業展開も視野に入れる。パンザ・オキ -
防衛局、辺野古強行…海上工事に着手ー沖縄県、文書で中止要求
2017/02/07 12:00(写真・琉球新報社)【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は6日午前8時40分ごろ、海上の本体工事に着手した。5日に名護市大浦湾の臨時制限区域に到着した作業用の船団のうち、台船2隻から汚濁防止膜を固定するための大型コンクリートブロックなどをクレーン船2隻に移し替える作業が行われた。早ければ7日にも同区域内に最大13・9トンの大型ブロックを投下し、汚 -
「元気になってね」 阪神の鳥谷選手が、こども病院で激励
2017/02/07 12:00(写真・琉球新報社)プロ野球阪神タイガースの鳥谷敬選手(35)が6日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センター(佐久本薫院長)を訪れ、入院している子どもたちと交流した。記念撮影に応じたり、サインを書いたりするなど子どもたちと触れ合った鳥谷選手は「ここでパワーをもらって1年が始まる」と生き生きとした表情で語った。鳥谷選手の訪問には、選抜高校野球で県勢初の全国制覇を遂げた沖縄尚学メンバーで、 -
自由の楽しさ”伝染”ーかんな農園の漢那宗貴さん
2017/02/07 12:00(写真・琉球新報社)糸満市与座にある「かんな農園」で父や叔父と共にマンゴー、アテモヤ、ゴーヤーなどを栽培している漢那宗貴さん(33)。システムエンジニア(SE)から公務員、さらに農業へと転身した変わった経歴の持ち主だ。家族の幸せのためにと望んだはずの公務員時代、心身の不調に苦しみ、生き方を見詰め直した。農業の新たな可能性を発信する今は「毎日が楽しい」と、からりと笑う。幼い頃から自他ともに認める明る -
スイス出身監督が見た沖縄、映画「カタブイ」が上映開始ー日常切り取る
2017/02/06 13:00(写真・琉球新報社)スイス出身のダニエル・ロペス監督の映画「カタブイ-沖縄に生きる-」の上映が4日、那覇市の桜坂劇場で始まった。ロペス監督は2003年から沖縄に移住。映画は自身がなぜ沖縄に引かれたのか、その理由を追い求めていくドキュメンタリーで、4日の封切りには会場に多くの観客が詰め掛けた。観客からは「沖縄で日々暮らしていることがこんなに素晴らしいとは思わなかった」などの感想が聞かれた。感動の涙を -
「御菓子御殿」が全国2位!プロが選ぶ土産施設
2017/02/06 13:00(写真・琉球新報社)【観光関係の専門紙を発行する旅行新聞社が主催する「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」の土産物施設部門で、沖縄県読谷村にある御菓子御殿(おかしごてん、澤岻英樹社長)が2位に入った。御菓子御殿は6年連続で上位10位入りし、2位はこれまでで最高となる。前回の3位から順位を上げた澤岻社長は「ランクが落ちないか心配していたがランクアップできうれしい」と喜んだ。「プロが選ぶ―」は年 -
”母親の会社”目指す…子育て中でも「働く選択肢を」
2017/02/06 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県内のイベントなどに参加し、女性の力で沖縄の魅力をPRする「オキナワンガールズ」を運営する上原結奈さん(28)=那覇市=が子育て中の母親同士で、沖縄市に会社を設立しようとしている。プログラミングの仕事など、時間や場所を柔軟に選べる働き方を模索する。自身も2人の息子を育児中で、仕事と育児の両立に日々悩む。「働く選択肢を広げ、母親が輝ける場をつくりたい」と意気込んでいる。上原さ -
巨石滑落…あわや集落へー沖縄・名護、安和採石場
2017/02/03 13:00採石場の山(右)の頂上付近から落ちてきた岩=2日午後1時34分、名護市安和の部間集落(古堅一樹撮影)(写真・琉球新報社)2日正午すぎ、名護市安和の採石場で、高さ約80メートルの岩山から直径約4メートルの岩が落下する事故があった。岩は木をなぎ倒して落石防止の鉄柵を突き破り、近くの集会所に隣接するブロック塀を破壊して止まった。けが人はいない。業者が採石するために発破した際、岩が突然横滑りし、集落付近ま -
世界2位!米盛さんのジェラート、鮮やかビーツが評価
2017/02/03 13:00ジェラート国際コンクールで準グランプリを獲得した米盛勝也さん=2日、宜野湾市のジェラート店ラ・ボウス(写真・琉球新報社)イタリアで1月24日に開かれた「シゼップ2017ジェラート国際コンクール」(イタリアジェラート協会主催)で、豊見城市出身の米盛勝也さん(21)が自由部門で日本人初の準グランプリに輝いた。ジェラート職人として約1年の経歴ながら宜野湾市のジェラート店「La Vous」(ラ・ボウス)店 -
沖縄県内タクシー初の”企業内保育”ー沖東交通が若手、女性確保へ
2017/02/03 13:00県内タクシー業界では初めての事業所内保育所として開園を控える沖東交通の「オレンジキッズランド」=2日、那覇市首里石嶺町(写真・琉球新報社)沖東交通(西原町、東江一成社長)は、沖縄県内のタクシー業界では初めてとなる事業所内保育所「オレンジキッズランド」を13日に開園する。男性職場の印象があるタクシー業界だが、同社は2016年12月に国土交通省の「女性ドライバー応援企業」に認定され、女性の積極的な採用 -
沖縄県知事、”権限行使”を強調ー辺野古阻止へ米要請開始
2017/02/02 12:00議会調査局の調査員らと面談し、議会図書館から出てくる翁長雄志知事=1月31日、ワシントン(写真・琉球新報社)訪米中の翁長雄志知事は1月31日午後(日本時間2月1日早朝)、米首都ワシントンで米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する県の意思を伝え、移設計画の見直しを求める要請行動を始めた。31日は議会図書館で、米連邦議員が政策判断の参考にする報告書を定期発行している「議会調査局」の -
ヒーローに熱視線!プロ野球キャンプ始まる
2017/02/02 12:00守備練習で軽快な動きを見せる又吉克樹(左から2人目) =1日、北谷公園野球場(写真・琉球新報社)プロ野球の春季キャンプが1日午前、各地で一斉にスタートした。沖縄県内ではロッテ(石垣市)、楽天(久米島町)、阪神(宜野座村)、中日(北谷町)、DeNA(宜野湾市)、ヤクルト(浦添市)、日本ハム2軍(国頭村)が始動した。詰めかけたファンや報道陣を前に、選手らは3月31日の公式戦開幕に向けて調整を始めた。昨 -
「生活者の思い伝えたい」三上監督映画『標的の島 風かたか』が完成
2017/02/02 12:00「標的の島 風かたか」の1シーン((C)『標的の島 風かたか』製作委員会)沖縄の基地問題を住民の視点で捉えたドキュメンタリー映画「標的の島 風(かじ)かたか」がこのほど完成した。三上智恵監督にとっては「標的の村」「戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み」に続く第3弾・最新作。米軍基地建設が強行された高江、辺野古だけでなく、自衛隊配備の是非で揺れる宮古島や石垣島の住民の姿にも焦点を当てた。アンガマーやパ -
「沖縄を持ち歩く」日常を見つめ、描くー愛情と好奇心あふれる瞳の、テキスタイルデザイナーMIMURIさん
2017/02/01 12:00まっすぐな瞳が印象的なMIMURIさん(左)。一つ一つの作品に、スタッフと共に思いを込めます(写真・琉球新報社)那覇市の浮島通りを歩くと、古い建物の1階に、ペパーミントグリーンの看板、店先を彩る緑の植物、カラフルな店内が見えてきます。沖縄の動植物や風景を色鮮やかに描くテキスタイルデザイナー・クリエイターのMIMURIさんのお店です。トロピカルなフルーツ、太陽の光をいっぱいに浴びた島野菜、色とりどり -
「病理は地味だが役に立つ」医師らが「恋ダンス」でPR!
2017/02/01 12:00病理医らで踊った「恋ダンス」をPRする琉球大学大学院医学研究科腫瘍病理学講座の医師の玉城智子さん(左)と仲地里織さん=西原町の琉球大学(写真・琉球新報社)昨年末に放送されたテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のテーマ曲「恋」に合わせて出演者が踊る「恋ダンス」がブームとなった中、琉球大学大学院医学研究科腫瘍病理学講座の医師らが「恋」に合わせて踊る「病理は地味だが役に立つ」がインターネット上で話題に -
沖縄・八重瀬の壕から全身骨…日本兵か?発見者「遺族へ返したい」
2017/02/01 12:00完全な状態で収集された遺骨と「遺骨を遺族に返してあげたい」と語る沖縄鍾乳洞協会の松永光雄理事=1月20日、八重瀬町安里(写真・琉球新報社)八重瀬町安里の壕で31日までに沖縄戦当時の日本兵とみられる遺骨1体が見つかった。頭蓋骨から肩甲骨、尾てい骨、大腿(だいたい)骨、すねの骨、上腕など完全な状態でそろっている。下あごには左右3本ずつ歯も残っている。約30年にわたりボランティアで遺骨を収集している八重 -
欠航など7800人超に影響…那覇空港の空自F15事故、離陸直前に脱輪
2017/01/31 11:00(写真・琉球新報社)30日午後1時19分、沖縄県の那覇空港から訓練のために離陸しようとした航空自衛隊F15DJ戦闘機の前輪部分が故障し、タイヤが外れた。機体は自走不可能となり、那覇空港滑走路は午後3時9分に再開されるまで1時間50分閉鎖された。那覇空港事務所によると、民間機合計60便に欠航や目的地変更などの影響が出た。米軍嘉手納基地に一時的に着陸して待機した便もあった。琉球新報の取材では、遅延便も -
トランプ政権へ辺野古阻止要請へー 翁長沖縄知事が訪米向け出発
2017/01/31 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県の翁長雄志知事と稲嶺進名護市長、辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の訪米団が30日午後、31日の米国への出発を前に那覇空港で出発式を開いた。翁長知事は、オール沖縄との出発式に先立つ会見で「米大統領が変わって新しいトランプ政権の下で、辺野古を造らせない、造れないということやオスプレイ配備反対を訴え、理解を得たい」と抱負を述べた。稲嶺名護市長は「基地問題はすぐれて人権問 -
性的虐待、身近に潜む…「聞く」必要性を強調ー北部病院・阿見医師
2017/01/31 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県立北部病院の院内講座が25日、同病院1階ロビーであり、小児科の阿見祐規医師が「身近に潜む性的虐待」をテーマに講話した。阿見医師は、性的虐待が誰の身近にも起こり得ると知ることがまず大事だとし「被害者は常にSOSを発している。それをキャッチしたら、ちゃんと話を聞いてあげてほしい」と訴えた。虐待被害の中で、性的虐待が最も表面化しにくい理由として、阿見医師は加害者が被害者に沈黙を -
学ラン1,000円、体操着は300円!”リユース制服”で初の試着会
2017/01/30 13:00(写真・琉球新報社)使わなくなった学校制服を預かり、必要としている人に低価格で販売する活動をする沖縄県沖縄市の子ども応援団「笑(わら)びん」はこのほど、中学校の新1年生のオリエンテーションを前に、沖縄市内の事務所で試着会を初開催した。沖縄市内の8中学校や高校などの制服を取り扱っている。笑びんは2014年の12月に立ち上げ、15年の夏ごろから本格的に活動を開始した。団長の森田好美さん(48)は「私も