琉球新報の最新ニュース
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輝く農業女子!! 5人が語る喜びと課題
2016/09/20 11:00(写真・琉球新報社)【うるま】「輝く農業女子!!」をテーマにした農業者研修会(市農業委員会主催)が13日、JAおきなわ具志川支店で開かれた。市内の女性農業者5人によるパネルディスカッションが行われ、これからの農業について実務に携わる観点から語った。花卉(かき)農家の金城恵美子さん、照屋栄子さん、野菜農家の国吉千景さん、金城和子さん、兼城はるみさんがパネルディスカッションした。農業経営や後継者づくり -
車いすラグビー 初の銅、リオ・パラリンピック 仲里、乗松ら活躍
2016/09/19 12:00誇らしげに銅メダルを掲げる仲里進(前列中央)=18日、リオデジャネイロ(写真・琉球新報社)【リオデジャネイロ18日=稲福政俊】リオデジャネイロ・パラリンピック最終日の第12日は18日午前(日本時間同日午後)、ウィルチェア(車いす)ラグビーの3位決定戦を行い、日本は52―50でカナダを下して銅メダルを獲得した。同競技でのメダル獲得は初めて。日本はパラリンピック4度目の出場で念願のメダル獲得となった。 -
首里城祭 新「国王」に仲宗根さん「王妃」に具志堅さん
2016/09/19 12:00国王に選ばれた仲宗根広さん(右)と王妃の具志堅優美さん=18日、那覇市の沖縄都ホテル(写真・琉球新報社)首里城祭「国王・王妃公開選出大会」(首里城祭実行委員会主催)が18日、那覇市の沖縄都ホテルで開かれた。国王に仲宗根広さん(35)=南風原町、公務員、王妃に具志堅優美さん(29)=浦添市、会社員=が選ばれた。国王に26人、王妃に34人の応募があった。国王は10月29日に首里城公園で開かれる冊封儀式 -
台風16号 与那国で一部損壊66戸 石垣、農作物に被害
2016/09/19 12:00強風で崩れた倉庫の残骸を片付ける祖納元健司さん=18日午前10時18分、与那国町の祖納集落(写真・琉球新報社)強い台風16号は18日午後6時には先島地方の北の東シナ海にあり、時速15キロで北東に進んでいる。九州地方に向かうとみられるが、沖縄気象台は19日まで沖縄本島地方に強風への警戒を呼び掛けている。本島地方は19日も雨で、所により雷を伴って強く降る見通し。与那国町が18日にまとめた被害報告による -
のあちゃん20日帰国 心臓移植終え ひまりちゃんに余剰金贈る
2016/09/16 17:00(写真・琉球新報社)今年2月に米国で心臓移植手術を受けた翁長希羽(のあ)ちゃん(2)が、20日帰国する。「のあちゃんを救う会」が15日、県庁で記者会見し、「帰国の報告ができることを喜ばしく思う」と述べ、県民からの物心両面の支援に感謝した。同会は、寄付金の余剰金6300万円余りを、同じく海外での心臓移植を目指す「ひまりちゃんを救う会」と大阪府の「はなちゃんを救う会」に寄付した。父・司さんと母・涼子さ -
豊年、大漁願い「ハーイヤ」 糸満大綱引
2016/09/16 17:00(写真・琉球新報社)【糸満】豊年や大漁、無病息災を願う伝統行事「糸満大綱引」が旧暦8月15日の15日、糸満市の糸満ロータリーから白銀堂までの間で開催された。市内外から3万2千人(主催者発表)が訪れ、全長180メートル、総重量約10トンの大綱を南北に分かれて引き合った。制限時間いっぱいの30分間熱戦が繰り広げられたが、2000年以来の引き分けに終わった。市民らは午前8時30分ごろから白銀堂前に集まり -
「やんばる国立公園」誕生 国頭、東、大宜味3村、環境保全に決意
2016/09/16 17:00(写真・琉球新報社)【東京】本島北部の国頭、東、大宜味3村にまたがる陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタールが15日、「やんばる国立公園」として官報に告示され、正式に国立公園に指定された。完全な新規での国立公園指定は2014年の慶良間諸島以来で、33カ所目となる。北部3村は15日、国立公園化を記念する旗をそれぞれの役場に掲げ、指定を喜んだ。翁長雄志知事は同日、県庁での定例会見でやんばる国 -
ディープな離島を体感しよう! モニターツアー参加者募
2016/09/15 11:00【伊平屋島】「自然の造形美と沖縄の原風景を撮る~『てるしの』の島スポット散策」プログラムのイメージ写真(写真・琉球新報社)模合に女子会、スポーツ合宿…。沖縄本島に住む皆さん、気の合う仲間と離島あっちぃ~(歩き)しませんか! 島にはたくさんの物や便利さはないけれど、都会にはない豊かさがあります。そんなディープな島々の魅力をお得に体験できるプログラム「島あっちぃ 離島観光・交流促進事業」(主催・沖縄県 -
世界遺産登録できるの? 豊かな森で軍事演習 やんばる国立公園
2016/09/15 10:00沖縄本島北部の豊かな森の中にある東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場=7月14日(写真・琉球新報社)西表石垣島、慶良間諸島に続き、やんばる国立公園が誕生する。貴重な野生動植物が生息・生育している生態系を高く評価する政府は、2018年をめどにやんばるの森を奄美大島、徳之島、西表島とともに「奄美・琉球」として世界自然遺産登録(ユネスコ)を目指している。だが、軍事演習などで環境保全とは対極の活動をする米軍 -
陸自ヘリ空輸は「違法」 専門家、法解釈不可と指摘
2016/09/15 10:00ホーバーリングしながらトラックをつり上げる自衛隊ヘリ=13日午前9時57分、東村高江(花城太撮影)(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、防衛省が防衛省設置法第4条19号を根拠に陸上自衛隊のCH47輸送ヘリが重機の空輸を始めたことに関して、専門家からは「違法」などと指摘する声が上がっている。同設置法第4条19号には、防衛省が担当する事務として「条約に基づいて -
陸自ヘリ高江投入 「万策尽き」最終手段 防衛相の訪米前に
2016/09/14 11:00米軍北部訓練場のヘリパット建設工事用車両をつり上げて運搬する自衛隊のCH46輸送へり=13日、東村高江(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事で、政府は陸上自衛隊の輸送ヘリコプターを投入した。県側は前日に自衛隊ヘリ投入を検討していると説明した沖縄防衛局に対し、環境への影響や根拠法令などを説明するよう求め、現段階で「やるべきではない」と伝えていた。だが十分な説明はないまま、翌朝には陸自 -
終戦知らず木の上生活 伊江島の実話、東京で再演
2016/09/14 11:00舞台「木の上の軍隊」の再演報告をする劇団「こまつ座」の井上麻矢社長(右端)と主演俳優の松下洸平さん(右から2人目)=1日、伊江村役場(写真・琉球新報社)【伊江】71年前の太平洋戦争で母国の終戦を知らずに、伊江村西江前にあるガズィマールの木の上で約2年間の樹上生活を続け生き抜いた故佐次田秀順氏(現うるま市出身、当時28歳)と故山口静雄氏(宮崎県出身、当時36歳)の実話に基づいた舞台「木の上の軍隊」が -
沖縄から“カープ愛” 壁いっぱい「チバリヨ―」
2016/09/14 11:00カープの応援着に身を包み「チバリヨーカープ」と描かれた外壁の前でメガホンを握る安田稔さん。左手後方にカープの躍進を願うこいのぼりが舞う=本部町浦崎(写真・琉球新報社)沖縄市で1982年から春季キャンプを続けるプロ野球セ・リーグの広島東洋カープが10日、悲願のペナントレース優勝を決めた。25年ぶりの優勝に、野球教室や応援ツアーなどで同球団の選手と長く交流してきた沖縄市や県内関係者は喜びに沸いている。 -
東アジア共同体・沖縄研究会が発足 鳩山元首相が顧問
2016/09/13 11:00(写真・琉球新報社)県内外の有識者が呼び掛けて、沖縄の自立・独立を含めた自己決定権の在り方を幅広く研究・提言する「東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会」が11日発足し、琉球大学で公開シンポジウムを開いた。名誉顧問に就任した鳩山由紀夫元首相は「沖縄の命どぅ宝の思い、私流には友愛の心こそが東アジア共同体そのもの。沖縄がその原点だと確信した。東アジア共同体会議を沖縄で開いて、平和の要として発信していく絵を -
もろみ酢で乳酸菌飲料 石川酒造場と琉大、「美らBio」開発 肝機能保全、整腸に効果
2016/09/13 11:00(写真・琉球新報社)石川酒造場(沖縄県西原町、仲松政治社長)は12日、琉球大との共同研究により、泡盛の製造過程で造られる「もろみ酢」を乳酸発酵させた乳酸菌飲料「美(ちゅ)らBio」を開発したと発表した。もろみ酢を使った乳酸菌飲料の開発は国内初。2004年をピークにもろみ酢出荷量の落ち込みが激しい中、美らBioの開発により、市場全体の活性化が期待される。石川酒造場は独自の発酵技術により、もろみ酢の機 -
琉球音楽の巨星たちの唄を次代へ 元「ザ・ブーム」の宮沢和史さん 民謡245曲採録、CD化 津波恒徳さん、故登川誠仁さんら参加
2016/09/13 11:00(写真・琉球新報社)音楽家で元THE BOOM(ザ・ブーム)の宮沢和史さんが4年間かけて沖縄民謡の歌い手を訪ね歩き、録音した「次世代に伝えたい」民謡245曲を、14枚組のCDボックスにまとめた。津波恒徳さんや故・登川誠仁さんら、著名な歌い手も参加している。製作費捻出のため、民謡の記録と伝承を目的とした「唄方(うたかた)プロジェクト」(平田大一代表)を設立し、支援を募っている。寄付金600万円を集め -
沖縄の女性社長 一番多いのはこの名前!データから見る「女性社長」
2016/09/12 15:00(写真・琉球新報社)そこの「悦子さん」「和子さん」、注目です! 沖縄の女性社長の漢字名で1番多いのは「悦子(えつこ)」、全国のトップは「和子(かずこ)」。東京商工リサーチの「2015年全国女性社長調査」でこんな結果が分かりました。全国的に増え続けている女性社長。沖縄の女性社長の数は15年に2975人と、11年の調査開始以来、過去最多になりました。この5年間で1.4倍に増えています。全国は33万24 -
人工呼吸器の湯地君 伊江島で体験学習 仲間の支え・交流に笑顔
2016/09/12 14:00受け入れ民家の知念邦夫さん(左端)宅で昼食をとる湯地駿羽君(中央)ら(写真・琉球新報社)【伊江】全身の筋肉が萎縮する重い病気のため、沖縄県内で初めて人工呼吸器をつけて公立小学校に通う湯地駿羽(ゆじ・はやと)君(11)が7~9日まで伊江村で行われた自然体験学習に参加した。体験学習は県の離島体験交流促進事業で、那覇市立高良小学校(津波津賀子校長)の5年生143人と共に伊江島を訪れた。湯地君が学校の仲間 -
島初めての泡盛「渡嘉敷」が誕生 特産黒米で香り良く
2016/09/12 14:00(写真・琉球新報社)沖縄県渡嘉敷島の水田で育った黒米を使用した新商品として、同村初の泡盛「渡嘉敷」がこのほど特産品として製品化された。6月から島内の各ホテル、民宿、居酒屋などで限定販売され“渡嘉敷の味”として島民や観光客らから好評を得るなど、新たな島産品として期待されている。製品を新開発した同村阿波連区でホテル「ケラマテラス」を経営している国吉栄治さん(渡嘉敷村商工会青年部長)は、島産の泡盛がない -
沖縄の新基地建設阻止、米で呼び掛けへ 退役米軍人ら
2016/09/09 11:00(写真・琉球新報社)沖縄を訪れている退役米軍人らの平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」の6人が8日、沖縄県庁で会見し、「米軍の存在は地球、平和、環境の破壊にしかならないことを改めて実感した」などと語った。メンバーらは米国に帰国後は沖縄での体験や現状を積極的に伝え、沖縄での新基地建設阻止へ広く呼び掛けていく決意を語った。一行は沖縄の米軍基地問題などへ理解を深めようと8月30日から来沖し、 -
政府焦り〝最終手段〟 沖縄・北部訓練場、きょうにもヘリで重機空輸
2016/09/09 10:00ロープ付きの重機を運ぶトレーラー=8日、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場メインゲート付近(写真・琉球新報社)沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事で、沖縄防衛局は9日にも工事用重機を民間の大型特殊ヘリで運搬する。防衛省は抗議する市民を排除した上で建設現場の「G地区」「H地区」に重機を運び入れることも検討していたが、東村から混乱を避けるために村道を使用しないよう求められたことも -
国の重要無形文化財「八月踊り」始まる 多良間村
2016/09/09 10:00(写真・琉球新報社)国の重要無形民俗文化財に指定されている沖縄県多良間村の豊年祭「八月踊り」が旧暦8月8日の8日、始まった。10日までの日程で、同村仲筋・塩川両地域で多彩な伝統芸能が繰り広げられる。初日は仲筋の士原御願所で組踊「忠臣仲宗根豊見親組」など26演目が奉納された。県内外から多数の観光客が訪れる中、脈々と受け継がれてきた民俗芸能が披露された。「忠臣-」は16世紀に宮古を治めた仲宗根豊見親が -
藤代冥砂が写す沖縄の光、色、祈り 写真集「あおあお」を語る
2016/09/08 13:00初の風景写真集「あおあお」を出版した藤代冥砂さん(写真・琉球新報社)東日本大震災を機に神奈川から沖縄に移り住んだ写真家、藤代冥砂さん(49)。これまでMr.Childrenや広末涼子、嵐、元AKB48の大島優子らの写真集の撮影を手がけるなど数多くの作品を出してきた中、今回初めて沖縄で撮影した写真だけで構成する、初の風景写真集「あおあお」を出版した。沖縄での5年間で、何を写し、何を写さなかったか―。 -
あこがれの女性像追求 画家・山城えりかさん 装画で光る世界観
2016/09/08 13:00(左)これまでに山城さんが装画を手掛けた書籍 (右)山城えりかさん(写真・琉球新報社)若い女性をモチーフにした独自の世界観を追求している那覇市出身の画家、山城えりかさん(36)が、書籍のカバーを描く装画で存在感を放っている。1日から朝日新聞でスタートした芥川賞作家の金原ひとみさんによる連載小説の挿絵も担当し、活躍の場を広げる。「小さい子がお姫様を描くじゃないですか。あの延長なんです」。憧れの女性像 -
高江の今 映画で訴え 国強行と市民抵抗映す 森の映画社
2016/09/08 12:00映画「高江-森が泣いている」のワンシーン(森の映画社提供)米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に抗議する市民らを追った映画「圧殺の海」を製作した「森の映画社」が、東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で、現場で反対する市民の姿などを記録した映画「高江-森が泣いている」(藤本幸久、影山あさ子共同監督)を10日に完成させる。県内外で上映するほか、DV