米軍の最新ニュース
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辺野古新基地 設計変更申請の告示・縦覧始まる 軟弱地盤の詳細なし 28日まで意見募集
2020/09/09 14:00米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が4月に県に提出した設計変更申請書について、県は8日、申請内容を公開し県民ら工事で影響を受ける人から意見を募る「告示・縦覧」を開始した。期間は28日までの3週間で、県庁や名護市役所など8カ所で閲覧できる。県海岸防災課のホームページでも公開されている。申請書には軟弱地盤の具体的なデータが示されず地盤改良工事の詳細な説明もないなど曖昧な -
泡消火剤流出、米軍のバーベキューが原因 格納庫近くで装置作動
2020/09/07 14:00在沖米海兵隊は4日、米軍普天間飛行場で今年4月10日に泡消火剤が流出した事故について、海兵隊員が格納庫近くでバーベキューをしていたことが原因だったと明らかにした。バーベキューの器材の熱が格納庫の消火装置を作動させ、大量の泡消火剤が流れ出た。米軍は4日に示した再発防止策で、格納庫近くでのバーベキューを含む火器の使用を禁止したと説明。全ての格納庫の消火システムについて停止方法の表示も改めたとしている。 -
キャンプ・シュワブなどドローンの飛行禁止 防衛省、米軍基地を初指定 取材制限で懸念も
2020/08/07 14:30【東京】防衛省は7日、小型無人機(ドローン)の飛行を禁止するドローン規制法の対象施設に、キャンプ・シュワブや嘉手納基地など在日米軍基地15カ所を指定した。米軍基地の指定は初めて。自衛隊についても、航空自衛隊那覇基地など14カ所が追加指定された。周知期間を経て米軍は9月6日から、自衛隊は8月17日から対象施設とその周囲300メートルでドローンの使用が原則禁止され、飛ばすには同意が必要になる。名護市辺 -
米軍隔離措置に抜け穴か コロナ予防策、不透明な実態
2020/07/20 14:00米軍は新型コロナウイルス感染拡大の予防策として構成員に米本国など異動元と日本でそれぞれ14日間ずつ隔離措置を課している。それにもかかわらず本国からウイルスが持ち込まれていたとすれば、PCR検査の有無以前に、この隔離措置そのものに“穴”があった可能性が高い。14日間という期間は新型コロナウイルスの症状が出るまでの期間(潜伏期間)を考慮したもので、世界各国が隔離措置として取り入れている標準的な長さだ。 -
「ついに出てしまった」米基地周辺で感染 出歩く人激減
2020/07/17 14:30【沖縄 中部・北部】「心配していたことが起きてしまった」「市中感染は大丈夫だろうか」。米軍関係者を乗せた80代のタクシー運転手=沖縄市=が新型コロナウイルスに感染したことを受け、日常的にタクシーを利用する高齢者や基地周辺の住民は、“見えない敵”への不安を一層募らせた。基地内を出入りしていたタクシーの運転手からは「いつ自分が感染してもおかしくない」と戸惑いの声が上がった。「あいえーなー。ついに出てし -
ロックダウンでもオスプレイ協定外飛行 午後11時前に86デシベル
2020/07/17 14:30【沖縄・宜野湾】米軍普天間飛行場で垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが15日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて夜間飛行した。15日は最大86・1デシベルの騒音が発生し、宜野湾市に苦情が6件あった。米軍は基地をロックダウン(封鎖)しているとするが、訓練が続いていることに「沖縄の人のことを考えていない」と憤る声が上がった。15日はオスプレイ4機が午後10時54分~59 -
在沖米軍 新型コロナ感染136人 ハンセンで新たに36人 部隊間移動が原因か
2020/07/16 13:00沖縄県は15日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した米軍キャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村など)で新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。米海兵隊太平洋基地によると、新たな感染者は、先にハンセンで判明したクラスターに関連している。米軍関係の感染者数は計136人となった。ハンセンや普天間飛行場でクラスターが確認されるなど、感染者が急増している。米海兵隊太平洋 -
米軍、北谷ホテル出国者用に 別の施設で一般客混在も
2020/07/15 15:00日米地位協定9条は米軍関係者への検疫を免除している。軍隊内で厳しい検疫を受ける兵士のみならず、軍属や家族も適用対象外に含めていることが問題だ。全ての米軍関係者に日本の検疫を適用させることが理想だが、せめて軍属や家族には日本の検疫を適用できるよう協定の運用を改善すべきだ。兵士は任務上、緊急の渡航が想定されるため、日本の検疫適用について米軍は強く抵抗するだろう。一方で軍属や家族に日本の検疫対象とするよ -
米軍普天間飛行場内で軍属複数がコロナ感染 海兵隊、感染者数明らかにせず
2020/07/08 14:00米軍普天間飛行場に住む米軍属複数人が新型コロナウイルスに感染したことが7日、判明した。米海兵隊は発表で「複数人」にとどめ、感染者数を明らかにしていない。5人との情報もある。県も複数人としか知らされておらず、感染者数を把握していないと本紙に答えた。沖縄防衛局、外務省沖縄事務所も午後8時現在、感染者数を把握できていない。感染者らは同じ場所で働いており、5人以上なら「クラスター(集団感染)」に分類される -
辺野古新基地きょう工事再開 沖縄県議選から5日後、玉城知事「極めて遺憾」
2020/06/12 15:00沖縄防衛局は11日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた工事を12日に再開すると発表した。工事関係者の新型コロナウイルス感染を受け、4月17日から約2カ月間、工事を止めていた。7日投開票の県議選では、新基地建設に反対する当選者が過半数を占めていた。県議選から5日後の工事再開について、玉城デニー知事は報道陣の取材に「工事をするなら極めて遺憾だ」とけん制した。菅義偉官房長官は8日、県議選で自民党 -
米軍が伊江島滑走路を改修 訓練増える恐れ 補助飛行場「運用能力を最大化」
2020/05/14 13:30米海兵隊が沖縄県伊江村の伊江島補助飛行場内で滑走路と離着陸帯を改修する工事を始めていることが13日までに分かった。工事は6月下旬ごろまでの予定。海兵隊は情報を発信するウェブサイトで改修の目的について「島の運用能力を最大化するため」と説明しており、基地機能を強化する方針を示している。工事完了後、米軍機の訓練が増えて騒音などの基地負担が増す恐れがある。改修工事について村や村議会には米軍から説明があった -
道路に散らばる薬きょう 米軍トラックから落下、後続車はパンク
2020/04/22 14:5021日午前9時50分ごろ、沖縄県北中城村安谷屋の県道81号で「弾が大量に落ちている」などと目撃者から通報があった。沖縄署によると、県道29号を走っていた米軍トラックが左折して県道81号に進入した際、荷台に積んだ空の薬きょうを大量に落下させた。トラックの後続を走っていた車1台が落ちた薬きょうを踏み、前輪がパンクした。薬きょうは道路一帯に散らばり、米兵らが薬きょうを回収した。同署は同午前10時ごろから -
有害な物質含む泡消火剤の流出に 米司令官「雨降れば収まる」 基地内の対策を優先
2020/04/13 14:30【沖縄・宜野湾】米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出した問題で、同飛行場の基地司令官デイビッド・スティール大佐は11日、宇地泊川の除去作業現場を訪れ「雨が降れば収まるだろう」と市職員らに発言した。泡消火剤を回収せずに放置するとも受け取られる姿勢を示した。スティール大佐は「最優先は(飛行場内からの流出を)止めることだ」と強調。飛行場の排水路で、土のうを使って泡消火剤が流れ -
沖縄に米海兵隊が沿岸連隊を創設へ 再編し全体で兵士1万2000人削減 米メディアが報道
2020/03/25 13:50【与那嶺路代本紙嘱託記者】米海兵隊は今後10年間で兵士を1万2000人減らし、第3海兵遠征軍(3MEF、うるま市)に新しい沿岸連隊をつくるなど軍を再編成する。複数の米メディアが23日、伝えた。海洋進出する中国に対抗するため、小規模で迅速に対応できるようにする。米海兵隊トップのバーガー司令官は昨夏以降、必要な部隊や装備の検証を進めてきた。海兵隊は近く、計画の全容を公表する。星条旗新聞などによると、海 -
F35戦闘機の未解決欠陥883件 米国防総省まとめ 安全性に問題のある深刻な欠陥は9件
2020/03/18 14:20【与那嶺路代本紙嘱託記者】米独立監視機関「政府監視プロジェクト(POGO)」は11日、最新鋭戦闘機F35の欠陥に関する内部資料を入手したと発表した。それによると、未解決の欠陥が883件あり、うち162件は「修正の予定なし」だった。安全性に問題がある深刻な欠陥は9件あった。米政府監査院(GAO)もこれまでF35の技術的問題を指摘している。F35を巡っては、日本政府が米国から105機を購入することを決 -
辺野古埋め立て工事は「続行」 新型コロナ感染防止策で沖縄防衛局 受注業者に「中止の意向なかった」
2020/03/04 14:00沖縄防衛局は2日、新型コロナウイルス感染症対策として、名護市辺野古への新基地建設に伴う埋め立て工事を中止することについて「工事受注者の意向を確認したところ中止の意向はなかった」と述べ、工事を中止しない意向を示した。同日、沖縄県選出国会議員団による要請の場で明らかにした。赤羽一嘉国土交通相は2月28日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止策として、国の公共工事の一時中止や工期延長を認める意向を示 -
米軍、落下からわずか2日でつり下げ輸送を再開 原因究明できるまで停止と発表するも… CH53、トリイでフォークリフトつり下げ
2020/02/28 14:00米陸軍トリイ通信施設で27日午後1時45分ごろ、米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターがフォークリフトをつり下げて飛行する様子が確認された。CH53ヘリはトリイ通信施設の西側の洋上から侵入し、基地内の管理着陸帯に着陸した。同型機は25日にトリイ通信施設の沖合に鉄製の戦車型標的を落下させる事故を起こした。事故後、ヘリが所属する第1海兵航空団は落下の原因究明ができるまで物体のつり下げ輸送を停止すると自 -
米軍が鉄製構造物を落下 読谷トリイの西1・3キロ
2020/02/26 13:10在沖米海兵隊は25日午後1時10分ごろ、読谷村のトリイ通信施設の西1・3㌔の海上で普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターから鉄製の物体を落とした。ヘリで物体をつり下げて輸送していたところ、物体が不安定なったため海上に投下したという。ヘリはトリイ通信施設から軍事射撃場に向かっていた。この日、トリイ通信施設内に射撃訓練用の標的とみられる鉄製の物体が並べられているのが目撃された。CH53Eが離 -
米軍基地内で感染者… 新型肺炎で真偽不明な情報が氾濫 SNS上で 米軍は否定
2020/02/07 14:00新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内でも真偽不明の情報が氾濫している。会員制交流サイト(SNS)では「沖縄にコロナの感染者」「マジ中国人勘弁」などの書き込みが拡散。「ガセだ」などと否定する投稿も散見されるが、感染を恐れる不安心理も重なってデマは完全には消えない。「中国語を話したら周りの人が離れていった」。実生活でも中国出身者というだけで警戒されるなど波紋が広がっている。6日現在、県内で感染者は -
沖縄本島沖で米軍ヘリが墜落 那覇市から東の海上 MH60ヘリ乗務員5人を救助
2020/01/27 14:45米軍の特殊作戦用MH60ヘリコプター1機が25日夕、沖縄本島東沖約150キロで墜落した。航空自衛隊や海上保安庁第11管区保安本部が救助に当たっている。関係者によると、少なくとも乗員5人が救出されたという。けが人の情報は入っていない。防衛省は「不時着水」と説明している。11管は同日午後8時現在、周辺海域で情報収集中という。関係者によると、事故機は沖縄県外の部隊に所属しているという。25日から米海軍と -
米兵の飲酒運転が4年連続増加 前年から1.6倍 海兵隊員が半数以上占める
2020/01/24 14:002019年に沖縄県内の米軍関係者が飲酒運転で逮捕された事例は38件で、18年の24件と比べ約1・6倍に増加した。4年連続で増え続けている。19年の逮捕者のうち海兵隊所属は過半数を占める21件で、18年の11件と比べ約1・9倍だった。県が22日までに集計した。在沖米軍は19年2月に深夜の外出や基地外での飲酒を規制する「リバティー制度」を大幅に緩和している。今月19日にうるま市で海兵隊員が酒気帯び運転 -
辺野古の2工事見送り 防衛省 軟弱地盤対応を優先
2020/01/06 14:30【東京】沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡って、防衛省は2019年度予算に計上していた米軍キャンプ・シュワブ内の河川切り替えなど2件の工事を見送ることを決めた。軟弱地盤の改良工事を先に進める必要があるため。見送る分の予算は、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている鹿児島県・馬毛島(西之表市)の用地取得費(160億円)に回す。軟弱地盤改良に伴う設計変更について県は承認しない -
辺野古新基地、埋め立てに10年 政府見積もり、軟弱地盤で当初の倍 普天間返還は2030年代
2019/12/23 15:00米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が埋め立てに必要な工程を10年程度と見積もっていることが22日、分かった。政府関係者が明らかにした。軟弱地盤の存在が発覚し、当初予定していた5年から2倍の時間がかかると判断した。埋め立て完了後の滑走路整備などに見込まれる工程3年を含めると、現行計画で早ければ2022年度とされた米軍普天間飛行場の返還は、30年代にずれ込む見通しだ。防衛 -
米軍、照明弾訓練を再開へ 金武の民間地落下事故、調査終了 米軍「強風で流された」
2019/12/20 14:00沖縄県金武町伊芸の民間地に米軍の照明弾3発が落下した事故で、米海兵隊は18日までに調査が終了したとして、今後、再発防止策を実施し60ミリ迫撃砲照明弾の訓練を再開する意向を沖縄防衛局を通じ県や町に伝えた。キャンプ・ハンセン射撃場の運用規則が緩く強風の中で照明弾を使って風に流されたことが原因だと結論付けた。県は「説明が不十分だ」として、県や町に詳しく説明し理解を得るよう求めている。事故当時、訓練で使っ -
「ウチナーンチュと米兵、どちらの気持ちも分かった」 基地の街で育った伝説のバンド「紫」のドラマーが明かした思い コザ騒動から49年
2019/12/20 14:00【沖縄】街に充満する焼け焦げた臭い、民衆の怒号―。49年前の1970年12月20日、コザ市(現沖縄市)米軍人が起こした交通事故と米憲兵隊の事故処理に憤慨し、民衆が車両を焼き払った「コザ騒動」が起こった。ロックバンド「紫」のドラマー宮永英一さん(68)も目撃者の一人だ。当時、米兵相手にライブ活動をしていた宮永さん。「ウチナーンチュと米兵、どちらの気持ちも分かった」と複雑な心境を振り返りつつ、戦後の歴