解説の最新ニュース
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「怒りっぽい」「食べ過ぎる」50代で急増する記憶障害を伴わない「第4の認知症」
2024/07/17 11:00ファッション評論家のピーコ(79)が《万引して逮捕された》というショッキングなニュースが報じられたのは、2023年4月のことだった。報じた『NEWSポストセブン』によれば、双子の弟であるおすぎ(79)を介護していたピーコは、認知症の兆しが出ていたおすぎに対して極度のストレスを感じ、同居を解消したという。おすぎは介護施設に入所したが、一人暮らしとなったピーコはコミュニケーション不足からか、感情の起伏 -
腰痛が消える楽~な家事動作!重い荷物を持つときは「壁にお尻」をつける
2024/07/17 11:00「腰が痛い」「重だるい」といった悩みを抱える人は多い。健康運動指導士で『イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)の著者、植森美緒さんも、かつては腰痛に苦しむ一人だった。無理な運動がたたって椎間板ヘルニアを経験したという。「当時は何をしてもあまり回復せず、痛すぎて不安な毎日でした。でもあるとき、痛みが楽になる“動作”を偶然見つけたのです」(植森さん、以下同)その -
夏のうねり髪に「酢リンス」!髪表面を引き締めサラサラに
2024/07/12 06:00むしむし、ベトベト、紫外線ダメージ……。蒸し暑い日本の夏は、ヘアケアの大敵だ。「髪の毛がうねる」「紫外線でパサつく」「においが気になる」「汗で髪がぺたんこに」「頭皮がベタつく」など、“夏の5大ヘア悩み”を抱えている方も多いだろう。なかでも、この時季いちばん気になるのが、湿気やダメージによる“うねり”ではないだろうか。「年齢を重ねると、髪の中の水分や脂分のバランスが崩れ、タンパク質の密度も下がってき -
今の50歳が16年後にもらえる年金は年21万円減額…財政検証で判明した「最悪のシナリオ」
2024/07/12 06:00「7月3日、厚生労働省が5年に1度の“年金財政の定期健診”ともいわれる財政検証を公表しました。今回の結果では、前回よりも年金財政が改善されたことがうかがえます。しかし、今後も年金の給付水準はジリジリと引き下げられる傾向であることに変わりなく、けっして年金生活者が楽になるということではありません」こう語るのは、経済評論家の加谷珪一さんだ。年金の未来を占う財政検証は、被保険者の年齢構成や賃金水準、経済 -
九州大病院の医師が警鐘 奥歯がないと認知症リスク1.5倍に!【前編】
2024/07/10 11:00九州大学の研究によって、奥歯のかみ合わせを失うと認知症のリスクが上がることが示唆された。特に年齢を重ねた女性は、歯周病により奥歯を失いやすいというが――。「奥歯が欠損し、かみ合わせが悪くなると、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高くなることが、私たちの調査で示唆されました。認知症のリスクを低減するためには、日ごろから正しい口腔ケアを行い、健康な奥歯とかみ合わせを維持することが重要です」そう警鐘を -
就寝前の乳酸菌飲料で歯周病リスク増!医師が教える「歯を守る習慣」【後編】
2024/07/10 11:00前編では、奥歯の噛み合わせを失うと認知症リスクが高まるメカニズムについて解説した。奥歯を守るためには具体的に何をすればよいのか。引き続き、九州大学病院(義歯補綴科)教授の鮎川保則さんに話を聞いた。「まずは口腔ケアの基本となる歯磨きを見直してほしい。歯の状態は一人ひとり異なるので、歯科を受診して、自分に合った歯磨きの方法を学ぶことが大事です。プロ野球選手でも、コーチの指導を定期的に受けないと打率を維 -
熱中症と勘違いしやすい“夏の脳梗塞”見分けるポイントを医師が解説
2024/07/08 11:006月のある真夏日に、屋外で運動をしていた50代男性が、頭痛や吐き気に加え、手足のしびれを感じていたものの、熱中症だと判断。帰宅してシャワーを浴びた後、涼しい場所で横になった。そのまま4時間半以上経過した後、家族が軽度の意識障害のような症状を発見。すぐに病院を受診したところ、熱中症ではなく脳梗塞であることが判明。その後、半身不随の症状が残ってしまった。――今年も、すでに真夏日が続出している。熱中症へ -
「リカバリーサンダル」理学療法士が“高齢者の室内履き”にスリッパより勧める理由
2024/07/08 11:00今、人気のリカバリーサンダルをご存じだろうか。業界紙によると、ある人気ブランドのリカバリーサンダルは、2024年6月期の売上高が、対前期比40%増の約32億円にのぼった。もともとは、スポーツ選手が激しい運動をしたあとに、足の疲労を軽減するために作られたもの。じつは認知症や寝たきりを防ぐうえでも効果的なのだという。「認知症や寝たきりを防ぐには、外に出て歩くことが大切です。高齢者はとくに、自宅で一日中 -
桂ざこばさんも亡くなった「大人の喘息」掃除中に咳が止まらない、台風が来ると息苦しい人は要注意!
2024/07/04 11:00「喘息で全然あきまへん、ハ~ァ。喘息あかんわ、ほんまに――」歯に衣着せぬトークと人情味あふれるキャラクターで人気があった、落語家の桂ざこばさんが、6月12日に喘息のため、大阪府内の自宅で亡くなった。享年76。亡くなる1カ月半前の会見で、自らの体調について弱気な発言をしていたざこばさん。激しい咳や呼吸困難などを起こす「喘息」。一般的には、子どもに多い病気だと思われがちだが、じつは大人になってから発症 -
2年で10倍増のコストコ再販店!多少割高でも「得する」のはどういう人?
2024/07/04 06:00「東京・下北沢の1号店を皮切りに2022年6月に11店舗だった『コストコ再販店』は、2024年6月、120店舗まで増えました」そう話すのは「コストコ情報館」を運営するHuskycart代表の信川拳さん。ここ2年で約10倍に増えたという再販店とは?「コストコで商品を仕入れ、それを小分けにして販売しています。利益を約3割のせて販売する店が多く、単価を比べると割高なのですが、最近人気で出店ラッシュの模様 -
ハンドルに荷物、イヤホンつけながら運転はOK? 自転車の意外な違反行為を専門家が解説
2024/07/03 11:00「5月17日、改正道路交通法が可決・成立されたことにより、16歳以上を対象とした、自転車に関連した113の違反項目が設けられました。悪質運転、危険運転の場合は“青色切符”が交付され、5千円~1万2千円ほどの反則金を支払うことになります。施行は2年以内の予定です」(全国紙記者)自転車のハンドルにレジ袋をかけて運転することもよくあると思うが、「乗車積載方法違反」で反則金1万2千円を科せられる……なんて -
50代タイプ別「老後資金2000万円」貯める組み合わせ 慎重派がiDeCoでやるべき運用法は?
2024/06/26 11:00安心な老後を送るため、2千万円の貯蓄が欲しい。だが、あまたある貯蓄法のなかで、どれを選べばいいか迷っている人も多いはず。お金の専門家と一緒に考えました。6月7日「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の掛金上限の引き上げを国が検討していることが明らかになった。iDeCoは公的年金に上乗せする“自分年金”。働き方により掛け金の限度額は異なるが、掛け金の「2倍以上に増額」を推す声もあるという。また、会社を -
夏の快眠に就寝前の「氷水出し茎茶」ストレス解消&認知症予防にも
2024/06/26 06:006月に入り、暑さがぐっと増してきた今日このごろ。いつにも増して、夜なかなか寝つけない、という悩みを抱える人も増えているのではないだろうか。そんな悩みに、グルタミン酸とエチルアミンという物質が結合してできる、アミノ酸の一種の「テアニン」という成分が有効なのだという。「テアニンは、煎茶や緑茶といったお茶の中に多く含まれる、アミノ酸です。リラックス効果のある成分としても注目されています。テアニンを摂取す -
大人もかかる「手足口病」にアルコール消毒は効きにくい!去年の6倍ペースで感染拡大中
2024/06/21 06:00「保育園に通う息子(3歳)からうつりました。息子は手足に水疱がポツポツ出る程度で済みましたが、私は足裏、手のひら、口の中、そして熱が39度まで出て、フラフラに。とくに足裏は、歩くたびに突き刺すような激痛だったので、トイレに行くのも大変でした。症状は1週間ぐらいで治まりましたが、その後爪が?がれたり、足の皮がむけたり、もう二度と感染したくないですね」(東京都・30代主婦)本来、夏に流行する感染症「手 -
どら焼きとショートケーキ、血糖値スパイクを起こしやすいのはどっち?
2024/06/19 11:00甘いもの、炭水化物……。「血糖値スパイク」は動脈硬化のリスクを高め、最悪の場合、死を招く。「米やパンなどに含まれる糖質は、体内でブドウ糖になり小腸で吸収され、血糖として各臓器に運ばれます。それにより食後に血糖値が正常値を超えて急激に上昇し、数時間後に元に戻る現象を、食後高血糖である『血糖値スパイク』と呼びます。それは糖尿病だけでなく、血管にダメージを与え心筋梗塞や脳卒中をも招くのです」とはAGE牧 -
3カ月以上続く“原因不明のめまい”その4割が新疾患「PPPD」だった!新潟大学の医師が解説
2024/06/19 06:006月になり急増するめまい。長続きする、よくならないと感じたら、それは新疾患“PPPD”かも。薬が効かないしつこいめまいの正体を、新潟大学の医師が解説する。「つねにフラフラとしためまいに苦しんでいて、外出したときなど“地震が来た!?”と思うくらい症状が強くなります。もう数カ月、この症状のままですが、耳鼻科や脳神経外科で検査しても、何も異常が見つからないため、治療もできない状態です」(50代読者)もと -
水虫が足裏がんの発症に関与の可能性…慈恵医大の衝撃研究結果!
2024/06/12 11:00「水虫が足裏のがんに関係している可能性が高いことがわかりました。水虫の治療や予防をすることで、足裏のがんの予防にもつながると期待しています」そう話すのは、東京慈恵会医科大学(皮膚科学講座)の研究グループで水虫と足裏のがんの関係を調査している教授の延山嘉眞さん。延山さんらの研究グループが、足裏にがんがある患者30人と、足裏にがん以外の皮膚疾患がある患者84人を調査したところ、後者で水虫に罹患していた -
犬を飼うと認知症リスク4割減!「猫ではだめ?」研究者に聞いてみた
2024/06/10 11:00犬を飼っている人と猫を飼っている人とでは、認知症の発症リスクに差が出る。こんな驚きの研究結果が東京都健康長寿医療センター・社会参加とヘルシーエイジング研究チームによって公表された。早速この研究に携わった同センター協力研究員で国立環境研究所主任研究員の谷口優さんに聞いた。「たしかに、犬を飼っている人は、飼っていない人に比べて、認知症が発症するリスクが40%低いことが、今回の研究で示されました」この研 -
40代後半から要注意!むせる、口の中が乾燥する…健康寿命を縮める「口の衰え」
2024/06/07 11:00口が回りにくくなった、なんだか口が渇く……。口内の不調に、マスクを外して気づいた人も多い。年齢とともに「むせる」「食べ物がうまく飲み込めず、食べこぼしが増えた」「滑舌が悪くなる」など、口腔機能の衰えが出てくる状態をオーラルフレイルと言う。「オーラルフレイルは口のフレイル(虚弱)という意味の造語で病気ではありません。口に“ささいな衰え”が出た状態を言います。高齢者特有の状態だと思うでしょうが、じつは -
永瀬廉 耳穴の深くに…活動休止招いた右耳けがの「騒然現場」ハプニング
2024/06/03 06:00「本番直前のことです。永瀬さんがライブに向けて準備をしていたところ、スタッフが持っていた先の尖った道具が、誤って永瀬さんの右耳にグサリと刺さってしまったと聞いています。ライブ欠場の原因となった突然の事故に現場は一時騒然としていました」(ライブ関係者)5月29日に京セラドーム大阪で開催されたSTARTO ENTERTAINMENTのライブイベント「WE ARE! Let's get the part -
黄土色の尿、乾いた脇の下…梅雨から要注意の熱中症!医師が教える“脱水のサイン”
2024/05/31 11:00今年の夏も猛暑が予想されているが、気をつけたいのは“梅雨”の時季。暑くないからと自分の渇きに鈍感な結果、おしっこが黄土色、熱中症で倒れるなんてことは避けたい。気象庁の3カ月予報によると、今年も高温多湿の暑さが厳しい梅雨~夏を迎えるようだ。気温が上がると注意したいのが脱水症や熱中症。「脱水症は体に必要な水分量が減ってしまっている状態のことで、熱中症にもなりやすくなります」こう話すのは湘南鎌倉総合病院 -
介護保険料が高騰中!大阪府は全国最高額「年9万円」の負担、いったいなぜ?
2024/05/29 06:0065歳以上の人が年金から毎月天引きされる介護保険料は、3年に1度、各自治体で見直されている。この4月からは改定された基準額に基づいた金額になっている。厚生労働省が5月14日に発表した2024~2026年度の基準額の全国平均は、前回から211円も増えて月6225円。介護保険制度が始まった2000年度の月額2911円と比べると2倍強に!介護保険制度に詳しい淑徳大学の結城康博教授が解説する。「介護保険制 -
認知機能を維持するための生活習慣!「1日1万歩」が“逆効果”な理由
2024/05/27 11:00聞きなれない「軽度認知障害」という言葉。聞けば、「認知症」の一歩手前だという。65歳以上の6人に1人が認知機能にトラブルを抱える今、少しでも進行を食い止めるには――。2022年時点で、65歳以上の認知症の高齢者の数は、443万人。厚生労働省が5月8日に公表した研究資料には、認知症にまつわる推計の数値が、このように記されていた。全国紙・社会部記者が言う。「団塊ジュニア、つまり現在のアラフィフ世代が6 -
めまい、動悸、息切れは「隠れ狭心症」のサインかも!病院では「気のせい」診断のケースも
2024/05/22 11:00「胸が締めつけられるように痛むのに、病院を何軒回っても〈異常なし〉と言われる……。もし、あなたがそんな症状に悩まされているなら、“微小血管狭心症”かもしれません」そう警鐘を鳴らすのは、日本冠微小循環障害研究会(J-CMD)の代表世話人で、国際医療福祉大学副大学院長や東北大学名誉教授を歴任する医師の下川宏明さん。別名“隠れ狭心症”とも呼ばれる微小血管狭心症は、見逃されやすい病気なのだ。いわゆる“狭心 -
65歳から増える「老人性うつ」認知症と誤診され症状悪化のケースも…見分ける方法は?
2024/05/15 11:00「65歳以上の人が発症するうつ病を『老人性うつ』といいます。この老人性うつは、認知症と症状が似ている部分もあり、見分けにくいんです。認知症と思っていたら老人性うつだった、あるいは、それら2つの症状が合併しているケースもある。それだけ診断が難しいんです。また、老人性うつが、認知症の発症リスクを高めることもあります」えびな脳神経クリニック理事長で、同院認知症疾患医療センター長の尾﨑聡医師が、こう話す。