高齢者の最新ニュース
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認知症を予防するにはメモ帳を持って散歩に出かけよう
2018/07/04 16:00超高齢社会、何より怖いと思われている認知症。原因とされるアミロイドβは健常な人の脳にも蓄積されているという。だが、新しい生活習慣で発症を防ぐことは可能なのだ——。《60歳以上の5人に1人の脳に異常タンパク質アミロイドβが溜まっている……》今年5月、大手新聞各紙にこんな見出しが躍った。“脳のゴミ”ともいわれるアミロイドβとは、アルツハイマー病の原因とされている脳内に発生する異常タンパク質。高齢者の7 -
高齢ドライバー事故の盲点“放置した家族”の責任になることも
2018/07/01 16:00「最近、親の運転が心配で……」。高齢者の交通事故が増えていくなかで気になるのが、異変を感じていても“止めなかった”家族の責任。もしもの大事故が起きる前に対策を!認知症と診断されていなくても、年齢とともに認知機能は低下してくるので、いつ死亡事故を起こして“加害者”になるかわからない高齢者ドライバー。実際に、75歳以上のドライバーの死亡事故件数は、75歳未満全体と比較して、免許人口10万人当たりで2倍 -
増える認知症患者の運転事故、家族が「今すぐできる」予防とは
2018/07/01 11:00「親や配偶者が乗るクルマに、あちこちぶつけた跡があったら要注意です。認知機能が低下している可能性があるので、すぐ検査を」そう警鐘を鳴らすのは「認知症の人と家族の会」(以下・家族の会)東京都支部代表・大野教子さん。家族の会には、認知症の家族から多くの電話相談が寄せられる。先日は、こんな相談があった。「離れて住んでいる息子さんのところに、世話をお願いしているケアマネさんから『最近、お父さまのクルマがボ -
「野菜や魚」中心は健康的ではない!? タンパク質食のすすめ
2018/06/20 16:00「最近、食が細くて、元気が出ない……」。そんな悩みを抱えているあなたは、“寝たきり予備軍”かも。老後を元気に生きるための10品目をお教えします!「寝たきりや要介護になる人のほぼ半数は、認知症の発症や転倒による骨折、衰弱が原因です」こう話すのは、タニタヘルスリンクの管理栄養士で、健康運動指導士の龍口知子さんだ。厚生労働省の’16年度の調査によれば、要支援や要介護が必要になったきっかけは、認知症が18 -
「“食ぼそり”負のスパイラル」が寝たきりと要介護を招く!
2018/06/20 16:00「寝たきりや要介護になる人のほぼ半数は、認知症の発症や転倒による骨折、衰弱が原因です」こう話すのは、タニタヘルスリンクの管理栄養士で、健康運動指導士の龍口知子さんだ。厚生労働省の'16年度の調査によれば、要支援や要介護が必要になったきっかけは、認知症が18%、高齢による衰弱が13.3%、骨折・転倒が12.1%、関節疾患が10.2%となっている。「そして、これらを引き起こすのが、高齢者に多い『サルコ -
認知症診断で免許取り消し3倍 県警、チェック強化に効果
2018/05/24 13:00道交法に基づき高齢ドライバーが受検する認知機能検査と医師の診断の結果、2017年の1年間で免許取り消しとなったケースが前年比約3倍の154人に上り、過去最多だったことが23日、県警への取材で分かった。免許更新時などの認知機能検査を強化した改正道交法が17年3月に施行されており、県警は「チェック強化が一定の効果を上げているのではないか」と分析している。改正道交法は75歳以上のドライバーに対し、3年に -
死去まで2千500万円「高齢者向け住宅」はサービス過剰に注意
2018/01/31 11:00「子どもや家族に迷惑をかけたくないから、将来は高齢者施設に――。そう考えている人は多いです。しかし、そのほとんどの人たちが、実際にどのくらいの総額費用がかかるのかイメージできず、不安をかかえていらっしゃいます」そう語るのは、『介護施設&老人ホームのさがし方・選び方』の著書もある、齋藤直路さん。そこで今回、齋藤さんにサービス付き高齢者向け住宅の月額使用料や、介護度ごとの月額介護サービス費用(介護保険 -
100歳迎える高齢者を市長が祝福 三浦市
2017/09/20 12:00(写真・神奈川新聞社)敬老の日にちなみ、三浦市の吉田英男市長らは19日、本年度内に100歳を迎える市内の高齢者を訪問し、花束や記念品を手渡して長寿を祝福した。来月に100歳となる磯部千代子さん=同市三崎=は「皆が祝ってくれてうれしい。生きてて良かった」と笑顔をみせた。磯部さんには孫が10人、ひ孫が14人。嫁いだ当日に実家の庭に咲いていた花まで覚えている磯部さん。70歳過ぎから88歳ごろまで趣味で農 -
おしゃべりロボットも登場、高齢者見守りサービスの未来
2017/07/26 11:00ここ数年で高齢者見守りサービスが爆発的に増えている。その理由としてあげられるのは、高齢化した親を心配する家族からのニーズが高まっていること。共働きや遠距離などの事情で、思うようなケアができない家庭も多い。さまざまな企業で高齢者見守りサービス商品の開発が進むなか、ついに家庭用の見守りロボットが誕生!介護ロボット特区、北九州で生まれたドーナツ・ロボティクス社の小型ロボット「シナモン」だ。「人工知能を使 -
「高齢者見守りサービス」ニーズ高める“2025年問題”とは?
2017/07/26 11:00「日本の高齢化はこれからさらに加速し、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になるのが2025年です。認知症患者も増加している一方で、介護職は常に不足。その溝を埋める手段のひとつが、民間の高齢者見守りサービスなんです」そう話すのは介護ジャーナリストの小山朝子さん。高齢化社会時代はとうに過ぎ、いまや超高齢社会。来る“2025年問題”に向け、警備会社や電機メーカーも高齢者向けの見守りサー -
“パラサイト孫”のため食費節約…高齢者たちの悲惨な肉声
2017/07/14 16:00子育てが終わり、悠々自適な老後を楽しむはずが、待っていたのは子や孫に“パラサイト(寄生)”される日々。いまや社会問題化しているという、親子共倒れの実態とは−−。今年6月に発表された内閣府の調査によれば、60歳を過ぎても18歳以上の子や孫の生活費を一定以上負担している人が2割もいたという。この結果についてファイナンシャルプランナーで「働けない子どものお金を考える会」代表の畠中雅子さんは、次のように語 -
高齢者施設、“順番待ち”人気施設に入るにはどうすればいい?
2017/04/17 12:00内閣府が行った「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年・対象は全国60歳以上の男女)で、《介護を受けたい場所》は男性の約4割、女性の約3割が“自宅”を希望している。国も’25年に向けて、病院のベッド数を15万床削減し、数十万人を自宅などで介護してもらう方向に舵を切っている。しかし、一方で、子どもに迷惑をかけたくないという理由で、有料老人ホームや高齢者向け住宅を選ぶ人も多い。さまざまな形態が存在 -
高齢者事故防止へ レコーダーで診断 県内自治体初
2017/03/03 16:00(写真・神奈川新聞社)高齢ドライバーによる交通事故対策として、大和市はドライブレコーダーを高齢者に無償で貸し出し、市職員が運転を個別診断する取り組みを始める。録画映像で自身の技能を客観的に把握してもらい、免許証の自主返納にもつなげる。県内自治体では初の試み。高齢者の認知機能検査を厳格化する12日の改正道交法施行に合わせた対応で、市は「シルバー・ドライブ・チェック」と名付けた。高齢者による死亡事故が -
高齢者の過半数が望む「最期を自宅で迎える」ためのステップ3
2017/02/15 06:00「住み慣れた家で死にたい」。そう望む高齢者は、全体の約55%にものぼる。国が病院での入院期間を短くし、在宅で療養するようにシフトしていることもあり、在宅介護の延長で親を看取るケースが増え始めてもいる。だが現在、日本では7割以上が病院で亡くなっている。看取るための情報が不足しているのだ。「高齢者は年を取るにつれていろんなところが悪くなり、病院に頻繁に連れていくのが次第に大変になります。全身を診察して -
やくみつる氏も苦言、「高齢者」年齢定義引き上げの意味とは
2017/01/20 06:00正月気分も抜けきらない1月5日、「高齢者の定義を10歳引き上げるべき」との提言が唐突に発表された。「現状、『65歳以上』と定められている“高齢者”の定義を『75歳〜89歳』とし、『65〜74歳』を“准高齢者”、『90歳以上』を“超高齢者”と区分することを提言しました」こう語るのは、高齢者の定義を見直すべきという提言を発表した「日本老年学会」の甲斐一郎理事長(東京大学名誉教授)。どうして高齢者の定義 -
医療保険は5倍に…高齢者&専業主婦を襲う「負担増リスト」
2016/12/15 12:00「'16年もあと半月余り。今年はマイナンバーの運用や、電力の小売り自由化などが始まりました。10月には年収106万円以上のパート労働者は、勤め先の従業員数が501人以上などの条件を満たすと、社会保険の加入が義務化されました。保険料負担が増えた方もいるでしょう。また、秋ごろからの野菜の高騰もあり、家計費を表す『消費支出』は1年2カ月連続で前年同月比マイナスと、冷え込みが続いた年でした('16年10月 -
人型ロボ 高齢者見守り 琉球ネットワークサービス、ソフト開発へ
2016/10/20 12:00多言語に対応し、空手の演武も披露する人型ロボット「NAO」システム開発の琉球ネットワークサービス(上原啓司会長)は19日、人型ロボット「NAO」の国内正規代理店であるスマートロボティクス社とロボットサービスに関する契約を締結したと発表した。琉球ネットワークサービスは今後、1人暮らしの高齢者を見守るシステムの開発などNAOに搭載するソフトウエアの研究を進め、沖縄独自のサービスを世界に発信する。NAO -
いつか親が倒れたら…高齢者向け住居・介護施設の特徴まとめ
2016/10/19 06:00救急車で病院に搬送されても、入院できる期間は90日……。介護が必要になった親を抱えて、どこに行ったらいいの?「自分で探して転院を」と言われても、戸惑う人がほとんどだろう。いったいどうすればいいのか。「3カ月を過ぎると、病院に支払われる入院医療報酬が極端に減ることになり、病院から退院を迫られます。そうした場合、医療機関には医療ソーシャルワーカーがいるので、まずは相談してみることをお勧めします。その病 -
岩手高齢者施設9人死亡に学ぶ災害死しない施設選び4カ条
2016/09/09 06:00大型台風10号の影響により岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」では、入所中の認知症高齢者9人全員が遺体で見つかった。「3年前にも台風が来て浸水したんですが、経験が生かされませんでしたね。入居者を早めに避難させていれば」と話すのは、施設の近所に住む70代の女性。高齢者などは、避難勧告や指示が発令される前の避難準備情報の段階で避難させることが求められている。しかし「楽ん楽ん」は岩泉町が情報を -
病気、障害乗り越え夢語る 横須賀で高齢者スピーチイベント
2016/05/09 12:00(写真・神奈川新聞社)高齢者が病気や障害を克服して実現させたい夢などを語るスピーチイベントが8日、横須賀市本町のヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれた。約300人の聴衆を前に、60~90代の男女7人が前向きに生きる姿を披露した。「夢の発表会~幾つになっても我ら青春~」と題したイベントでは、脳梗塞で左手がまひしている男性が「70年来の趣味のカメラをもう一度生きがいにしたい」、20年前に心臓のバイパ -
虐待、ネグレクト…安心な高齢者施設の選び方は
2016/02/17 06:00「全国の特別養老老人ホームなどを対象に、あるNPOが’15年に調べた結果、’12年以降の3年間で虐待と思える行為が『あった』『あったと思う』と答えたところが1,510カ所、全体の16.8%もあることが、明らかになりました」こう語るのは、『介護ビジネスの罠』などの著書がある、介護・医療ジャーナリストの長岡美代さん。「たとえば’15年2月、東京都北区の医療法人が運営するシニアマンションで、一部の高齢者 -
注目高まる「高齢者の地方移住」の前に必要な準備とは?
2016/01/13 06:00最近、高齢者の地方移住に関心が集まっている。その根底には、都市部での医療や介護体制の不安がある。読売新聞社の世論調査でも、「介護に不安を感じる」人は86%に達し、「都市部の高齢者が、介護を受けやすい地方への移住に賛成」は61%だった(’15年10月)。「政府も、地方移住を後押ししています。その内容は、健康に問題のないアクティブシニアが移住し、元気なうちに趣味やボランティア、仕事などを通じて人間関係 -
ますます増加する「貧困高齢者」にならないための予防策
2015/08/22 06:00老後の貧困問題を浮き彫りにしたNHKスペシャル『老人漂流教室“老後破産”の現実』が放映されたのは昨年9月。以来、「人ごとではない」「自分もなるかもしれない」と恐怖を覚えた視聴者からの反響は大きくなるばかり。老後の経済問題が深刻化するなか、番組にも関わった明治学院大学社会部教授・河合克義さんは『老人に冷たい国・日本「貧困と社会的孤立」の現実』(光文社新書)を出版。そして、NPO法人ほっとプラス代表理 -
「週3日、年金減らさず働く」注目集める高齢者専門の人材派遣会社
2014/10/27 07:00年金がカットされない範囲で働きたいシニアの間で、高齢者専門の人材派遣会社が注目を集めている。「趣味のテニスに週2回行くので、働くのは週3日」というのは、人材派遣会社「高齢社」(東京都千代田区)の村田勢次部長(75)。村田さんは東京ガスを退職後、同社に派遣社員として登録。3年前から本社勤務となった。ふだんは、取材の対応やクライアントとの調整などを行う。2〜3人がチームを組み、1社の仕事を「ワークシェ -
老後に不安抱える高齢者集まる大阪シェアハウスの取り組み
2014/08/29 07:00目的がはっきりしていて、住人たちがそれに向かって助け合っているのが最近のシェアハウス。現在、シェアハウスは都心だけに留まらず地方にも広がりを見せている。そんななか、老後に不安抱える高齢者が集まるシェアハウスも登場!要介護認定は受けていない。でも、日常生活に不安があるーーそんな人たちの支援の場となっているのが、大阪市平野区にある「シェアハウス中井」だ。「介護老人保健施設や有料老人ホームに入るほどでは