沖縄県の琉球新報に関する話題
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良い森にしか住まない?うちなーフクロウについて調べてみた【島ネタCHOSA班】
2021/06/29 13:00北中城村在住の者です。近くの森の中から「ホーホー、ホーホー」という鳴き声がよく聞こえるのですが、フクロウなのでしょうか。もしフクロウだとしたらどんな種類か知りたいです。(北中城村 シマブクロウさん)夜にオオコウモリが飛んでいるのはよく見かけますが、フクロウも沖縄にいるのでしょうか?3種類が生息というわけで、県内の野鳥に詳しい沖縄県鳥獣保護管理員の糸数多寿子さんにお話を聞くことにしました。「おそらく -
人気の沖縄古民家民宿オーナーは、うちなー文化体験の伝道師だった!ごーやー荘 オーナー 野下秀広さん
2021/06/11 13:00人とつながり 笑顔でいられることが楽しい沖縄市胡屋の住宅地にあるごーやー荘は、1963年に建てられた古民家を利用した民宿だ。2003年4月のオープンから、ほぼそのままの姿で営業している。そのたたずまいに引かれ足を運ぶと、入り口で咲き誇る鮮やかな黄色いアリアケカズラに晴れやかな気持ちになった。民宿を始めて18年のオーナー野下秀広さんを訪ねた。長崎県出身で大学進学を機に沖縄に来た野下さんは、卒業後県外 -
消滅の危機だった沖縄定番の箸「ウメーシ」が復活! 就労センター協力で手作り県産品
2021/05/12 14:00沖縄の食卓で親しまれてきた赤色と黄色のウメーシ(箸)が復活する。県外メーカーの廃業によって生産中止となっていた。那覇市内の就労支援センターの利用者らが製造を請け負い、20日から県内販売を開始する。卸元のカネナガ商事(同市壺屋)の田川信次代表(43)は定番の復活に「県内生産のウメーシを販売できてうれしい。おいしく食事をしてほしい」と呼び掛けている。ウメーシは、県内で流通している竹製の箸。2019年6 -
ビーチ清掃で沖縄本島一周 琉大1年・伊是名秀真さん 友人3人らとごみ825キロを収集
2021/03/23 13:00琉球大学1年の伊是名秀真さん(19)が15日、「沖縄県一周ビーチクリーンプロジェクト」の最終目的地となる糸満市西崎の海岸を清掃した。活動の様子をSNSで発信し、県内の若者に環境問題への興味を持ってもらうことが目的。プロジェクトは12日に豊見城市の瀬長島から始めた。伊是名さんの考えに賛同した3人の友人と共に、本島内25カ所のビーチや海岸を自動車で巡りごみを拾った。約30人の飛び入り参加もあった。15 -
アーサ今が旬、天ぷらや卵焼き…でも汁が一番 北中城
2021/03/03 14:10沖縄県北中城村美崎沿岸の養殖場では特産品のアーサ(アオサ)が収穫の最盛期を迎えている。1日は大潮。朝から晴れ間が広がり、生産者らが干潮に合わせて続々と磯に繰り出し、収穫作業に精を出していた。アーサは網を巻き取る専用の機械や手作業で摘み取られる。生産者の池宮城武則さん(62)=北中城村美崎=は「今年は収穫量も良い。天ぷらや卵焼きはもちろんだが、アーサ汁が一番おいしい」と笑顔で話した。 -
まだまだ増える? 沖縄県人口は145万6417人 前年同月比5482人増
2020/02/03 13:30県統計課が31日に公表した1月1日現在の県推計人口は145万6417人で、前月比で618人(0.04%)増加し、前年同月比で5482人(0.38%)の増加となった。前年同月比の増加率が最も大きかったのは中城村で2.26%、次いで宮古島市で1.63%となっている。減少率が最も大きかったのは、渡名喜村で5.29%、次いで多良間村の4.31%だった。 -
沖縄県産モズク不作深刻 単価引き上げ 前年比6000トン減
2019/07/04 13:592019年の沖縄県産モズクが不作で、生産量は18年より約6千トン減少して1万5千トン前後になる見込みだ。高水温や日照不足など気象や海洋条件に恵まれなかったことが原因と見られる。県内最大のモズク産地の勝連漁業協同組合は、不作の影響でモズクのキロ単価を18年より100円高い300円とした。上原勇行組合長は「単価が300円になるのは約20年ぶりだ」と話した。今期のモズク養殖は「早摘み」にあたる前期(3月 -
ハブ治療遅れ 損害賠償2800万円の支払いを沖縄県に命じる 那覇地裁
2019/06/12 13:182016年11月、ハブに左足をかまれて沖縄県立中部病院に救急搬送された際に適切な治療が遅れて後遺障害が残ったとして、40代男性が県に損害賠償を求めた訴訟で那覇地裁(平山馨裁判長)は11日、県に損害賠償約2800万円の支払いを命じた。県側は医師によるハブ抗毒素製剤の投与の指示が遅れた過失については認めていたが、補償について男性側と争っていた。男性は左足関節の可動域が制限される後遺障害を負った。平山裁 -
米軍ヘリからの落下物と認める 米海兵隊「人身や財産に脅威与えない」と安全性強調 沖縄県は飛行停止求める
2019/06/06 12:004日午後3時半ごろ、浦添市立浦西中学校のテニスコートで米軍機からの落下物とみられる重さ約20グラムのゴム製部品が発見された問題で、米海兵隊は5日、米軍普天間飛行場所属のCH53Eヘリコプターのプロペラの部品と認めた。また、米海兵隊は防衛省からの照会に対し、部品落下の事実を認め、部品の大きさや重さから「人身や財産に脅威与えない」と安全性を強調した。報道陣の取材に応じた謝花喜一郎副知事は「米軍における -
アレルギー気にせず沖縄へ家族旅行を OTSが個人向けプラン提供
2019/06/05 12:15沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は、食物アレルギー対応の個人型旅行「安心フリープラン」を提供している。食物アレルギーに対応したホテル3カ所、飲食施設3カ所から選ぶことができ、各施設の料理は一般社団法人のアレルギー対応沖縄サポートデスク(南風原町)と共同開発した。これまでは修学旅行など団体向けの企画のみだったが、アレルギーを持つ旅行者の選択肢を増やそうと、個人型旅行でも定番化を目指す。プランは航 -
布に自然を染めあげ沖縄の風まとう ー 本村ひろみの時代のアイコン ー おもて ゆきさん
2019/05/31 12:00作家・平松洋子さんのエッセイを読むと、いろいろと共感して感極まっておもわず体をくねらせてしまう。例えば“味噌汁におにぎりとたくあん”というシンプルな食卓の風景にさえ、湯気まで感じて生唾を飲んだり、誰もが体験するようなウッカリした失敗に笑ったり、涙ぐんだり。なんでもない日常のエッセンスを追体験して、感情を揺り動かされる。作品を読んだり鑑賞したりするということは、作家の視線を通して、あらめて世界を認識 -
那覇の公設市場で着物や化粧品が売られているのを知っていますか?
2019/05/31 12:00沖縄県の牧志公設市場衣料部・雑貨部の土地賃貸借契約が2021年度末で満了するのを前に、那覇市は両部の今後の在り方について検討している。入居している事業者との意見交換会が5月上旬から、周辺事業者・市民が両部の在り方を考えるワークショップが20日から始まった。24日には、市から諮問を受けた那覇市中心市街地活性化委員会の第1回会合が開催された。これらの議論や土地所有者への意見聴取を経て、8月以降に今後の -
琉舞学び、創作の肥やしに スウェーデンの芸術家 マリン・スコグランドさん
2019/05/30 11:30スウェーデンの芸術家マリン・スコグランドさん(44)が自国の奨学金制度を利用し、芸術活動につなげるために沖縄で琉球舞踊やコンテンポラリーダンスを学んでいる。沖縄の自然や文化に魅了されたスコグランドさんは「琉舞で新しい動きを学べた。これからの新しい作品に生かしたい」と手応えを実感。今後の創作活動に生かし、将来的にはスウェーデンや沖縄で公演する夢を抱く。スコグランドさんは沖縄科学技術大学院大学(OIS -
高校生が6万円を借りた医師と再会!「困っている人に声をかけられるようになりたい」
2019/05/22 12:21与那国島でのおじの葬式に参列するため、那覇空港に向かう途中で財布をなくした沖縄工業高校2年の崎元颯馬さん(17)が、航空券の代金6万円を貸してくれた男性を捜していた件で、10日に見つかった貸し主でイムス三芳総合病院(埼玉県)に勤める猪野屋博医師(68)と21日午後、那覇市松川の沖縄工業高校で再会を果たした。崎元さんは猪野屋さんに6万円を返し、手作りの文鎮をプレゼント。猪野屋さんは「もう無くさないで -
27年で5回も通貨が変わった沖縄 つくられた基地依存経済と3次産業の拡大
2019/05/15 12:50去年まで使えた通貨が今年からドルに。その14年後には円に―。こんなふうに頻繁に通貨が変わったらどうなるだろう。沖縄には、アメリカ統治下の27年で通貨が5回も変わった、いや“変えさせられた”歴史がある。それが基地依存経済をつくり、いまだに所得水準が全国に比べて低い要因である第3次産業の割合の高さにもつながっている。沖縄が日本に復帰して47年になる5月15日。当時の県民の暮らしを直撃し、今の沖縄経済に -
沖縄で有名な「ペリーもち屋」閉店 94歳店主「これからは遊ぶ」
2019/05/15 12:45沖縄県那覇市山下町で地域の人々に愛されてきた創業64年の「ペリーもち屋」が4月30日、閉店した。店主の照屋トシ子さん(94)はほとんど休まず店に立ち続けてきたが、高齢のため引退を決めた。最後の1週間は連日、閉店を惜しむ人々が長蛇の列をつくった。トシ子さんと、店を手伝う息子の和男さん(68)は「1週間に64年間が凝縮されたよう。感無量です」と感謝した。山下町は戦後、米軍が日本の陸軍大将・山下奉文を思 -
ISSAがスポンサーのラジオ番組 沖縄でしか見せない姿、聞けない言葉でお届け中
2019/04/26 13:00コザ(沖縄市)から全国へ配信!「沖縄市を盛り上げたい!」という地元愛を胸に自らスポンサーになり、ラジオ番組を続けるDA PUMP(ダ パンプ)のISSA(イッサ)さん。帰省時にはスタジオに出向いて出演する。ISSAさんの思いを受け取り、中心になって番組作りを務める幼なじみのFU-MI(フーミー)さんと、パーソナリティーを担当する宮川たま子さん・大屋あゆみさんに話を聞いた。2017年3月にスタート。 -
辺野古の今「非民主主義」 玉城デニー沖縄県知事、早稲田大学で講演
2019/04/26 13:00玉城デニー沖縄県知事は25日、東京都の早稲田大学で講演し、沖縄の現状について「非民主主義としか思えない状況が続いている。名護市辺野古の埋め立てと日本の民主主義の現状を重ねてみてほしい」と、国民一人一人が民主主義の在り方を考えてほしいと訴えた。約700人が来場した。沖縄県北谷町の米兵の女性殺害事件や、3年前の元米兵による女性殺人に言及し「再発防止や綱紀粛正が言われてもまた起こる。同胞の尊い命が失われ -
育て、うちなーコーヒー 沖縄SV×ネスレが名護に240本植樹
2019/04/24 12:11【名護】食品メーカーのネスレ日本(神戸市)と、サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表を務めるサッカーチーム沖縄SV(豊見城市)などは23日、名護市許田の「沖縄SVコーヒーファーム」でコーヒー苗木240本を植え付けた。2020年には1万本を追加する計画でコーヒーの大規模生産としては県内初という。1万本の追加移植を行う場所は調整中。エクアドル産の3種類の苗木を植え、3年後の収穫を目指す。240本が順調に -
吉本、教育コンテンツ配信へ NTTと共同でプラットフォーム事業 沖縄に会社設立
2019/04/24 12:07吉本興業(大﨑洋会長)とNTT(澤田純社長)は21日、「遊びと学び」をコンセプトにした教育コンテンツなどを国内外に発信するプラットフォーム事業「Laugh&Peace Mother(ラフアンドピース マザー)powered by NTT Group」を共同で始めると発表した。事業には、日本の文化を海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」(北川直樹CEO)も出資する。事業は那覇市に設立予定の -
10連休前半、沖縄路線ほぼ満席 前年比2割増の59万人
2019/04/22 12:52沖縄発着路線を運航する国内航空6社は19日、ゴールデンウイーク期間(4月26日~5月6日)の予約状況を発表した。6社の合計予約人数は前年同期比19・7%増の59万3516人で、10連休と公休日の数が増えたことで予約数は前年の同期間を約10万人も上回っている。期間中の平均予約率は82・4%と高水準で、特に連休前半の沖縄向け路線はほぼ満席となっていることから、連休を沖縄で過ごす混雑は例年以上と見込まれ -
全国的には衣料品店は苦戦しているのに パルコが沖縄に進出するワケ
2019/04/17 11:406月27日の開業が発表となった大型商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」は、沖縄県内各地からのアクセスが容易な好立地と、国内外の人気ブランドがそろう豊富なテナントで集客を図り、既存の商業施設との差別化を図る。米軍キャンプ・キンザーの返還が進めば浦添西海岸の発展が見込まれ、サンエーパルコの上地文勝社長は「沖縄の中心の場所になるはずだ」と期待を込める。パルコシティには国内外の人気ブランドなど、県内 -
一足先に夏の笑顔 与那国で海開き
2019/03/25 12:09【与那国】全国に一足早い夏の到来をアピールしようと「日本最南端!八重山の海びらき2019」(主催・八重山ビジターズビューロー)が24日、与那国島のナーマ浜で開かれた。曇り空で肌寒さを感じる天気だったが、参加した500人(主催者発表)は今年初めての海水浴を満喫した。町立久部良小学校と同中学校の児童・生徒が海開きを宣言。集まった子どもたちはテープカットと同時に駆け出し、水しぶきを上げて海に飛び込んだ。 -
新しくなった那覇空港にぎわう 国内・国際線連結し便利に、新店舗にも客足
2019/03/19 13:01那覇空港(沖縄県那覇市)の旅客施設を運営する那覇空港ビルディング(NABCO、兼島規社長)は18日、国内線と国際線の旅客ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル施設」の供用を開始した。同日午前、3階チェックインロビーで供用開始式典があり、関係者が門出を祝った。多くの乗客が広くなって利便性が向上し、商業施設が充実した新施設を堪能した。式典で兼島社長は「お客さま一人一人が快適に過ごせ、利用して良かっ -
ベトナム沖救助から36年、涙の感謝 沖縄水産高実習船が「命つなぐ」
2019/03/19 12:56「命をつなげてくれた沖縄の人にお礼が言いたい。恩は一日も忘れたことがない」。東京都内でベトナム料理店を営む南雅和さん(50)=ベトナム名ジャン・タイ・トゥアン・ビン=が抱き続けた思いだ。南さんは1983年8月、木造船で祖国ベトナムから逃れ、ホーチミン沖合で沖縄水産高校の生徒を乗せた県実習船「翔南丸」に救助された。本紙取材がきっかけで救助船の名称や当時の船長・宮城(旧姓下地)元勝さん(75)の所在が