市役所に辞表を提出し、いよいよ希(土屋太鳳)がケーキ職人の夢に向かって進み始める横浜編がスタートする、NHK連続テレビ小説『まれ』。横浜で出会う人々は、能登に負けず個性豊かなキャラクターばかり。

「昔、バイトでちょっとやったことはあるんですよ。それこそコック帽をかぶって、フルーツパフェを作ったりとか」

 そう話すのは、希が理想の味を求めて辿り着く洋菓子店のオーナーパティシエ・池畑大悟役を演じる小日向文世(61)だ。

「ものすごく偏屈で、僕の範疇にない人ですね、大悟は。自分の作ったケーキを『俺様のケーキ』って、どんだけ自分が好きなんだ!って(笑)。でも、能登の高校生だった希に、ケーキ作りは一にも二にも修行で、まだ何もできていないのに、見込みがあるか聞いてくるヤツに見込みはない、ということを言うんだけど、それが大悟の本音ですよね。それだけお菓子作りに真剣で。子供相手にムキになれる大悟、すごいなあと思います」

 小日向は、今後の見どころを次のように語る。

「のちのち、大悟が希にメレンゲを作らせるシーンが出てきます。とても重要な局面で。じつは、メレンゲ入りのパンケーキっていうのは、大悟の家族にとって深い意味があって、それをあえて希に仕込みをさせる。見応えがありますね。時間がないのに『ダメだ、もう1回』って完璧主義の大悟と、めげずにメレンゲを作り続ける希。大悟も心のどこかで希を認めているからこそ、厳しくするんです。僕ならもっと優しくしますけどね(笑)」

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