ママ友同士で言ってはいけない「地雷語」10
「その場のノリで社交辞令で……。あなたが使ったその言葉が、話し相手をイラッとさせているかもしれません」と話すのは、ビジネスマン向けの『地雷語! 社会人が決して使ってはいけない42の言葉』(ぱる出版)がベストセラーになっている、中山マコトさん。
中山さんによれば、ビジネスマンだけでなく主婦も、この『地雷語』に気をつける必要があるという。ママ友同士の何げない会話のなかにも危険は潜んでいるそうだ。そこで、言ったために嫌われることがないよう、「危険なワード10」を解説してくれた。
【1】いつもお世話になってます
「本当にお世話になっている相手ならいいですが、知り合い程度の相手に言うのはかなり危険。『いつ、あなたのお世話をしたの?』と、内心思う人が意外と多いです」
【2】困ったら何でも相談してね
「あいさつ程度と思っても、真に受けた相手から深刻な悩みを打ち明けられた時、それに対していいかげんな対応をしたら『あの人は嘘つき』と言いふらされる危険性も」
【3】ご主人は一流商社マンなの
「旦那さんを褒めることで、相手が喜ぶと思ってつい使ってしまいがちですが、夫婦仲は必ずいいものとは限りません」
【4】今度、みんなでランチしようよ
「こう言ったら『自分が幹事をやる』と宣言したのと同じ。一度、誘っておいて実行しなかったら、あなたの評価はただの『調子がいい人』にガタ落ち」
【5】どこかおいしいお店、知らない?
「味覚というのは千差万別。自分がおいしいと思った料理が相手にも合うかどうかは、かなり親しくなってもわかりません」
【6】私も花粉症なの
「相手のことをよく知らないうちに話題にすると危険なのが、病気の話。花粉症でも、重い人もいれば軽い人もいて『そんな気軽に言わないで』と反感を買う危険があります」
【7】絶対メールするね
「リスクを考えたら『絶対』『必ず』は使わないこと。メールがこない段階で『信用できない人』という烙印を押されてしまいます」
【8】その日は先約があって
「相手に『私は二番手、三番手』と、変な反感を持たれかねません。誘われても即答せず、後日、納得のいく理由を言って断るようにしましょう」
【9】この前買った◯◯◯、すごくいいわよ
「相手は欲しくても買えないのかもしれない。自慢話は基本的に×と心得ましょう」
【10】今度、あの人紹介して
「相手が先方との関係を築くのに、どれだけ苦労したかわからないのに、気安く頼むのは軽卒」