17週連続で、平均視聴率21%超を続けるNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』。め以子と悠太郎だけでなく、多才な脇役も人気の秘密。そんな、大人気ドラマ『ごちそうさん』の知られざるトリビアをご紹介!

 

【トリビア1】“め以子”という名前の由来は「命」である

め以子の母(財前直見)の説明によると、その由来は「命」(=めい)だが、そのままだと気恥ずかしいので平仮名と漢字を当て字にして“め以子”にしたそう。ちなみに、め以子の夫・西門悠太郎(東出昌大)の父・正蔵(近藤正臣)によると、“悠太郎”は「悠久」、その妹の希子(高畑充希)の名は“希望”に由来しているそうだ。

 

【トリビア2】自宅での料理練習のために杏が特注したものとは?

収録に先立って、プロから料理指導を受けていた杏。じつは、その際に特注したのが“和包丁”だ。『ごちそうさん』の時代には今のような文化包丁はまだ存在せず、片刃の和包丁が使われていた。ステンレス製の両刃の包丁しか持っていなかった杏は、この機会にと自分の手のひらにサイズを合わせた特注名前入り和包丁をあつらえたそう。

 

【トリビア3】め以子の子役・豊嶋花が、杏の子供時代を演じるのは2度目

「おいし〜い」と食べる表情が印象的だった幼少期のめ以子。演じたのは現在6歳になる子役・豊嶋花ちゃんだが、じつは彼女、昨年公開の映画でも杏の幼少期を演じていた。それは『ガリレオ』劇場版第2作『真夏の方程式』。杏が演じた環境活動家・川畑成実の幼少期を演じていたのも花ちゃんだった。そんなに顔が似てるとも思えないけど!?

 

【トリビア4】今も味わえる店が……“焼氷”は実在する料理だった!

“焼氷”は、め以子たちの憩いの場になっている喫茶店『うま介』の看板メニューとして、店主の馬介(中村靖日)が創作したスイーツ。じつはこれ、明治時代に実在したスイーツなのだ。ただ、正確なレシピは現在残っておらず、ドラマではオリジナルのレシピで作られた。この“焼氷”が実際に味わえる店がある。それが大阪・新世界にある喫茶店「DEN・EN」。ドラマより前の’12年から、約100年前の写真に写っている看板を手がかりに再現。大阪へ行ったらぜひ!

 

【トリビア5】西門悠太郎を演じる東出昌大が役の参考にするのは高倉健

もともと映画や本が大好きだという東出。『ごちそうさん』出演に際しては、大正・昭和初期の作品を役作りのために多く見たそう。その中でディレクターの1人から、「昔の人の男っぽさを知るなら、高倉健さんの映画がいいよ」と勧められて見た映画が『昭和残侠伝』シリーズ。そう言われれば、たしかに面影が!?

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