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昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(71)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の蛭子が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「大事に育てていた花や夏野菜が、ある朝すべて食い荒らされて。近所の人に聞くと、『それは鹿の仕業よ!』と。鹿は、雑草を食べずになぜ花や野菜を食べるのか教えてください」(ヒヨコさん・37・会社員・山口県)

 

【A】「大変なわりにもうけが少ない。家庭菜園は、効率が悪い趣味」(蛭子能収)

 

え~っ、これはですね、たぶん鹿の仕業ではなくて、野菜を食べたのは近所の人だと思います。まあ、鹿でも近所の人でも、おいしく食べてくれてよかったと思っておけばいいんじゃないですか。

 

それにしても、趣味で家庭菜園がはやっているみたいですが、オレは土に触れたら癒される、という人の気持ちがまったくわかりません。しかもできた作物は、変な野菜ばかりでおいしそうじゃないですよね。

 

そもそも家庭菜園が食費を浮かせるためだとしたら、手間ひまかかってすごく大変ですよね。それに比べたら、オレの趣味のボートレースは、万舟券が出れば、あっという間にお金を増やせるんですよね。

 

でも、最近の女房は「ギャンブルなんかしないで映画見てくれば」と2,000円しかくれません。でも、映画なんてすごい賭け事ですよね。だって製作費300万円の映画『カメラを止めるな!』の興行収入が21億円に。ボートレースなら100円で7万円ですよ。へへへ。

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