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「節分は、恵方巻を食べ、豆まきを行うだけの日になっていませんか? それではもったいない! その昔、立春を1年のはじまりとしていたことから『立春=元日』、その前日である『節分=大みそか』と考えることができ、運気の大きな変わり目でもあるのです」

 

そう語るのは、開運ライフスタイルアドバイザーの愛新覚羅ゆうはんさん。

 

「“寒さも極まると暖に転じる”ように、立春は昨日までの寒い冬から一転、人生を切り替える分岐点であり、たくわえてきたエネルギーが芽吹く出発点です。立春は、好きなことをして好きなものを食べ、我慢をしないで過ごすことが何より大切です。というのは、自分の中で芽吹いたばかりのエネルギーはまだ不安定であり、また、運を定着させる土台をつくる意味でも、立春から1週間ほどはマイペースにゆったりと過ごし、自分の心身を穏やかに整えていってほしいのです。我慢しない。感情もモノもけっしてため込まず、ためるのはお金だけにしたいものですね(笑)」

 

そこで、2月4日の「朝から昼」にやっておきたい5つの開運行動を愛新覚羅ゆうはんさんが教えてくれた。

 

【朝~午前】新しいものを取り入れる

 

1)すべての窓を開ける

春の最初の日。新しい気を取り入れるため、早起きして家じゅうの窓を開けよう。5~7時の間に1時間程度が理想的。家族の集まるリビング、若い力を育てる子ども部屋は優先して。

 

2)朝の光を浴びる

元旦のご来光以上に、立春の朝の陽光はエネルギーが強いといわれる。高く昇ってしまう前に、できれば日の出のパワーを拝みたい。朝日に合掌し、新たな1年をはじめよう。

 

3)毎日使うものを新調する

立春に日用品を新調するとよいといわれる。マイカップ、箸、下着、タオル、スマホケースはもちろん、余裕があればカーテンや玄関マットは大吉。色は赤かピンクがラッキーカラー。

 

4)「春財布」に新調する

春に新調する財布は“春(張る)財布”と呼ばれ、金運がアップするといわれる。シンプルで上質なものが望ましいので、素材は革、色はやはりピンク(無地)がおすすめ。

 

【昼】文字にしたためる

 

5)「立春大吉札」を書いて貼る

半紙のような透ける紙に、筆ペンで「立春大吉」と書いて貼っておくと、結界になるといわれる。もともとは禅寺の習慣だった。今年の恵方「東寄りの北東」に向けて貼ると効果絶大。

 

立春大吉札は、半紙を縦半分に切り、筆ペンで「立春大吉」と書く。それに3回息を吹きかけ、玄関の、目線より高い位置に貼る。ポイントは、「立春大吉」の文字を左右対称に書くこと。裏から見ても表から見ても「立春大吉」と読むことができるため、鬼や邪悪なものが家に入ってきても、振り返った際に「立春大吉」と書かれたお札が見えることで、鬼は「この家にはまだ入っていない!?」と混乱して逆戻りしてしまうそう。お札は0時~19時22分の間に書くのが正式で、1年間有効。

 

「立春の水(湯)は運気を流してしまうといわれています。入浴やシャワーはなるべく避け(そのためにも、節分にゆっくり湯船につかりましょう)、自分を甘やかすついでに、食器洗いや洗濯など水を使う家事の回数も、思い切って減らせたらいいですね」(愛新覚羅ゆうはんさん)

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