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海外ツアーでも活躍する渋野日向子(22)を巡る、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の対応が批判を集めている。

 

アメリカ女子ツアー出場のため、6日から開催される国内メジャー『ワールドレディスサロンパス杯』を欠場することが決まっている渋野。5日、同協会は会見を開き、森本多津子大会実行委員長は、出場義務違反として渋野選手に100万円の罰金を課すことを発表した。

 

トーナメント規定で、渋野は前回王者(19年)として同大会への出場義務が定められていた。無断欠席といった理由ではなく、アメリカツアー参加のため欠場する渋野だが、規定通り罰金は支払うことに。

 

各報道によると、JLPGAの小林浩美会長は、「みんな楽しみにしていましたけど、本人が米国で頑張りたいということ。あっちで頑張ってくれているので、今は仕方ない」と発言し、理解する姿勢を示していたという。

 

こうした“例外なき罰金”制度に苦しめられた選手は渋野だけではなかった。

 

「’13年12月の大会で横峯さくら選手(35)が、姉の結婚式に出席するために出場義務のあった試合を欠場。当時“特別な理由でない限り欠場は許されない”という規定のもと、出場義務違反で罰金100万円が科されました。一部では横峯選手が、あまりの融通の効かなさにたいして怒りを露わにしたという報道も。ネット上では、『身内の冠婚葬祭は“特別な理由”にあたるのではないか』と規定へ批判の声があがっていました」(ゴルフ誌記者)

 

SNS上では、海外挑戦の足枷にもなりかねないJLPGAの制度設計に批判の声があがった。

 

《アメリカツアーに日本人選手が参戦しているなんて素晴らしいことやのに規約違反やから罰金でしかも100万円って…。渋野さんの気持ちを下げにきてるやん…。ゴルフってメンタルのスポーツなのに》
《なんだその罰金…。選手会からおかしいという声は出ないのか?》
《この規定、必要なのかな? ただ、選手を縛るだけの規定に思えるが、何のためにあるのだろうか?》

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