11月2日、宮沢りえ(48)と森田剛(42)が新事務所『MOSS』を立ち上げたと発表された。森田は前日、V6としての活動を終了させたばかり。ジャニーズ事務所も退所し、新天地でさらなる活躍を目指すことになる。
さかのぼること今年3月、解散を発表したV6。当時、ジャニーズ事務所がマスコミ各社に送ったコメントで「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という訴えが森田からあったと明かしていた。
「森田さんは’95年11月、V6のメンバーとしてデビューしました。以降、音楽活動のかたわら舞台を中心に役者業を邁進。故・蜷川幸雄さん(享年80)や宮本亞門さん(63)など、そうそうたる演出家とタッグを組んできました。もともと観劇にすら興味はなかったそうですが、次第に“演じること”にのめりこむように。その芝居力はV6のメンバーからも一目置かれていました」(事務所関係者)
そんな森田の俳優人生を二人三脚で歩んできたのが、妻のりえだ。2人は’16年8月に上演された蜷川さんの追悼舞台『ビニールの城』での共演がキッカケで恋に落ちた。
「2人とも蜷川さんに恩義を感じていたので、気合いは相当なものでした。そして、りえさんは森田さんにとって俳優の先輩。現場で彼はりえさんを頼りにしていましたね。普通なら演出家に相談するところでも、りえさんに相談。彼女も手取り足取り、弟をかわいがるみたいに面倒をみていました」(舞台関係者)