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12月28日、『第72回NHK紅白歌合戦』のリハーサル1日目が東京国際フォーラムで行われた。そこに4人組の男性歌謡コーラスグループ純烈が登場し、今年12月に『第54回作詩大賞』の大賞を受賞した曲『君がそばにいるから』を披露。

 

ファンとの距離が近いことでお馴染みの純烈だが、昨年はコロナ禍により約200ステージが中止に。今年6月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、“解散もよぎった”と語るほど苦悩。しかし、今年4月に1年2カ月ぶりとなるスーパー銭湯でのライブを行い、その後はツアーも行うなど“完全復活”を遂げていた。

 

そんななか、迎える4年連続4度目の紅白。リハでは、感染対策に配慮しながらもユーモアに溢れたパフォーマンスを披露した。

 

会場後方のサブステージから登場した純烈は、メインステージに向かう道中で観客役のスタッフと先端がマジックハンドで握手。“握手”を終えると、マジックハンドをすぐにアルコールスプレーで除菌して、次のスタッフとまた握手し、大泉洋(48)と川口春奈(26)の代役を務めるスタッフとも握手する徹底ぶりで、取材席を沸かせていた。

 

この演出について、リハーサル後に行われた取材会でリーダーの酒井一圭(46)は、「NHKさんから『純烈といえば客席で』と演出を用意していただいて、名付けて『純烈マジックコミュニケーション』と叫びながら握手できたら」と明かしていた。

 

そして、この取材会でも純烈の徹底した感染対策は続いていた。写真撮影と取材会のため、報道陣の前に姿を見せた際、純烈の4人は、メンバー間で2メートル程度のソーシャルデイスタンスを確保。写真を撮りやすくするために、NHKのスタッフが「近づいても大丈夫です」と声をかけてから接近するという徹底ぶりだ。

 

さらに写真撮影から取材会に移る際には、マイクを持ってきたスタッフに対して、撮影のためマスクをつけていなかった小田井涼平(50)が、飛沫が飛ぶことを気にしてか少し顔をそらした状態で小さく「ありがとうございます」と伝えていた。

 

コロナ対策で距離を保ち続ける純烈。ファンはそんな紳士な姿にますます心の距離を縮めそうだ――。

出典元:

WEB女性自身

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