NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」で松潤・家康と奇跡の共演!(撮影:加治屋誠) 画像を見る

戦国乱世に終止符を打ち、天下統一を成し遂げた徳川家康に焦点を当てたNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」が東京・三井記念美術館で現在開催中だ。家康のほか、織田信長、豊臣秀吉と戦国三英傑にまつわる品々も展示され、充実の内容!

 

「教科書で見たことのある時計や、刀があってすごいなぁと思いました」

 

そう話すのはドラマで家康の幼少期・竹千代を演じた川口和空(14)。ドラマの第2回で川口が登場すると、ジュニア時代の松本潤(39)にそっくりと話題に。共演シーンはなかったけれど、スタジオの下見で挨拶する機会があったそう。

 

「そのときに松本さんから『竹千代だよね? 似てるね!』って言っていただきました。『本当ですか? ありがとうございます!』と返事をしました。初めてお会いしたので、緊張してどきどきしました」

 

織田信長役の岡田准一(42)との撮影シーンが多く、「殺陣のことを聞くと、こうしたほうがいいよとアドバイスをくださったり、熱くて優しい方でした」と振り返る。

 

展示はプロローグ、第1~6章、エピローグの構成となっており、川口は若き日の家康(松平元康)が永禄4(1561)年に記したとされる文書《松平元康覚書》や、家康自筆とされるサギの水墨画《水艸立鷺図》伝徳川家康筆に視線がくぎ付け!

 

また、関ヶ原の布陣図までが記されている、俯瞰で描かれた壮大な屛風《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》のスケールにも圧倒されていた。

 

なかでも、やはり特に見入っていたのは、家康が桶狭間の戦いで着用したと伝わる、桃山時代(16世紀)に作られた甲冑の金陀美具足(重要文化財)。ドラマや「浜松まつり」で松潤・家康が着用して話題になった。

 

「金色の甲冑は思ったよりも金でした。すごく昔のものがあんなに光っていてすごいなと思いました」

 

人目を引く金の甲冑についた無数の傷が、約460年の時を超えて目の前に迫ってくる。家康の生きた時代を体感できる貴重な展覧会だけに、充実の時を過ごせるはず。

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