淡いピンクのパンツスーツと同系色のセットアップと、リンクコーデの雅子さまと愛子さま。11月10日、天皇ご一家はリニューアルオープンしたばかりの皇居三の丸尚蔵館を訪問された。
「天皇陛下ご愛用の天体望遠鏡など、展示物をご覧になりながら、雅子さまと愛子さまが、ほほ笑み合われるご様子が印象的でした」(皇室担当記者)
現在、愛子さまは卒業論文をご執筆中。しかし、お忙しい合間を縫って、コロナ禍のために失われた学生生活を取り戻そうと、活発に日々を送られている。
「11月3日には、学習院大学の学園祭『桜凛祭』にいらっしゃいました。この日、キャンパスに滞在されたのは2時間半ほどでしたが、同世代のご友人たちといっしょに学園祭を楽しまれたのです」(前出・皇室担当記者)
この日のメンバーは愛子さまを含めて4人。グリーンのワンピースの女性“Aさん”、チェックのネルシャツをタックインしていた男性“Bさん”、そしてパーカ姿の男性“Cさん”だった。
「男性女性2人ずつで、ダブルデートといった雰囲気でした。愛子さまは特にチェックシャツの男性とよく話されていました。
アカペラコンサートを鑑賞したり、屋台のベビーカステラを食べたり、とても楽しそうで、『愛子さまも、ふつうの女のコのような時間を楽しまれているのだな』と、感慨深かったです」(「桜凛祭」の来場者)
愛子さまについては、『週刊女性』が9月に“グループ交際”を報じている。
「9月12日に、6人組で東京ドームシティを訪れられたのです。この日も男性3人女性3人という組み合わせだったそうです。愛子さまもビル3階ほどの高さから水面に落下するアトラクションやメリーゴーラウンドなどを楽しまれていたとか」(前出・皇室担当記者)
愛子さまにとって、遊園地や学園祭でのひとときは、貴重な時間だったに違いない。
「愛子さまは学習院女子中等科・高等科で学ばれ、さらに大学3年生まではリモートで講義を受けられていました。“異性への免疫が低い”ことは、天皇陛下や雅子さまも若干気にされていたようです」(前出・皇室担当記者)
11月10日、自民党は安定的な皇位継承のあり方などを検討するため、総裁直轄の新たな組織を立ち上げることを正式に決定した。
今後進められる議論の前提となるのは、’21年に政府の有識者会議がとりまとめ、国会に提出された報告書だ。その内容には、戦後に皇室を離脱した旧宮家に連なる男系男子を養子に迎える案も提示されている。
皇室ジャーナリストの久能靖さんはこう語る。
「保守派の一部では、旧皇族に連なる男系男子と、愛子さまを結婚させてはどうかという意見も出ているようです。しかし、そういう意見があること自体が、愛子さまの結婚を強制する流れを生みかねません。ご両親である天皇皇后両陛下、そして何よりも愛子さまのご意向を尊重したご結婚であるべきです」