バズレシピで知られる人気料理研究家のリュウジ氏(37)が、化学調味料に関する“デマ”に物申した。
1月13日、リュウジ氏はXで、味の素株式会社のPR投稿として、《米に「味の素」を入れて炊くと旨いって前から言ってんすけど、これをアレと塩で握ると具さえいらないほど旨い塩むすびになるので是非》と味の素とアジシオを使用した塩むすびの作り方を紹介していた。
この投稿に対しては《今晩早速作ってみる 美味しそう!》など、好意的な反応が相次いだものの、一部の化学調味料否定派からは《人口削減おむすび》など心無い声も寄せられることに。
あまりに過激な投稿が多いことを見かねたのか、1月19日、リュウジ氏はこの投稿に寄せられていた一般ユーザーからの《それは「塩むすび」ではもはやない。意味不明に化学調味料推す気味が悪い人やな。そんなの毎日食べてたら味覚バカになるよ。手作り台無し》との投稿に反論を行った。
リュウジ氏は、一般ユーザーの投稿を引用したうえで、《よく「化学調味料を食べてると舌がバカになる」という情報を吹聴する方が居ますがこれは医学的な根拠はないです 明らかなデマは良くありません》と説明。さらに、《「気分的に嫌」という方は所謂化学調味料不使用のレシピも多くありますので是非そちらもお試しください 使っても使わなくても旨けりゃ良いのです》と、化学調味料を”用いるかどうか”の争いを一蹴した。
この投稿には、賛同のリプライが相次いだ。
《ですよね、使うも使わないも個人の自由 味の素程度でいちいち気にしてたら他の物ら使われへんわ》
《それ。美味けりゃ良いんよ》
《美味しいは正義!!!》
なお、味の素株式会社は自社の公式ホームページで“「うま味調味料」を使った料理を食べ続けると味覚がおかしくなるって本当?”という質問に対し、《そのようなことはありません。口の中には食べ物の味を受け取る「味細胞」がたくさん存在していて、約10日間かけて新しいものと入れ替わります。つまり衰えるということはないのです》と回答している。