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8月13日に放送された『ザ!世界仰天ニュース 2時間SP』(日本テレビ系)。’22年7月8日に発生した安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件が特集され、多くの視聴者の関心を集めていた。

 

しかし翌日正午までに突如として「TVer」から見逃し配信が停止され、波紋を呼ぶことに。

 

日本テレビは15日午後、本誌の取材に「権利処理等の都合で、一部映像を再編集致しました」と回答。また、「配信にあたり、上記理由により一時停止しておりましたが現在は再配信されています。番組内容に変更はございません」とも説明しており、同日中に「TVer」で13日の放送回が再配信された。

 

安倍元首相を殺害した山上徹也被告がなぜ事件を起こしたのか、また事件後に注目を集めることとなった旧統一教会(現在の世界平和統一家庭連合)の社会問題にも迫った本特集。だが再編集後に改めて配信された動画では、“あるシーンが削除された”と話題になっているのだ。

 

注目を集めているのは、再現VTRで山上被告が事件の動機を語るシーン。

 

TVerでの映像では事件10カ月前の’21年9月に、山上被告が自宅のパソコンで“ある動画”を視聴する姿が映し出されていた。それは、旧統一教会の関連団体である「天宙平和連合」(UPF)主催の集会の動画。このシーンを背景に、山上被告が「宗教団体の代表らが設立したNGOの集会に寄せられた、安倍元総理のメッセージを見たころ、殺害を決意しました」と供述し、テロップでもセリフが表示されていた。

 

だが、13日に放送された実際のオンエアでは、回想シーンは再配信された動画よりも詳細だったという。

 

「オンエアでは、UPFが主催する集会の実際の映像も紹介されていたのです。アメリカのドナルド・トランプ前大統領や安倍元首相がメッセージを寄せる映像と音声が流れ、安倍元首相が述べた『朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します』との言葉にはテロップも。この時、画面右上には出典元として『THINK TANK2022 YouTubeより 世界平和統一家庭連合』と表示されていました。

 

またナレーションでは、『これを見た山上被告は、ターゲットを安倍元総理に変えたという』と読み上げられていました。しかし再配信されたTVerの動画では、これらの部分が全てカットされていたのです。他の配信できないシーンには『権利上の都合で配信できません』と表示されていますが、この箇所にはそういった注意書きもありませんでした」(テレビ誌ライター)

 

本誌も双方の映像を見比べてみたところ、再編集された「TVer」の動画ではUPFが主催する集会の映像はカットされており、「権利上の都合で配信できません」との表記もなかったことが確認できた。

 

こうした事象に驚いた人も少なくなかったようで、Xでは様々な意見が寄せられている。

 

《これはすごい、、、、、まるまるカット。最初から無かったかのように》
《これは音声も使えないから蓋して無音で流すよりはまるまるカットが正解のやつで、意図とかは関係ないのでは?》
《何か隠したいという意図より著作権の問題でカットしたようにも見えるんだけど》
《ここ容疑者のストーリーにおける核心部分だと思うのにな ここカットするのストーリーとしてもナンセンスすぎる》
《もっとも重要な部分を削除するとは、何があったのか》

出典元:

WEB女性自身

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