(撮影:木村敦/Ajoite) 画像を見る

「今日は控えめです」。そう言って“らしい”個性的なファッションで現れた仲里依紗さん(34)。

 

「スタイリストさんやヘアメークさんと、みんなで同じ目標に向かって表現しました。自分の好きな着たい服を着て、すごく楽しい時間です」

 

そんな仲さんが『おむすび』で演じるのは、ヒロイン・結(橋本環奈)の姉で“伝説のギャル”という歩役。

 

「伝説ってどれぐらいのレベルなんだろうって。しかも、第1週ですごく期待が高まっているので、大丈夫かなと心配です。ギャル姿が出てくるのはまだ先。歩は阪神・淡路大震災で傷を負うんですけど、それに立ち向かってギャルになったので、傷に負けない強さや反発心がある。それは歩の中にエネルギーがないとできないことだと思います」

 

もともと「ギャルになりたいと思っていた」と話す仲さんだけに、歩との距離は近いそう。

 

「派手な格好や明るいものが大好きで、小学生のころからギャルになりたいと思っていました。今もギャルとして生きている感じなので、歩と似てる部分はとても多いです。明るくふるまうところとかも。だから『息してる』って感じです。リラックスして演じられています」

 

妹の結を演じる橋本環奈とは初共演。その感想をこう語る。

 

「ちゃきちゃきしていてすごく頼りになる。私はお姉ちゃん役なんですけど、この妹はしっかりしていて頼りになるなと。ヒロインとして一生懸命チームを支えてくださっている感じがします。あとはただただずーっとかわいい!」

 

ちなみにギャルの代名詞といえばルーズソックスだが、仲さんは小学5年生のときに2メートルのソックスをはいていたとか!!

 

「親に2メートルのものを買ってもらうまでずっと靴下コーナーにいて『お願いお願い』って言っていました(笑)。膝下からくるぶしまで全部くしゃーっです。それが目標だったんです」

 

その2メートルのルーズソックス姿、ドラマでぜひ披露してもらいたいところ。最後に仲さんが考えるギャルの定義を聞いてみた。

 

「やっぱり自分を愛すること。自分自身のことを深く知って、自分のことを愛せるのがギャルの定義かなと思います。そして自分の好きを貫く。私の貫いた結果がこれなんですけど(笑)」

 

明るくさっぱりとした口調でそう話す仲さん。ドラマはもちろん、仲さんの今後からも目が離せない!

 

(スタイリング:番場直美/ヘアメーク:那須陽子)

 

【INFORMATION】

連続テレビ小説『おむすび』

月~土曜8時~ NHK総合ほか(土曜日は1週間のふりかえり)

平成元年生まれのヒロイン米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進む“平成青春グラフィティ”。

 

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