キングスライム型目薬(ロート公式ホームページより) 画像を見る

人気ゲームシリーズ『ドラゴンクエスト』とロート製薬がコラボした目薬「ロートジーキングスライム型目薬」が数量限定で10日に発売された。

 

同商品は『ドラゴンクエスト』40周年を記念して、ロート製薬とのコラボ第3弾として登場した数量限定の目薬。同シリーズの人気モンスターである「キングスライム」を模したデザインの容器が特徴で全3種類(税込715円~935円)。全国のドラッグストアやオンラインストアなどで10日から販売が開始されたのだが……。

 

発売初日から店頭にはファンが押し寄せ、完売する店が続出。X上でも発売当日から《買えなかった》《4件ドラスト回ったけど売ってなかった》などの投稿が相次いだ。

 

ロート製薬の公式サイトでは《限定品のため、追加の受注生産は予定していません。売切れ次第販売終了とさせていただきます》と案内されており、現在はすべて「入荷待ち」となっている。

 

「過去のドラクエコラボ目薬も人気を集めましたが、今回はシリーズ40周年記念商品ということもあり、発売前から注目度が高かったです。さらに、ロート製薬も発売前の段階で『追加生産しない』と案内していたこともあって、入手を急ぐファンも少なくなかったようです。

 

こうした中、Xでは発売当日の午前中からフリマサイトでの転売出品が確認されたとの報告も相次ぎました。実際に確認すると、1点で1000~2000円ほど、高額なものではセット販売で5000円台などで取引が成立していました」(ITメディアライター)

 

一方で、今回の商品は目薬であり、第2類医薬品または第3類医薬品に該当する。ロート製薬公式サイトでも《目薬は医薬品です。転売はおやめください。》との注意喚起もされている。

 

そのためSNSでは、転売行為への怒りだけではなく、“医薬品の出品禁止ルールに反するのではないか”と指摘する声も上がっている。

 

《ドラクエの目薬がめっちゃ転売されてる 法律違反では…?》
《朝からドラッグストア巡ってどこにも売っておらず… まさかと思ってメルカリ覗いたら… これ違法だよ》

 

こうした事態を受けて、大手フリマサイトの「Yahoo!フリマ」と「Yahoo!オークション」は10日、《利用目的を問わず第一類~第三類に該当する医薬品の出品は固く禁じております》として、同商品を出品しないよう呼びかけた。

 

すでに同商品の出品が複数確認されているといい、《当社にて出品を確認できた場合には、該当商品の削除やご利用を制限する場合がありますのでご注意ください》と注意喚起した。

 

国内フリマサイト最大手の「メルカリ」でも、ガイドラインで医薬品の出品を禁止している。SNSの投稿などでは10日午前中には「メルカリ」での出品や取引が報告されていたが、編集部が同日夜時点で確認したところ、少なくとも「キングスライム型目薬」とみられる商品の出品は確認できなかった。

 

そのため、Xでは「メルカリ」の素早い対応を評価する声が相次いだ。

 

《メルカリは即対応してたみたい》
《メルカリのキングスライムの目薬消えたね!対応早かった》

 

そこで、「メルカリ」に「本商品の出品に対する見解」と「出品に対して何らかの対応を行ったのか」について問い合わせたところ、次のような回答があった。

 

「メルカリでは、目薬を含む『医薬品、医療機器』については、法令上の規制や安全性の観点から出品禁止対象としております。当社では、AI・機械学習等による自動検知やお客さまからの通報など、複数の手段を組み合わせて違反出品への対応を行っており、確認できた場合は速やかに調査のうえ、削除等の適切な対応を行っています」

 

また、同社の方針については次のように回答。

 

「当社としては、法令・利用規約・ガイドに反する出品を許容しておりません。また、出品禁止物の該当性については、2021年1月に外部有識者によるアドバイザリーボードを通じて定めた『マーケットプレイスの基本原則』及び本原則に則り定めている利用規約・ガイドに準じて判断を実施しております。

 

『マーケットプレイスの基本原則』は外部有識者によるアドバイザリーボードで定期的にレビューし、社会情勢の変化や、みなさまとの対話を踏まえて、見直しを行っております。今後もさまざまなステークホルダーとの対話・連携を強化し、お客さまに適切な情報を提供していくことで、誰もが安心安全に利用できるマーケットプレイスを目指してまいります」

 

“イタチごっこ”と言われる転売問題。人気の限定商品が発売されるたびに同様の事態が起きているだけに、今後も各社の対策が問われそうだ。

 

出典元:

WEB女性自身

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