爆発の影響か、建物の鉄骨がむき出しになっている。外壁も崩れ、ダクトなどが丸見えの状態だ(撮影:梅基展央) 画像を見る

2026年7月28日16時27分頃、熊本県を最大震度7の地震が襲った。

 

この地震によって誘発されたと見られているのが、嘉島町「イオンモール熊本」での爆発事故だ。29日午前7時時点で、モール内で女性2人が死亡、心肺停止状態の人が1人いることが発表されている。さらに同日午前9時時点で、従業員4名の安否がわかっていないと、イオンは発表した。

 

被害者の多くはモール内に残っていた店舗の従業員とみられている。爆発の原因は、モール内にあるフードコートでの調理用に敷設されたLPガス設備からの漏えいで、何らかの火気が引火した可能性があるという。

 

現在も安否不明者がいる中、救助は難航しているようだ。

 

「救助にはまだまだ時間がかかりそうです。生存者を見つけて救助する、とか、救急車や重機が待機して瓦礫を除去する、などと言った段階にも至っていないんです」(警察関係者)

 

苦渋の表情を浮かべる関係者。現在救助犬も建物内に入れ、生存者がどれだけいるのか確定させている状態だと見られている。救助隊員が歩いて入り、声掛けもしているというが、反応が得られたのは6人だけという状態のようだ。

 

生存者を救出するためには、まず上部の瓦礫から慎重に撤去しなければならない。そして、現在の気候も大きな障壁となっている。

 

「酷暑が毎日のように取りざたされていますが、被災地も今日は気温が非常に高くなっています。風は多少あっても、35度近くなので蒸し暑い。現地のマスコミもみな汗だくになっています」(現地記者)

 

爆発発生直後、イオンモール前ではトリアージ用とみられる色がついたマットなどがテレビ中継に映し出されていた。だが、29日13時現在では、それらはなくなっていた。

 

「見える範囲では、自衛隊の車両が十数台。あとは、救急車消防車が合わせて10台ほど待機している状態です。ただ、そうした車や救助隊員が動きが全くありません。おそらく、中に入れないような状態だと思われます」(同前)

 

災害時の人命救助では、72時間経過すると生存率が急激に下がるといわれる。地震発生からもうすぐ24時間。早期救命が期待されている。

 

画像ページ >【写真多数あり】「粉砕された瓦礫で、まるで砂場のように」イオンモール熊本の悲惨な現状(他7枚)

出典元:

WEB女性自身

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