「米軍の綱紀粛正、人権教育がまったく機能していないと言わざるをえません」
10月7日、防衛相で小泉進次郎防衛大臣(45)と面談し、このように抗議した沖縄県の古謝玄太知事(42)。米軍関係者の犯行が疑われる事件に、県民の怒りが渦巻いているのだ。
沖縄県警は4日、米普天間基地(沖縄県宜野湾市)に所属する米海兵隊上等兵、デビン・ジェイコブ・バラード容疑者(20)を逮捕した。3日に沖縄県那覇市内のホテルで、同市在住の女性(39)を殺害した上で、財布など女性の所持品を盗んだ疑いが持たれている。女性の首にはひものようなもので絞められた跡があり、死因は窒息死とみられるが、容疑者は「私は知らない」と容疑を否認しているという。
冒頭の抗議に対して、小泉氏は「事件の発生を防止するべく、いかに実効性ある措置を取っていくか、日米間で協議を続ける」とコメント。沖縄県ではこれまで、米軍関係者による卑劣な犯罪が繰り返され、そのたびに再発防止が約束されてきたが……。
「日本全国に米軍基地が点在していますが、沖縄県に限っていうと、昨年末時点の米軍人・軍属及び家族による刑法犯検挙件数は’03年以来、22年ぶりに100件を超えました。近年、女性を標的にした犯罪がたびたび発生しており、’16年に同県うるま市でウォーキングをしていた女性が米軍関係者の男に強姦、殺人される事件が。’23年には、米空軍兵の男が16歳未満の少女を自宅に連れ込み、性的暴行を加えた事件がありました。また、米軍関係者個人による事件だけではなく、県内の米軍基地週辺で発がんせいが指摘されるPFAS(勇気フッ素化合物)が検出されている問題もあります」(社会部記者)
今回の事件を受けて、SNSでは怒りの声が噴出。そんななか口を開いたのが、「THE MANZAI 2013」で優勝したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」のボケ担当・村本大輔(45)だ。最近の村本は、テレビにはほぼ出演せず、日本やアメリカを活動の拠点として、風刺ネタも絡めたスタンダップコメディアンとしても活躍している。
村本は6日に更新したXで、《ずっと起こり続ける米兵の殺人レイプ、戦闘機の墜落、PFAS、だから今年、沖縄市のコザで米兵たちの前でこのネタをやった》とし、嘉手納基地周辺の「コザゲート通り(GATE2ストリート)」で行ったライブの映像を公開。その上で、《しかし日の丸のアイコンの人たちから失礼だと批判された。基地反対派の事故で亡くなった人のことはずっと怒るが米兵の被害に遭った沖縄の人には黙まり。クズが愛国者を名乗ってる》と日本人の反応を伝え、これを批判した。
投稿に添えられたスタンダップコメディのライブの映像を見ると、壇上の村本が客席に向かって「この中に米兵の人はいるか」(実際の発言は英語)とマイクを向けると、米軍関係者と思われる客から歓声が起こった。続けて、村本が「日本の女性は好きか?」と聞くと、客も「イエーイ!」と熱気を帯び始めた。
その上で、村本が「沖縄の女性は好きか?」と尋ねると、先ほど同様の反応が。すると、村本はすかさず、以下のように切り返した。
「俺は知ってるよ!なぜなら俺はいつも沖縄の新聞を読んでいるからね」
村本による強烈な皮肉。これが効いたのか、客席の中には村本に対して中指を立てる者も見られた。
画像ページ >【写真あり】「クズが愛国者を名乗ってる」と批判…“失礼”と不評を買った芸人のステージ(他1枚)
