自治体予算“カット”発言が波紋を広げている簗和生農林水産大臣(47)。高市早苗首相(65)は続投させると繰り返し明言しているが、高市氏の任命責任を含めて、簗氏の発言をめぐる問題は日ごとに大きくなっている。
「9月30日に発売された週刊文春等で、簗氏が今年5月に地元・栃木で開いた会合で、2月の衆院選で自身を応援しなかった県内自治体の道路予算を“カット”したと発言していたことが報じられました。実際、簗氏を応援していた首長の自治体と、そうでない自治体とで予算の増減が生じていましたが、簗氏は発言を撤回、謝罪しつつ、予算増減の働きかけを否定。
国交省も同じく、簗氏からの働きかけはなかったと説明していますが、増減が生じた合理的な理由はいまも明らかになっていません。高市首相は衆院選の応援演説の際に『とにかく私の大事な簗ちゃん。私の知恵袋の簗ちゃん、などと発言しており、今回の問題があってもなお簗氏の能力を買って続投させるようですが、その判断をめぐる批判も多い。いずれにせよ、国会で野党の追及が激化することは避けられないでしょう」(全国紙政治部記者)
報道から間もなく2週間経とうとするなか、“職務を全うする”として張り切っている簗氏だが、10日放送の情報番組『news LOG』(日本テレビ系)で新たな問題が――。
番組が公開した音声によると、問題となっている発言が飛び出した5月の会合で、簗氏は衆院選(栃木3区)の対立候補だった渡辺真太朗衆院議員(33)について、「私が許せないと思ったのは、辻立ちをしていたんですと。選挙期間中に。その時に、本人(渡辺氏)が乗った車が来て、私にマイクでなんて言ったと思いますか。『共に頑張りましょう』と言ったんですよ」と述べた上で、「てめぇ、ふざけるなじゃないですか」と言い放っていたのだ。
「簗氏は先の衆院選、高市首相による『大事な簗ちゃん』アピールや“高市旋風”という空前の追い風があったにもかかわらず、新人の渡辺氏に選挙区で敗れ、比例復活という結果でした。なお、道路予算が減額された栃木県・那須烏山市と那珂川町の首長は、衆院選で渡辺氏を応援しており、いずれの自治体の投票数も渡辺氏が簗氏を上回っています。とはいえ、簗氏が一貫して予算増減の働きかけを否定している以上、渡辺氏に対する発言も無関係ということなのです」(前出・政治部記者)
いずれにせよ、簗氏は予算差配の権限がないのに、会合ではまるで権限があるかのように大口を叩いていたことになる。一回り以上も年下の新人候補を非難した今回の発言も同じ会合で飛び出したが、会合という身内だらけの場所で偉ぶるような簗氏の態度に、Xでは以下のような冷めた声が上がっていた。
《そりゃ、候補者同士が鉢合わせたらそのぐらいの社交辞令は言うだろうよw なんでキレてんだコイツww》
《心の狭いこと。思ったとしても外に向けて発信するべきじゃない。この発言を聞いて誰が応援したいと思うのか。もう6期なんでしょ?》
《卑怯の悪役そのものの思考で笑ってしまった。小さすぎる》
《簗和生が人としての器が小さいことがよくわかるシーン》
簗氏の信頼回復への道のりは険しい。
画像ページ >【写真あり】“カンペ”に目を落とす簗大臣(他1枚)
