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(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
スタジオ地図 作品

観客動員数 344 万人、興行収入 42.2 億円を記録し、Blu-ray&DVD ではオリコンランキング初登場同時総合首位を獲得、また第 36 回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞した『おおかみこどもの雨と雪』。 

第 16 回ニューヨーク国際児童映画祭に正式招待された『おおかみこどもの雨と雪(Wolf Children)』の上映が、日本時間3月10日(日)(※現地時間3月9日)、NY 市内の SVA Theater にて2回行われ、細田守監督が舞台挨拶に登壇した。 

細田監督が舞台挨拶に登壇するとあって、チケットは即日完売、270席の劇場は2回とも超満員となった。児童映画祭とはいえ、観客は小学校低学年から年配層まで幅広く、バージニア州から車で5時間かけて来た男性など、熱狂的な細田ファンも多く見られた。 

上映後、Q&A のため登壇した監督には惜しみない拍手がおくられ、何から作品のインスピレーションを得たのか、日本では「おおかみ」が文化的にどういう意味をもつか、など、次々に質問が上がった。また、小学生の女の子が「サイン下さい!」と言うと、場内の子供達が一斉に「Me too!」と叫ぶなど、終始和やかなムードで上映会は終了した。 

その後、劇場の外には100名以上のファンがサインを求めて列を作り、監督は2時間ほどかけてひとりひとり丁寧にサイン。「上映中3回泣いた!」「ただこの作品を作ってくれたことにありがとうと言いたかった!」など、観客の熱い反応に、監督も嬉しそうに応えていた。

すでに北米での配給が決まっている『おおかみこどもの雨と雪』は今後吹き替えが行われ、全米にて劇場公開される予定。また、今回の渡米に伴い現地メディアの取材や、マサチューセッツ工科大学での講演も予定しており、アメリカでの ‘細田守’作品への注目度はますます高まっている。

日本では、Blu-ray&DVD が好評発売中。 

 

◆ニーヨーク国際児童映画祭(NYICFF)とは
1997 年に始まり今年で第 16 回目の開催を迎える。子どもにとってよりよい映画の定義づくりを目的として GKIDS(Guerrilla Kids International Distribution Syndicate)が立ち上げ、3歳から18歳までを対象とした映画のプロモーションを行う。2000年以降は毎年前売り券が完売し、昨年のイベントでは2万5000人以上の観客動員を記録するなど、現在北米では最大の児童映画祭となっている。今年は3月1日~24日にかけて開催。

 

■おおかみこどもの雨と雪
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』で、国内外の映画賞を席巻し、今や世界でもっとも注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守。最新作の今作で描いたのは、「自身の生きる道の選択に、悩み苦しみながらも精いっぱい生きる姉弟を、いつでも優しく見守る母。そんな親子を描いた13年に渡る物語」。
親として、あるいは子として、どのような選択をするのか。そんな誰しもが直面するリアルで普遍的なテーマを描き、あらゆる世代の人々の共感を呼んだ。 

 

Blu-ray&DVD 好評発売/レンタル中
◆Blu-ray(本編 BD 1 枚+特典 BD1 枚) ¥7,140 (税込)
◆DVD(本編 DVD1 枚+特典 DVD1 枚) ¥5,040(税込)
◆Blu-ray + DVD ファミリーパッケージ版 ¥6,090 (税込)
発売・販売元:バップ 

©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 スタジオ地図 作品

 

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