第45話 コップの中の水論
今年の1月末に息子の父親が、横浜まで息子を迎えに来た際、息子の英語力の話しになった。
この1年間、息子は、私と離れていた分、英語力が、かなりアップしたらしい。
確かに私と息子は、ごく自然に日本語だけで話す。そのためか、幼い頃の息子は、私が、英語を話すと目をまん丸くして、「お母さんって、英語を話せるのオ〜!!」と驚いたものだった・・・
で、元オット曰く、息子の英語力が、アップしたのは、嬉しいが、たとえば、コップの中の水の「Half Full」は、分かるが、それは、「Half Empty」でもあることが、分からない、と嘆いた。選抜中学校の受験は、来月の3月に迫って来ているので、心配だ、とも。
「Half Full」=「コップに水が、半分も入っている」
「Half Empty」=「コップに水が、半分しか入っていない。」
精密に言えば、この訳は、意訳になるが、人生論で言えば、<半分もある>とポジティブに捉えるのか、それとも<半分しかない>とネガティブに捉えるのか、天と地ほどの差があると思う。
私も息子も断然<半分もある>派だ。
介護の問題も同じではないだろうか。
そう、考え方一つ、なんである。
でも「言うは、易し、行うは、難し。」
確かに、言うのも、行うのも介護側の胸三寸にかかっていますね〜。
ただ、11歳の息子は、見事、母に対して<言うのも、行うの易し>となったのである!
2011.2.19 (土)更新予定!<動画44:アルツハイマー病の母とジャイケル・マクソン>
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