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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「母(80歳)と2人で暮らしています。昔の母は子どものことなどほったらかしでしたが、今は私にベッタリ。母の面倒をみないとかわいそうだと思いながらも昔の恨みつらみも。こんな屈折した気持ちのままでいいのかと憂鬱に。私はいけない娘?」(ここなっつさん・53歳・岡山県・会社員)

 

【A】「競艇場など静かな環境で考えて出た答えは、間違いない!」(蛭子能収)

 

オレは介護されているからわかりませんが……というか、あれ〜、オレって介護されているんでしたっけ? (マネージャー「奥さんが介護しているからこうやって仕事もできます」)

 

あっ、そうでした、忘れていました。オレの女房が、どんな気持ちで介護しているかわかりませんが、一応はオレも感謝しています。(マネージャー「僕はおやじの介護をしましたが、面倒をみてもみなくても、どちらも何かしらの後悔をしますからね」)

 

とにかく「いけない娘」と思うのはよくないと思いますね。競艇でも前のレースで負けた自分を責めたり、予想を裏切った選手を恨んだりしてもいい結果にはなりません。屈折した気持ちのまま、何かやらないほうがいいと思いますけどね。

 

自分がどうすればいいか、どっか静かなところで考えてみたらどうですかね、競艇場とか……。そこで出た答えは間違いないと思いますよ。なんか人生相談に答えていたら、また競艇がしたくなりました! テヘッ。

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