東日本大震災から5回目の、お盆が過ぎた。宮城県石巻市立大川小学校では、全校108人中74人もの児童が、地震発生から51分もの間、教師の避難決定が下されないまま、凍てつく校庭で震えながら待機させられ、津波の犠牲になった。震災翌日から、ロール紙にペンで手書きした6枚の「壁新聞」を避難所に貼り出したことで知られるのが『石巻日日新聞』。地元の生のニュースを取材し続けて35年にな...

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