岡田晴恵教授が警告する年始年末の注意点「マスク会食はマスト」
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第3波の不安が広がるなか、いつもと違う年末年始がやってくる。白鴎大学教授の岡田晴恵先生に、あらためて年末年始ならではのシチュエーションでの注意点、そして感染してしまった場合の対処法を聞いた。

 

【Q】帰省、会食、買い出し。年末年始ならではの場面の注意点は?

 

「まず帰省について。私は、なるべく控えたほうがいい、という意見です。みなさん、ご存じとは思いますが、人が移動するからウイルスも移動する。健康だと思っていても無症状なだけで感染はしているという方もいます。安全なほうを選択しては、と思っています。

 

会食はするのであれば、最近推奨されている“マスク会食”がマスト。マスク代わりに扇子を口に当てるという人もいますが、小さな飛沫は扇子では防げません。

 

また、12月末はお正月のための買い出しで小売店が混み合いますよね。“人ごみができない時期にずらして早めに行く”“家族を連れず一人で行く”などの対策を。

 

そして、特にお伝えしたいのが、今後起こりうる自宅待機や自宅療養のための備蓄品を買い物リストに入れていただきたいということ。誰もが感染しうる現状ですから、自分や家族が感染した場合を想定しておく必要があると思います。

 

現在、政府の方針で、感染者で入院をするのは、重症の場合や、高齢者や基礎疾患があるなど重症化のリスクが高い人にしぼられています。重症度をはかる基準の一つは“酸素飽和度(血液のなかにどれだけ酸素が含まれているか)”ですので、発熱だけでは重症とみなされず、都道府県が用意した施設での宿泊療養、もしくは自宅療養になる場合があります。

 

もし自宅待機や自宅療養になっても、年末年始だと休業する小売店もあって、必要なときに必要なものを手に入れられない心配がありますよね。ですから備蓄はすべき。リストをつくりましたので、参考になさってください」

 

 

 

【Q】もし自分や家族の感染が疑われた場合、どうしたら?

 

「まず、感染が疑われる場合には、かかりつけ医に連絡・相談、または居住地の保健センターに連絡して指示を仰ぎましょう。感染者が出た時点で、感染者が触れた可能性があるものは、すべて消毒や洗濯を行いましょう」

 

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