協力金バブルに沸く飲食店の実態「車2台と100万円時計買った」
画像を見る 緊急事態宣言が延長されるなか、政策の“粗”は改善されるのだろうか。

 

■車2台と100万円腕時計、100インチプロジェクター購入

 

「バブルですよ」と何度も口にするA氏。その“豪遊ぶり”をこう明かす。

 

「まず車を2台買いましたし、100万円の腕時計を買いました。あと欲しかったブランドの服とか……。キャンプにハマってるんで、外でも使える100インチのプロジェクターも買いました(笑)。もちろんお店の設備投資にも使っていて、古い部分を改修しました。

 

自分だけというのも悪いので、従業員にはボーナスを渡しました。社員だけでなく、バイトの子たちにもです。おかげでみんなのやる気が全然違いますし、仕事の効率もアップしましたね」

 

いっぽうでA氏は、「バブルは弾けるものだ」とも語る。

 

「今後、人の流れがどう変わるかわかりませんから油断はしてられません。もともと普段から税金を多く払っていますし、企業に勤めている方々よりも“何が起こるかわからない”というリスクがあります。ですからみんな、“いまのうちに貰えるものは貰っておこう”という気持ちなんだと思いますよ」

 

苦難を強いられる店舗が多いなか、いっぽうでバブル状態の店舗も。緊急事態宣言が延長されるなか、政策の“粗”は改善されるのだろうか。

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