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接種対象者が高齢者以外にも拡大され、本格的に実施が始まった新型コロナウイルスワクチンの3回目接種。政府の発表によると2月22日時点で、3回目接種を受けた人は、1,983万3,692人。これは全人口の15.3%にあたる。

 

ワクチン接種において、多くの人が気にするのが「副反応」。今回は1、2回目の接種と異なるワクチンも打てるが、組み合わせによって副反応に違いがあるという報道も気がかりだ。

 

■女性のほうが圧倒的に副反応が出やすい!

 

そこで本誌では、3回目接種を受けた全国の男女1,070人(男性505人、女性565人)を対象にクロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、副反応について緊急アンケートを実施した。

 

アンケート全体で見ると、副反応が「あった」と回答した人が51%、「なかった」と回答した人が49%と、副反応が出た人のほうがわずかに多かった。さらに、副反応が「あった」と答えた割合は男性よりも女性のほうが高い。女性に副反応が出やすい理由を、ナビタスクリニック理事長の久住英二医師はこのように推測する。

 

「副反応のメカニズムについては、まだわかっていないことが多いためあくまで仮説ですが、女性ホルモンであるエストロゲンの存在、体脂肪の量や体格の差が副反応の出現頻度に影響を与えている可能性があります」(久住医師)

 

また、若い人ほど出やすいとされる副反応だが、今回の調査では「副反応があった」と答えた人の割合が男女ともに40代~50代で高かった。池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は、この傾向について以下のように分析する。

 

「私のクリニックでも70代以上で副反応が出る方は少ないですが、40代、50代はそれに比べればまだ若く、これから接種する世代の方ならだれでも、副反応が出る可能性は十分にあると考えてよいでしょう」(大谷医師)

 

厚生労働省研究班が2月18日に発表した報告によると、1~3回ともファイザー製のワクチンを接種した人よりも、1、2回目をファイザー、3回目をモデルナとして「交差接種」をしたほうが、発熱などの副反応の発生頻度が高かったという。今回のアンケートでも同様の結果が得られた。

 

「モデルナ製のワクチンは確かに副反応が出る頻度がファイザー製のワクチンより高いですが、抗体価が増えやすいという特徴があります。多少副反応が重くなる場合がありますが、感染や重症化予防が目的なら、モデルナのほうがおすすめです」(久住医師)

 

【図解1】ワクチンの組み合わせ別・副反応が出た人の割合

 

 

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