問題となったエッフェル塔ポーズの画像(松川るい議員のSNSより) 画像を見る

「SNS上の発信について不適切なものがあったというふうに思っておりますし、その点については、誤解を与えたことについて反省しています」

 

こう語ったのは自民党の松川るい女性局長(52)。8月1日、女性局のフランス研修訪問をめぐって、記者団の取材に対して冒頭のようにコメントした。

 

少子化対策や女性活躍などをテーマに、フランス研修に臨んでいた自民党女性局の38人の議員。松川氏は7月27日、研修中に撮影したとされるエッフェル塔前での記念撮影の写真などをSNSに投稿し、《ただの修学旅行にしか見えない》などと批判を集めることに。

 

一部の写真を削除し、写真の掲載について「本当に迷惑をかけたと思っていますし、大変軽率だった」と語った松川局長。費用は党費と自腹でまかなわれたというが、《軽率だった…で終わる問題なのでしょうか?》《党費のその物の元を辿れば税金だから問題視されてると言うことを理解した方が良い》と国民の怒りはまだまだ収まる様子はない。

 

フランス研修での炎上により、突如注目された「女性局」。いったいどのような活動をしているのか。

 

ホームページを見ると、《自民党女性局は、女性ならでは視点で政治、政策を考え、自民党を通してその実現のために行動しています》と説明が。また、女性局のメンバーには第95代局長の松川氏をはじめ、今井絵理子議員(39)、生稲晃子議員(55)らが名を連ねている。

 

ここで気になるのが、女性局の役員メンバーについて。ホームページによると、36名の役員メンバーのうち、局長の松川議員、局長代理の宮地拓馬議員(43)、同じく局長代理の今井議員以外の33名ものメンバーが「次長」という役職に就いているのだ。

 

SNS上では、《なんであんなに次長が多いんだ?》《こんなに次長必要なの?》と疑問の声が続々。本誌が自民党担当者に問い合わせると、「すべて党則に基づいています」との回答があった。

 

そこで自民党ホームページ上で公開されている党則第5節第18条を確認すると、《各局にそれぞれ局長一名及び次長若干名を置き、関係団体委員会にそれぞれ委員長一名及び副委員長若干名を置く》との記載が。

 

また、松川局長が第95代局長であることについて、SNS上では“16年1月の女性局発足以降、すでに95代も局長が交代しているのか”という指摘も。これについて自民党担当者は、

 

「女性局ホームページ上で現在『女性局ニュース』として掲載しているのは16年1月以降のもののみとなっていますが、女性局の発足は昭和30年です」

 

と回答した。

 

フランス研修により思わぬ形で注目を浴びることとなった女性局。今後は国民も納得のいく形で、その使命を果たしてほしい。

出典元:

WEB女性自身

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