国内
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“パラサイト孫”のため食費節約…高齢者たちの悲惨な肉声
2017/07/14 16:00子育てが終わり、悠々自適な老後を楽しむはずが、待っていたのは子や孫に“パラサイト(寄生)”される日々。いまや社会問題化しているという、親子共倒れの実態とは−−。今年6月に発表された内閣府の調査によれば、60歳を過ぎても18歳以上の子や孫の生活費を一定以上負担している人が2割もいたという。この結果についてファイナンシャルプランナーで「働けない子どものお金を考える会」代表の畠中雅子さんは、次のように語 -
60歳以上が子や孫の生活費を負担…“パラサイト破産”急増中
2017/07/14 16:00「50代半ばで長男と長女を社会に送り出し、肩の荷を下ろしたつもりでいました。夫と、定年を迎えたら2人で旅行に行ったり、家もリフォームをしたりしようと、計画を立てていたのです。でも、いまやすべては夢のまた夢で……」本誌記者にそう語るのは、関東近郊に住む田口京子さん(73・仮名)。まだ70代だが、腕や足は枯れ木のように細く、表情も疲れ切って、実年齢よりも年をとって見える。子育て卒業から20年がたった田 -
47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【沖縄県】
2017/07/13 16:00「はいさ〜い!!」。かつての琉球王国の文化とともに豊かな自然が今も息づく沖縄県。その個性あふれる植物のひとつが地元で“サンニン”と呼ばれる「月桃」。長さ40〜60センチほどの濃緑色の葉には独特の芳香があり、防虫・抗菌・消臭効果にすぐれた薬草として親しまれ、お茶や無病息災を祈る縁起物の餅“ムーチー”を包むのに使われてきた。初夏にはかわいらしい花を咲かせ、沖縄の野山や民家の庭先を彩る。近年、そんな月桃 -
リスクをいやがる人のための「元本防衛型」投資信託とは?
2017/07/13 16:00「政府が期待するように投資をする人が増えないためか、あの手この手の投資商品が登場します。なかには初心者向けのものもあります」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。「貯蓄から投資へ」といわれ始めたのは、'00年前半。それから15年ほどたったが、今も、投資は伸び悩んでいる。投資を敬遠する人たちも多いが、理由の1つは「元本割れがイヤだから」ではないだろうか。そんな中、初心者に向けた「元本防衛型 -
新潟県柏崎市は「女子セット」、ふるさと納税“返礼品”人気の秘密
2017/07/12 16:00加熱する各自治体間の返礼品合戦に、総務省が「待った!」をかけたのも記憶に新しいふるさと納税。その一方で、ふるさと納税を“町おこし”の絶好の機会と捉え、熱い思いで取り組む“役場の星”たちがいる−−。「私たちが提供する返礼品には、ほかの自治体にはない厳しい基準があります。寄付金を集めることだけが目的ならば、海のない天童市でもタラバガニを返礼品にすることができます(笑)。しかし私たちの目的は市のブランド -
3万人の町を納税額No.1にした“ふるさと納税のレジェンド”って?
2017/07/12 16:00加熱する各自治体間の返礼品合戦に、総務省が「待った!」をかけたのも記憶に新しいふるさと納税。その一方で、ふるさと納税を“町おこし”の絶好の機会と捉え、熱い思いで取り組む“役場の星”がいる−−。「平戸市に住んでいる、お菓子作りが趣味だった30代の主婦は、ふるさと納税を原資に市が実施した起業塾で学び、事業補助金でスイーツアトリエを開業。今では返礼品用のスイーツも提供しています。そんな若い人たちが増え、 -
24歳女子も奮起!人気地域の“役場の星”が語るふるさと納税
2017/07/12 16:00加熱する各自治体間の返礼品合戦に、総務省が「待った!」をかけたのも記憶に新しいふるさと納税。その一方で、ふるさと納税を“町おこし”の絶好の機会と捉え、熱い思いで取り組む“役場の星”たちがいる−−。「正直、“安定”が公務員を選んだ理由のひとつでした。でも、ふるさと納税を担当するようになり、仕事に対する意識が大きく変わりました」そう語るのは、愛知県碧南市の伊藤桃子さん(24)。名古屋から40キロ圏内に -
47都道府県で愛される地元のメイブツ【宮城県編】
2017/07/10 16:00'15年の夏の終わり、SNSの投稿から突如火がついたアースキャンディ。「美しすぎる、リアルすぎる、もったいなくて食べられない」などリツイート数は1万以上!このキャンディ、仙台市天文台がもっとも身近な惑星・地球をモチーフにしたいと考えて'14年に誕生した。飴は表裏2層で、間に食用のシートを挟み込める構造。「食用シートに印刷した際、より美しく見える地球の画像を選びました」と、天文台スタッフ。続くムーン -
西陣織伝統工芸士、パリでのショー実現させた“亡夫との約束”
2017/07/09 06:00「いま、つづれ織りで地球環境の大切さを訴えるような作品をたくさん織っています。それらの作品を持って、日本はもちろん、海外で個展を開いて回りたい。これも、主人に出された宿題だと思ってるんです」そう語るのは、京都西陣織・伝統工芸士の小玉紫泉さん(65)。数ある日本の伝統織物の、最高峰と位置づけられる京都「西陣織」。なかでも、ひときわ高度な技術が必要とされるのが「爪掻本つづれ織り」だ。小玉さんが手がける -
パート勤めから“西陣の異端児”へ、世界で活躍する65歳女性
2017/07/09 06:00数ある日本の伝統織物の、最高峰と位置づけられる京都「西陣織」。なかでも、ひときわ高度な技術が必要とされるのが「爪掻本つづれ織り」だ。その工房の1つを訪ねると、伝統や格式を謳う工芸品が生み出される場にはどうにも似合わない、イマドキの曲が流れていた。「私ね、『嵐』の大ファンなの(笑)。デビューしたころから応援していて、ファンクラブにも入ってるんです。お気に入りの曲は……ちょっとマニアックなんですけど『 -
福島県・大熊町長の土地に「31億円の町役場」のあきれた復興計画(下)
2017/07/08 06:00本来、行政をチェックすべき議会では、問題にならなかったのだろうか。大熊町議会の鈴木光一議長に尋ねてみた。「6月の議会で土地所有者の名簿や売買価格が公表されましたけど、反対したのはひとりだけ。町長の認識はわかりませんが、議会で法律的にも問題だという議論はありませんでした。都市計画区域に、たまたま町長の土地があるっていうくらいの意識ですよ」今回の土地取引に問題があるという認識は感じられなかった。鈴木議 -
福島県・大熊町長の土地に「31億円の町役場」のあきれた復興計画(上)
2017/07/08 06:00「町民のアンケート調査じゃ、1割しか『大熊町に戻らない』って答えているのに、税金31億円もかけて、大熊町に新庁舎をつくるなんて、おかしいですよ。しかも、建設予定地は町長の土地らしい。町長は自分に利益を誘導したいんじゃないでしょうか」今年3月、ある大熊町民から、そんな訴えを受けた本誌取材班は、町役場新庁舎建設について取材を進めてきた。すると、住民不在のまま「復興」の青写真が描かれ、巨額の税金がつぎ込 -
小池百合子都知事 都議選女性候補走らせた「勝利のグリコ指令」
2017/07/06 06:00「ボスの政治、忖度の政治が横行してきた古い議会を、新しい議会に変えていく――」7月2日投開票の東京都議会議員選挙期間中、都民ファーストの会代表を務めていた小池百合子東京都知事(64)は街頭演説でこううったえ続けてきた。“大勝”をあげた都民ファーストの会は、候補者の3割以上が女性。本誌は、都議選を戦い抜いた女性候補たちを追った――。「私はこの4月まで6年間、小池前代表の自宅でいっしょに住んでいました -
47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【岩手県編】
2017/07/03 16:00黒く、重厚な“和”のイメージが強い盛岡市の伝統工芸品、南部鉄器。ところが近年「南部鉄器のカラフルなポットがモダンでかわいい!欲しい〜」と大人気。おしゃれセレクトショップでも扱っていたり、カラーポットで紅茶がサーブされるカフェもあるなど大注目のアイテムに。もともとは海外輸出専用商品で、国内では手に入らなかったそう。「日本の伝統的な趣きを残しつつ、繊細なフォルムに美しい色合い、洗練されたデザインのポッ -
日本初の女性獣医師はいまも「365日開院・夜間急患対応」
2017/06/30 11:00梅雨のさなかの6月半ば、都内の赤坂見附駅からほど近いビルの2階「赤坂動物病院」の待合室では、ペットを連れた幾人もの飼い主が名前を呼ばれるのを待っていた。午後8時を過ぎても患者がやって来るのは、「365日開院・夜間急患対応」を実施しているからこその光景だ。どの飼い主の顔も、家族同然の犬や猫の健康状態が芳しくないせいか、どこか不安げだ。「こんばんは。あら、ピッピちゃん。少々辛い抗がん剤の治療も終わって -
日本初の女性獣医師語る震災 子供の目輝いた「動物との絆」
2017/06/30 11:00「うちはね、みなさん、2世代、3世代の長〜いお付き合いです。というのも私は“日本最古の女性獣医師”ですから」そう語るのは、都内の赤坂見附駅からほど近いビルの2階、「365日開院・夜間急患対応」を実施している「赤坂動物病院」の総院長の柴内裕子先生(81)。“日本最古”という自己紹介は裕子先生の定番だが、決して大げさな話ではない。獣医師を志すきっかけは、戦時中にまでさかのぼる。少女のころにかわいがって -
プロ棋士引退のひふみん 77歳でも若者に愛される3つの秘訣
2017/06/30 06:00『写真・AFLO』6月20日に行われた竜王戦6組昇級者決定戦で、現役生活に幕を下ろした加藤一二三九段(77)。“ひふみん”こと加藤九段は、将棋界で60年以上プロ棋士として活躍してきた“レジェンド中のレジェンド”だ。最近ではバラエティー番組での露出が増え、若者からの人気が急上昇。6月30日放送の『アウトデラックス』(フジテレビ系)にも出演し、話題をさらっている。コーラなどの飲み物を注文し過ぎる“アウ -
「セクハラやじ」から3年、塩村文夏都議語る都議会の問題点
2017/06/29 11:00「妊娠・出産・育児の悩みをひとりで抱えている女性のサポートを『東京都が率先して進めるべきだ』という趣旨で発言していたときのことでした。『はやく結婚したほうがいいんじゃないか?』『産めないのか?』。こんなやじを男性議員から浴びせられたんです。ほかの男性議員からも笑い声が起き、バカにしてやじったりというのが延々と続きました……」いまも込みあげる悔しさを押し殺すようにして話すのは、塩村文夏・東京都議会議 -
いつ移転?安全は?小池都知事に「市場問題」の疑問を直撃
2017/06/29 11:00「築地は守る、豊洲を活かす。これを基本方針の【1】とさせていただきますーー」6月20日、100人以上の報道陣が詰めかけた都庁での緊急会見で、小池百合子都知事(64)は、築地市場の豊洲移転問題について「3つの基本方針」を発表(次は要点)した。【1】築地市場を5年後を目途に再開発。2020年東京オリンピック・パラリンピックでは輸送拠点として活用し、その後、「食のテーマパーク」機能を有する拠点に。【2】 -
47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【茨城県編】
2017/06/26 16:00日本屈指のアンコウの本場、茨城!……と聞くと冬の鍋やあん肝が思い浮かぶけれど、北茨城では超珍しい“アンコウの干物”が大人気。その名も「ぴーあんこうの干物」。“ぴーあんこう”とは地元漁師さんの呼び方で、成長途上の小さいアンコウ=アンコウの子どものこと。ぴーあんこうは、10月から5月末ぐらいまで水揚げされるそう。大きさは尾まで入れて20〜26センチぐらい。アンコウらしく肉厚でプリッとした歯ごたえ。パサ -
ミシュラン2つ星評価も獲得!新宿ゴールデン街復活の理由
2017/06/22 17:00東京に訪れる外国人観光客に人気のスポットといえば浅草・上野・秋葉原などが挙がる。ただ、最近は新宿ゴールデン街の人気も急上昇しているのはご存知だろうか?ゴールデン街は、新宿歌歌舞伎町の外れに位置する約3万平方メートルの区画であり、その区画に約300店舗のスナックやバーが軒を連ねる新宿きっての超過密エリア。特に高度成長期からバブルにかけては文化人や各メディア関係者がこぞってこの地域に集まることで知られ -
加藤一二三引退に「ひふみん、お疲れ様!」と労いの声
2017/06/21 14:0020日、将棋のプロ棋士、加藤一二三(ひふみ)九段(77)が第30期竜王戦の6組昇級者決定戦の1回戦で高野智史四段(23)との対局に敗れ、現役引退することが決定。62年10か月の現役生活に幕を閉じることとなった。夜にはYahoo!検索ランキング1位に「加藤一二三」、2位「ひふみん」、3位「将棋」と加藤に関連する検索ワードが並び関心の高さが伺われた。バラエティ番組などに出演し、「ひふみん」の愛称で親し -
「女性市議ゼロ」垂水市、男性がスーパーにいると噂立つ時代も
2017/06/21 11:00取材に訪れた日は、ちょうど市議会の定例会。傍聴席から議場を眺めると、居並ぶのはオトコ、オトコ、オトコ……平均年齢66.1歳の男性市議たち。相対する市の執行部席もオトコだらけ。議場は男性で埋め尽くされていた!「女性読者の方から『なんて旧態依然とした市だ』と叱られそうで。本当にもう、外も歩けない気がしますね」鹿児島県垂水市議会の池山節夫議長(67)は、本誌記者の直撃にこう言って苦笑い。今年4月、石川県 -
日本で唯一「女性市議ゼロ」の垂水市に残る“武家社会”の風習
2017/06/21 11:00「なぜ女性市議がいないのか、と聞かれても正直、明確な答えは持ち合わせてません。最終的には市民の皆さんの判断だったとしか言いようがない。ですが、子育て支援や健康長寿という、市が取り組んでいるテーマを考えれば、女性市議にいていただくことが望ましいと私自身は考えています」そう語るのは、鹿児島県垂水市の尾脇雅弥市長(50)。今年4月、石川県かほく市に同市初の女性市議が誕生したことで、日本全国に791ある市 -
47都道府県で愛される地元のメイブツ【神奈川県編】
2017/06/19 16:00明治27年、鎌倉に誕生した老舗和菓子店「豊島屋」。初代が考案した「鳩サブレー」のバターたっぷりのサックリ食感は人々の味覚にまさにドンズバ、関東一円で長年愛され続けてきた超ロングセラー。「つか、ほかにも豊島屋、イイのあるじゃん。本店でしか買えない“鳩これくしょん”と、駅前の扉店でしか売ってない“焼きたてパン”」とは、地元鎌倉住民の弁……知ってた?鳩サブレーと同じ鳩柄のクリップやセロテープ、ふせんをは