国内
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1300年邪気を払い続けてきた「四国の霊能者一族」の苦悩
2013/02/11 07:001300年以上昔から人の邪気を払い続けてきたという「四国の霊能者一族」の末裔、森保美さん(53)。地元の愛媛県松山市近辺では、スピリチュアルカウンセラー・シルヴァ真印(まいん)として、知る人ぞ知る存在だ。彼女のサロンは連日予約が殺到し、顧客は日本全国から、遠くはオーストラリアやヨーロッパなど海外からもやってくる。「最初に自分がほかの子と違うとわかったんは幼稚園のころ。私に見える人や人影が、ほかの子 -
アベノミクスで「値上がりする商品」「値上がりしない商品」
2013/02/11 07:00アベノミクスのインフレ政策は、今後上がることが予想される庶民のエンゲル係数をさらに押し上げ、家計を直撃していく――。経済ジャーナリストの荻原博子さんはこう語る。「小麦・大豆・とうもろこし由来の原料は軒並み価格が上昇します。アメリカの干ばつの影響もまだ続いているうえに、円安の影響で、輸入頼みの品目はさらに値上がりします。ただスーパーや量販店では買い控えを恐れ値上げに踏み切れない事情もあり、値上げする -
安さ魅力のプライベートブランド 次なる展開は「高付加価値」
2013/02/08 07:00食品から家庭用品、さらにはアルコールや衣料品まで、近年スーパーやコンビニで非常によく目にするようになったプライベートブランド(PB)商品。「ナショナルブランド(NB)」と呼ばれる大手メーカーの製品よりも安いのが最大の魅力だ。最近では価格だけでなく、品質の高さも選ばれる理由となっている。ファイナンシャルプランナーの石原敬子さんはこう言う。「『PBは質を落として安くしている』と誤解しがちですが、NB商 -
プライベートブランド新戦国時代「どこがいちばんお得」か検証
2013/02/08 07:00食品から家庭用品、さらにはアルコールや衣料品まで、近年スーパーやコンビニで非常によく目にするようになったプライベートブランド(PB)商品。「ナショナルブランド(NB)」と呼ばれる大手メーカーの製品よりも安いのが最大の魅力だ。最近では価格だけでなく、品質の高さも選ばれる理由となっているが、それではどこのPBを買うのがいちばんお得なのだろうか。そこで代表的なNBの商品とPBで扱われている商品の価格、内 -
大気汚染の中国「1缶70円の新鮮な空気の缶詰」バカ売れ
2013/02/06 07:00「わずか50メートル先がスモッグでかすんで見えないんですから、車に乗るのもかなり危険です。とはいえ、マスクで顔を覆わないと外を歩けませんから、車に乗らざるをえなくて……」(北京在住の日本人ビジネスマン)1月28日、中国・北京市内は不気味な霧に包まれていた。広大な天安門広場でも、毛沢東の肖像画が見えないほど。さらに翌29日には、北京市当局が外出をひかえるよう訴えるまでに、スモッグの影響は深刻化した。 -
推定死者65万人の中国大気汚染 危険微粒子が日本にも拡散
2013/02/06 07:00尖閣諸島問題で日中関係がいまなお揺れる一方で、中国で排出された、人体に深刻な影響を及ぼす”恐怖の有害物質”が、国境を越えて日本にやってきていた。世界保健機関(WHO)によれば、すでに6年前の’07年には中国で、実に65万6千人の人が大気汚染が原因で死亡したと推測されている。その汚染された大気のなかでも、特に危険視されているのが『PM2.5』という微粒子状の物質だ。兵庫医科大学の島正之教授によると、 -
スーツ代や経理への出しそびれ経費も…会社員の新節税法
2013/02/04 07:00今年も確定申告の時期がやってきた。会社員も確定申告をすれば払って税金が取り戻せる、といわれているがなかなか……。しかし、今年は特定支出控除で、会社員に有利な改正があったのだ。あまり知られていない、会社員の特定支出控除の改正について、税理士の菊池美菜さんに聞いた。「改正のポイントは、適用金額の拡大です。サラリーマンにとって経費に当たるのは給与所得控除といい、課税される所得額に応じて、一定額を控除され -
年収500万円で税金15万円増!?恐怖の「増税カレンダー」
2013/02/04 07:00「増税や社会保険の値上げで、これからますます、可処分所得は減り続ける傾向にあります」という経済ジャーナリストの荻原博子さん。今後3年間の”増税スケジュール”を教えてくれた。「1月から徴収がスタートした復興特別所得税に始まり、4月には医療保険の値上げも加入する組合によってはあるかも。さらに、毎年10月に値上げされる厚生年金保険料、そして来年、再来年と押し寄せるのが消費税の増税です」来年、2014年4 -
脳性まひの娘と生きた50年「可愛くてたまらない」と母
2013/02/01 07:00妊娠中から出生後までに起こった脳の損傷により、5歳までにその後遺症として手足や体に運動障がいなどが発言する。それを総称して、脳性まひ症候群という。岡山県の「旭川児童院」で暮らす佐藤直美さんは、2歳で脳性まひと診断された。長く生きられないことも多いという脳性まひの患者。だが、それから約半生紀。直美さんは今年で52歳になる。母親の恵美子さん(73)によると、直美さんは1歳の村祭りの日にひきつけを起こし -
75歳の芥川賞受賞作家・黒田夏子さんが「結婚しない理由」
2013/02/01 07:00第148回の芥川賞を、短編『abさんご』で受賞した黒川夏子さん(75)。昭和12年3月23日、東京・赤坂に生まれた黒川さんは、史上最年長の受賞者だ。「幸いにして健康ですので、後期高齢者ですが(笑)、体の衰えに対して焦りはありませんね。夜は早くても24時の就寝。6時間くらい寝て起きます。私は、筆がだんだん乗ってくるタイプなので、食事を含めて朝の雑用をすませたら、そこから執筆に入っていきたいんです」( -
アルジェリアで犠牲の内藤さん「変わり果てた姿は……」と父
2013/01/31 07:00アルジェリア人質殺事害件で失われた日本人10人の命。1月25日早朝、生存者7人と犠牲者9人の遺体を乗せた政府専用機が羽田空港に到着した。その後、空港内の施設で遺族は遺体と対面。家族の無事を祈っていた遺族たちの「家族再会」は慟哭の現場となった。犠牲となった派遣会社社員・内藤文司郎さん(44)の父、傳八さん(81)は愛知県豊橋市の実家にひとり残っていた。羽田空港での息子との対面を拒否した傳八さんは、そ -
アルジェリア人質事件遺族に現地情報が伝えられない理由
2013/01/31 07:001月16日に発生した、アルジェリア人質殺害事件。プラント建設会社『日揮』の社員や関連会社職員が人質となり、日本人は17人中10人が犠牲となる結果に。25日早朝、生存者7人と犠牲者9人の遺体を乗せた政府専用機が羽田に到着したが、遺族たちには慟哭の「家族再会」となった。今回、事件の発生が報道されたあと、家族の無事を祈り続けた遺族たちには、日揮からも日本政府からも詳細を伝えられず、錯綜する情報に振り回さ -
アルジェリア事件「自衛隊特殊部隊なら人質を救えた」の声
2013/01/31 07:00日本人人質17人のうち10人が犠牲に。早急な突入が最悪の結果を生んだアルジェリアテロ事件。「日本が自らの手で人質救出に向かっていれば結果は違った」というのは、軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏だ。「アルジェリア人民国軍のT72戦車が見えた瞬間に、人質を救出する気はないな、と思いました。自衛隊の特殊部隊が作戦を遂行していれば、犠牲者数を3分の1にできたと思います」陸上自衛隊は’07年、国内外を問わ -
六本木襲撃事件の首謀者 フィリピンで発見”潜伏生活の痕跡”
2013/01/30 07:00常夏の国・フィリピン。この地に、昨年の六本木襲撃事件の首謀者・見立真一容疑者(33)はいる。昨年9月に六本木のクラブ「フラワー」で起きた飲食店経営者の藤本亮介さん(当時31)撲殺事件にかかわった疑いで逮捕された容疑者は18人。残るは“首謀者”とされる見立容疑者だけとなった。事件直後の9月9日に中国経由でフィリピンに入国した見立容疑者は、5日後には韓国へ出国。そして11月2日にインドネシアからフィリ -
8割が自宅で家族に看取られる”笑いながら死ねる島”与論島
2013/01/29 07:00鹿児島市の南590キロ、奄美群島最南端の与論島は、”東洋の真珠”と形容されるほど美しい島だ。東西5キロ、南北4キロ。車で40分もあれば一周できてしまうほどの小さな土地に、5千400人が暮らす。与論では、ほとんどの人が自宅で最後を迎える。「おばあちゃんが危ない」そんな連絡が入ると、仕事や学業のために島を離れた家族や親類は、どれほど遠方に暮らしていても故郷に駆けつける。家族が安らかな気持ちで旅立てるよ -
終戦68年…遺族の元に帰れぬ「日章旗」海外で処分の危機に
2013/01/29 07:00太平洋戦争中、出征する兵士たちの無事を祈って寄せ書きされた日章旗。兵士たちは父母やきょうだいたちの思いが込められた旗を、肌身離さず持って戦場に赴いたのだが……。終戦から68年たち、日本へ帰れない日の丸が海外で次々に処分されているという。アメリカ人の歴史家、レックス・ジークさん(59)は言う。「勝った連合国側の兵士たちは、戦場で記念品になるものを探しました。彼らにいちばん人気だったのが”寄せ書きされ -
101歳の詩人・柴田トヨさん死去長男が語った「最期の詩」
2013/01/29 07:00「『健ちゃん、もし私が逝ったときには涙を流す葬式じゃなくて楽しい葬式にしてちょうだいね。あんたは話が上手だから、葬式でも面白い話をして笑いをとってね』母は昨年、そう僕に話しました。ユーモアがあって優しい母らしいなって思いました」本誌にそう語るのは、1月20日未明、老衰のため他界した柴田トヨさんの長男・健一さん(67)。トヨさんは調理師の夫と死別後、90歳を過ぎてから、健一さんの勧めで詩作を始め98 -
入学時の大出費をすぐカバーする「学費駆け込み寺リスト」
2013/01/25 07:00入学時の大出費をすぐカバーする「学費駆け込み寺リスト」「受験シーズン到来で、受験生の子を持つお母さんたちはいま正念場を迎えていることでしょう。けれど大変なのは、受験だけではありません。合格の知らせを聞いた途端に、入学金と授業料を納めなくてはならないのですから、教育費の負担が家計にズシリと重くのしかかってきます」そう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。給与カットや相次ぐ増税で、学費の支払いが苦 -
会社員だって確定申告「意外と知らない税金の取り戻し方」
2013/01/23 07:00会社員だって確定申告「意外と知らない税金の取り戻し方」会社員でも自分で確定申告すれば、税金を取り戻せるチャンスがあるという。控除は税金を取り戻す基本中の基本。会社の年末調整ですむものもあれば、自分で確定申告しなければならないものもある。そのなかでも、特に見逃しがちな控除を税理士の石渡晃子さんに紹介してもらった。【扶養控除】「この控除は奥さんだけでなく、同居していないご両親なども控除の対象になります -
日本初の卵子バンク設立までにあった“患者たちの苦悩”
2013/01/23 07:001月14日、NPO法人『OD-NET』が無償で卵子を提供してくれる女性を募ると発表した。無月経などの症状が出るターナー症候群や早発閉経など、“卵巣機能不全が原因で子どもができにくい”40歳未満の女性患者のために呼びかけたもので、日本で初めての試みとなる。これまで日本では、卵子提供の道は事実上閉ざされてきた。法整備もされていないだけでなく、産婦人科学会では夫婦間のみ体外受精を認め、第三者からの卵子提 -
元CA合コンアナリスト語る壮絶過去「生活苦で母は宗教に」
2013/01/21 07:00元CA合コンアナリスト語る壮絶過去「生活苦で母は宗教に」「合コンアナリスト」「婚活アナリスト」なる聞き慣れない肩書で、雑誌やバラエティ番組で活躍中の松尾知枝さん(32)。著書も多く、結婚相談や合コンのセッティングを請け負う会社を運営する起業家でもある。知枝さんの生い立ちは、まさに少女漫画的立身出世ストーリーだ。記憶にあるのは、築年数がものすごく古い、壁をひっかくとボロボロ崩れる6畳一間で風呂なしの -
100万円当選キャンペーンも…意外とスゴイ信用金庫預金
2013/01/18 07:00「この1月から、給与の所得税額の2.1%が復興特別所得税として徴収されます。今後、電気代も食費も上がることを考えると、庶民は赤字を出さずに暮らすだけで精いっぱいかもしれません」そう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。アベノミクス相場といわれ上がっている株価。そこで、お金を殖やそうと株の購入を考えている人もいるのではないだろうか。しかし、もし購入するなら、十分な余裕資金がなければ危険だと荻原さ -
千野アナの悲劇から「駐車場事故防ぐ4カ条」
2013/01/16 07:00千野志麻アナ(35)が静岡県沼津市の駐車場で起こした自動車死亡事故。「車好きで知識も豊富。事故の知らせを聞いて、残念に思います」と語るのは、雑誌の車特集で千野アナを取材したことのある、モータージャーナリストの佐藤篤司さん。佐藤さんによれば、駐車場は公道ではないため、気が緩みがちで「道路よりも危険地帯といえる」面があるという。そこで、駐車場内で事故を起こさないためには、どこに気をつければよいのか。ポ -
日本初の出生前診断専門医が語る現実「8割母が中絶選ぶ」
2013/01/11 07:00通常、妊娠して産科医にかかると、妊婦は誰もが超音波検査や心音検査を受ける。主に胎児の発育状態や胎盤、羊水量などを診るためで、いわば一般健診。一般健診で異常が発見されたり、高齢出産などリスクが高いと思われる妊婦は、クアトロマーカー(母体血清)テストや羊水検査や絨毛検査などを受ける場合がある。こうした胎児がおなかにいる状態で遺伝病や染色体異常などを調べる検査を『出生前診断』という。この出生前診断を専門 -
佐藤優が語る日本を取り巻く3つの国際問題
2013/01/10 07:00’13年、日本と諸外国の関係はどう動いて行くのか?元外務省主任分析官で、外交評論家・作家として活躍する佐藤優さんが3つの争点を語ってくれた。「1つめの大きな問題となるのは、慰安婦問題です。第一次安倍政権のとき、米国の下院がこの問題に対し『日本は正式に謝罪するべき』と採決した。これは史上初のこと。この問題に決着をつけることが、日米関係にとって重要なカギとなります」日本政府はこの問題について、広い意味