テニスAIGジャパン・オープン第4日が2日、東京・有明コロシアムで行われ、日本テニス界の新星で、世界ランキング84位の錦織圭(18)の快進撃が止まった。この日は男子シングル3回戦が行われ、同13位のリシャール・ガスケ(22)相手に1―6、2―6で完敗した。対戦したガスケは昨年の準優勝者で、天才的なラケットさばきで知られる。錦織は「すごい選手と知っていたし、尊敬しすぎていた」とコメント。試合直後の場内インタビューでは1万3536人の観衆に向け「来年は優勝に向けて頑張りたい」と宣言した。記者会見では「勢いで言ってしまった」と照れ笑いを浮かべたが、この1年間、次々と日本男子テニスの歴史を塗り替えてきた錦織には今後も期待できる。
(撮影・桑原靖)

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