27日、東京・新橋のヤクルトホールで映画『NECK』(8月21日より全国公開)の完成披露試写会が行われ、女優の相武紗季(24)、俳優の溝端淳平(20)、白川士監督()が出席した。同作は、独自の研究でお化けを作り出そうとしている大学院生の杉奈(相武)が開発した、恐怖の妄想が現実になるという謎の木箱“ネックマシーン”の存在をきっかけに、後輩の友和(溝端)やホラー作家の越前魔太郎(平岡祐太=25)、魔太郎の担当編集者・英子(栗山千明=25)を巻き込んで、恐怖の世界に足を踏み入れるという青春ホラー。相武はテンションの高い大学院生という役どころに「私自身はテンションが高いほうではないので、現場では“上げよう上げよう”として頑張りました。そしたら、監督からは『落ち着きがないな』と言われちゃいましたけど(笑)」と役作りでの苦労を振り返った。キャスト陣で一番年下だった溝端は「“お兄さん”の平岡祐太さんや“お姉さん”の相武さんには、甘えっぱなしでした」と話した。同作の“胸キュンホラー”というキャッチフレーズにちなんで、「撮影中に胸キュンしたことは?」と聞かれると、溝端は「撮影後に1分ぐらいで着替えてさっぱり帰る相武さんの姿が、男らしくてキュンキュンしました」と惚れぼれしていた。(撮影:江口明裕)